上田唯 元祖麻雀界のアイドル、麗しのキャッツアイ!
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上田唯 元祖麻雀界のアイドル、麗しのキャッツアイ!

上田唯(うえだ ゆい)プロは、日本プロ麻雀協会に所属する人気女流雀士です。長いキャリアを持ち、秋元康氏のプロデュースでCDデビューしたこともある、元祖麻雀アイドルなのです。女流雀士が今よりも少ない存在だった時代から、美しすぎる美人雀士として活躍してきた、女流プロ、上田唯についてご紹介します。

目次

 


1.上田唯について

上田唯(うえだ ゆい)プロは日本プロ麻雀協会に所属する、人気女流プロです。

プロフィール

  • 生年月日:1985年1月11日
  • 出身地:愛媛県
  • 血液型:O型
  • 趣味:料理、お酒
  • 所属:日本プロ麻雀協会

上田唯プロは2006年に日本プロ麻雀協会に入会、第5期後期生です。

上田唯プロが所属する日本プロ麻雀協会は2001年に設立され、現在6つある麻雀プロ団体の中でも二番目に新しい団体であり、女流雀士が多く所属している団体です。当サイト、麻雀豆腐ではこれまで多くの日本プロ麻雀協会所属の人気女流雀士を紹介してきました。

  • 大崎初音プロ(リーチを愛する卓上のひまわり):第8期前期入会
  • 水城恵利プロ(雀姫):第9期前期入会
  • 松嶋桃プロ(京大式小型肉食獣):第9期後期入会
  • 水瀬千尋(小悪魔シンデレラ):第10期前期入会
  • 水口美香(氷の微笑):第10期前期入会

といった、日本プロ麻雀協会を代表する女流雀士たちよりも、上田唯プロははるかに先輩なのです。上田唯プロは現在活躍している女流プロたちと年齢は大きく離れていないですが、麻雀プロ歴は長く、麻雀界の元祖アイドルとして長年活躍してきたのです。

現在では、一昔前と比べて女流雀士は非常に多くなりました。そういった女流雀士たちの活躍により、麻雀のイメージは従来のものよりも格段に良いイメージになったと思います。女流雀士というジャンルが一般的になる前から活躍しているプロの一人、それが上田唯プロなのです。

キャッチフレーズは「麗しのキャッツアイ」です。日本プロ麻雀協会が協力しているオンライン麻雀ゲーム「MJ」の上田唯プロの紹介ページには、「可憐な容姿と華麗な打ち筋で同卓者を魅了する」というのが、キャッチフレーズの由来とされています。

また、自宅で猫を買っている愛猫家であり、猫のようなキュートな目(あくまでも筆者の主観です!)も「麗しのキャッツアイ」というキャッチフレーズに影響しているのではないでしょうか?

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人物・性格

麗しのキャッツアイ・上田唯プロは、猫好きで、ブログを見ると自宅に「りっち」と「だま」という、2匹の猫を飼っているようです。上田唯プロのブログには、頻繁に二匹の猫が登場します。どことなく、麻雀を連想させる名前ですね。

そして、お酒も好きなようで、特にビールが好きなようです。

「にゃあプロ」というあだ名を持つ猫好きで、お酒好きでビール党の女流麻雀プロ・茅森早香(かやもり さやか)プロとは、好きなものが同じなことが影響しているかわかりませんが、仲が良いみたいです。

お酒が好きな上田唯プロですが、料理を食べるのも作るのも好きで、ブログでも最近食べた美味しい料理の写真や、自分で作った料理の写真もよくアップしています。ちょっとお酒を飲みながら自分でつまみを作ったりするそうです。

日本プロ麻雀協会の公式女流プロファンクラブClubNPMのサイトに掲載されている、上田唯プロへの30の質問というページを見ると、麻雀を始めたきっかけは、雀荘でアルバイトを始めたのがきっかけで、そこで麻雀を覚えていったそうです。麻雀が好きで雀荘で働いたわけでなく、雀荘で働いていて麻雀にはまっていったんですね。日本プロ麻雀協会公式ファンクラブClubNPM

