小林剛 スーパーデジタルな麻雀サイボーグについて
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小林剛 スーパーデジタルな麻雀サイボーグについて

小林剛プロは、スーパーデジタルの異名を持つ実力派麻雀プロです。井出洋介プロが設立した、健康麻雀を推奨する団体、麻将連合-μ-(まーじゃんれんごう みゅー)に所属し、同団体の最高峰タイトルである「将王(しょうおう)」を最多三度獲得したことのある、スーパーデジタルの名に恥じない実績を持つ、スーパー雀士なのです。コバゴーの愛称でファンから愛されている、トッププロ小林剛プロについてご紹介します。

目次

 


1.小林剛について

小林剛(こばやし ごう)プロは、麻将連合-μ-に所属し、「スーパーデジタル」のキャッチフレーズを持つ、デジタル派の代表格であり、麻雀界を代表する、実力派雀士です。

プロフィール

  • 生年月日:1976年2月12日
  • 出身地:東京都八王子市
  • 血液型:AB型
  • 趣味:カラオケ、卓内掃除
  • 所属:麻将連合-μ-

小林剛プロは「スーパーデジタル」というキャッチフレーズで知られ、デジタル派の代表格として有名です。局と局の間に因果関係はなく、麻雀における「流れ」を否定し、アガるための効率を重視する雀風です。従来の流れや運を重視した戦略を否定しし、効率を重視する「デジタル」派の雀士の代表格であるため、スーパーデジタルというキャッチフレーズで呼ばれています。

「スーパーデジタル」のほかに、「麻雀サイボーグ」というキャッチフレーズもあり、最強の雀士は誰だと名前をあげると、必ず出てくる人物なのです。

所属団体の麻将連合‐μ‐の最高峰タイトル「将王」を最多優勝回数である3度獲得しています。また、オンライン麻雀ゲーム「天鳳」を使って、強豪麻雀プロと凄腕天鳳ユーザーが参加するリーグ戦「天鳳名人戦」で2度優勝しており、リアルでもオンラインでも強く、麻雀サイボーグと呼ばれるのも納得な実績を持っています。

今から約10年前、麻雀雑誌上で小林剛プロ、鈴木たろうプロ、村上淳プロの三人で「オカルトバスターズ」というユニットが結成されました。鈴木たろうプロは日本プロ麻雀協会に所属し、協会の最高峰タイトル「雀王」を三連覇を含む通算4度獲得し、村上淳プロは最高位戦日本プロ麻雀協会に所属し、最高位戦の最高峰タイトル「最高位」を2度獲得しており、今となっては、三人とも麻雀界を代表する凄腕雀士ですが、当時は実績少ない若手プロ、その三人が「オカルトバスターズ」として麻雀の世界で太古の昔から語り継がれている「流れ」を真っ向から否定する活動をしていました。

今となっては、「流れ論」を否定する「デジタル論」という考えが普及していますが、小林剛プロはデジタルという言葉が生まれるか生まれないかという時代から、オカルト的な流れを否定し、新たなタイプの麻雀プロとして活躍している、スーパーデジタルの名にふさわしい経歴を持ったプロなのです。

*麻将連合‐μ‐(マージャンレンゴウ ミュー)とは?

1997年に井出洋介プロが設立した麻雀プロ団体。
金銭を賭けない、ギャンブルとしてでない麻雀の普及を設立の理念に結成された団体で、ギャンブルではない麻雀という意味合いで、中国麻雀と同じ漢字を使った「麻将(マージャン)」という言葉を使っています。
設立した当時は日本プロ麻雀連盟と最高位戦日本プロ麻雀協会、101競技連盟という3つの団体だった麻雀団体が、麻将連合‐μ‐の設立後、2001年に日本プロ麻雀協会、2007年にRMUという新団体が作られていき、麻雀団体が増えていくきっかけにもなりました。

スーパーデジタルの麻雀経歴

小林剛プロは現在は麻将連合‐μ‐に所属していますが、以前は最高位戦日本プロ麻雀協会に所属していました。1996年に最高位戦日本プロ麻雀協会に入会し、プロの扉を開きました。

しかし翌年の1997年に、最高位戦日本プロ麻雀協会の代表をつとめていた井出洋介(いで ようすけ)プロが脱退し、新団体である麻将連合‐μ‐を設立しました。そして、小林剛プロも井出洋介プロについていくように最高位戦を脱退し、麻将連合‐μ‐へと移籍しました。

最高位戦日本プロ麻雀協会へ入会したときは、小林剛プロはまだ大学生で二十歳の時でした。「リーグ戦で戦ってみたい」といった想いがあり、プロの世界へ入ったそうです。

麻将連合‐μ‐のプロ制度は他団体と比べるとハードルが高く、多くの他団体がプロテストに合格した時点でプロとして認められるのに対して、麻将連合は入会テストにあたる「ツアー試験」に合格することによって、ツアー選手として認められます。そこで、麻将連合所属の雀士になりますが、プロとしては認められません。ツアー選手として活動し、一定の要件を満たすと、認定プロとして認められ、初めて麻将連合‐μ‐の認定する麻雀プロとして名乗ることが出来るのです。

2007年に設立された新団体RMUも麻将連合‐μ‐のシステムを参考に、簡単にプロに名乗ることができない二段方式のシステムをとっています。

そして、小林剛プロは2003年に認定プロとなりました。

認定プロとなった2003年には、竹書房が主催している若手プロを対象に面接、学科、実戦を行い、麻雀の実力と知識を元に与えられる賞である「野口賞」を受賞し、麻雀プロとして大きな飛躍となる一年になりました。

この時期に小林剛プロは、現在は廃刊となってしまった「月間プロ麻雀」誌上で、鈴木たろうプロと村上淳プロと共に「オカルトバスターズ」を結成しました。当時はまだ実績少ない若手プロだった小林剛プロは、流れ論者、オカルト論者の大先輩たちを相手に、今までの麻雀論とは180度違う、「デジタル」的な流れを一切否定した確率重視の麻雀を主張していたのです。

2005年に、麻将連合‐μ‐のリーグ戦「μリーグ」で優勝し、最高峰のタイトルである「将王」を獲得します。そして、2009年、2011年にも優勝し、過去三度将王を獲得しました。将王を三度獲得したのは2015年現在、小林剛プロのみで過去最多獲得者であり、名実ともに麻将連合を代表するトッププロとなりました。

所属団体以外でも、大手オンライン麻雀ゲーム「天鳳」のトッププレイヤーと麻雀プロのトッププレイヤーが参加する、「天鳳名人戦」の2011年に行われた第一期大会、2012年に行われた第二期大会で二年連続の