好きな牌は、索子の2。理由は触り心地が良いから、とのことです。←の触り心地、確かに悪くはない気もします。

そして、好きな役はリーチで、裏ドラを見たいからといった理由です。団体によっては、一発、裏ドラを採用していない団体もありますが、日本プロ麻雀協会は、一発、裏ドラを採用している団体なので、協会所属のプロらしい回答です。そういったところに、所属団体の特色が少しだけ見えるような気もします。個人的には、裏ドラを見たくて、リーチをかけるその気持ち、すっごくわかります。やっぱり裏ドラには期待しますよね。

好きな麻雀漫画は片山まさゆき先生作の「打姫オバカミーコ」で、理想の雀士を主人公「ミーコ」の名前を挙げることもあるぐらいです。そんなオバカミーコ大ファンの上田唯プロですが、最終巻の表紙の見返し部分に、上田唯プロの写真と片山まさゆき先生との会話が載っています。見返し部分に写真が載るのが夢だったと片山先生に話したところ、じゃあ最終巻に出る?という話になり、0.1秒でやります!と即答したそうです。(2011年1月22日ブログ「おばかミーコ。」より抜粋)

他団体の日本プロ麻雀連盟所属である人気女流雀士・宮内こずえプロとは、同じ中学校出身だそうです。なんだかすごい偶然ですね。

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ブログ・ツイッター

上田唯プロはブログ、ツイッターともに頻繁に更新しています。上田唯プロの最新情報はご本人のブログ、ツイッターをチェックするのがオススメです。

ブログ→上田唯の気まぐれ日記
ツイッター→上田唯 (@uedayui0111) | Twitter


2.麻雀プロとしての実績

  • 第6期夕刊フジ杯麻雀女王団体戦優勝
  • 第6期 女流雀王戦2位
  • ウェスタンチャンピオンシップ2009 2位

麻雀プロとして10年近くのキャリアがある上田唯プロは、雀士としての実力も定評がありますが、大きなタイトルの獲得は、夕刊フジ杯の団体戦での優勝のみとなっています。夕刊フジ杯は、その名の通り夕刊フジ主催の大会で、団体の垣根を越え、多くの女流プロが参加する大会です。個人戦と団体戦の2種類あり、団体戦は雀荘を代表して戦います。上田唯プロは日本プロ麻雀協会の後輩、松嶋桃プロとマーチャオ代表として参戦、見事優勝を飾りました。

日本プロ麻雀協会の女流リーグ「女流雀王戦」では、デビューして2年目の年に決勝戦まで進出し、惜しくも2位という結果に終わりました。新人ながら大健闘という結果ですが、それ以降、女流雀王獲得のチャンスは遠のいています。2015年現在、A、B、Cとランク分けされている中で、上田唯プロはAリーグに所属しています。雀歴、プロ歴は他のプロより優っており、経験は他のプロよりも優っているので、初の個人タイトルを獲得してほしいところです。

上田唯プロは、主にマーチャオ系列の雀荘でゲスト勤務しています。上田唯プロと一緒に打ちたい方は、是非雀荘に足を運んでみてください。

女流雀士ユニット『雀(すずめ)』

上田唯プロは、2008年に、あの、おニャン子クラブやAKB48をプロデュースしたことで有名な、秋元康氏のプロデュースで、4人組女流雀士ユニット『雀(すずめ)』のメンバーとしてCDデビューしましたことがありました。

秋元康氏が麻雀好きで知られていて、フジテレビ系列で放送される麻雀番組「THEわれめDEポン」でも過去四度優勝した実力を持ちます。

『雀』は、日本プロ麻雀連盟所属(当時はフリー)の手塚紗掬(てづか さきく)プロ、上田唯プロと同じ団体に所属する日本プロ麻雀協会所属の成瀬朱美(なるせ あけみ)プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会所属の桜庭史恵(さくらば ふみえ)プロ、そして上田唯プロの美人すぎる女流雀士4人でデビューした、史上初で唯一の麻雀アイドルユニットだったのです。

デビュー曲のタイトルは『鶯谷チョンボ』といって、OLの不倫を匂わせる大人の恋愛といったストーリーに麻雀用語を散りばめた、ちょっと古めかしい歌謡曲のような歌です。そして、カップリングには、AKB48のデビュー曲『会いたかった』のカバーが収録されています。

youtubeで『鶯谷チョンボ』の貴重なPVを見ることが出来ます↓

秋元康プロデュースグループ全てが、AKB48やおニャン子クラブのような、超人気グループになるわけでなく、「雀」は大ヒットという感じではありませんでした。「鶯谷チョンボ」以降、CDの発売はありません。

しかし、アイドル戦国時代であり、女流雀士戦国時代でもある、2015年現在でしたら、こういったグループも考えられる気もしますが、2008年にこういったコンセプトの女性グループというのは斬新だったのではないでしょうか。

麻雀漫画の巨匠・片山まさゆき先生の代表作「打姫オバカミーコ」の中で、主人公のプロ雀士・ミーコが、三人組ユニット歌手「満面摸(マンメンモー)」の一員としてデビューするエピソードがありますが、おそらく、「雀」をモチーフにしているのではないでしょうか。

麻雀プロは「プロの競技麻雀の選手」といった側面はもちろん大前提としてありますが、そういった点と同じぐらいに、「麻雀のイメージ向上と普及」といったエンターテイメント的な役割もあるはずです。「雀」のメンバーとしてCDデビューしたことは、麻雀プロとして大きな意義のある活動ですし、まさに元祖麻雀界のアイドルというにふさわしい、大きな実績だと思います。


3.上田唯動画特集

youtubeで見ることが出来る上田唯プロの動画を紹介します。

上田唯プロのインタビュー

麻雀オフ会「麻雀ルールスターズ」による、上田唯プロの自己紹介的なインタビュー映像です。

姫ロン杯 第1回 麻雀カボ オーロラカップ

テレビ対局の「麻雀カポ オーロラカップ」に出場し、最高位日本プロ麻雀協会所属で、『だめんず・うぉ〜か〜』に登場する「ヨーコ会長」のモデルになった渡辺洋香プロと同卓です。

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スリアロ将棋部

上田唯プロは、ニコニコ動画内のチャンネル「麻雀スリアロチャンネル」で生放送されている、将棋番組「スリアロ将棋部」にアシスタントとして、最高位戦日本プロ麻雀協会所属の樋口清香プロと一緒に出演し、番組に華を添えています。将棋好きの鈴木たろうプロもよく出演しています。ちなみに、相方の樋口清香プロは将棋好きですが、上田唯プロは将棋はできないそうです・・・。(*番組が始まった時はツイッターでそうつぶやいていました。)

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マーチャオCUP

雀荘グループのマーチャオ主催のテレビ対局の大会です。芸能人、ネット雀士、男性プロ、女流プロを代表した雀士が出場。少し古い映像ですが、上田唯プロはこの時が初のテレビ対局だったそうです。俳優の坂上忍氏やスーパーデジタル・小林剛プロと対局します。

予選1/2

予選2/2

決勝戦1/2

決勝戦2/2

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MOMO’sキッチン

ニコニコ動画の「麻雀スリアロチャンネル」で生放送される、松嶋桃プロが料理に挑戦する人気番組「MOMO’sキッチン」に、上田唯プロが出演した時の回がyoutubeで見ることが出来ます。料理のできるゲスト、といった感じで上田唯プロがリゾットに挑戦。

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4.まとめ

上田唯プロは、秋元康プロデュースでCDデビューもしたことがある元祖麻雀界のアイドルと言っても過言ではない存在でしょう。最近では、女流プロは当たり前の存在ですが、麻雀の女性層が増えてきたのも、上田唯プロのような女流プロの活躍があってこそだと思います。そんじゅそこらの女流プロよりも、長いキャリアを誇る上田唯プロです。ここらで女流雀王のようなビックタイトルを獲得することを期待して、これからも応援していきたいです。

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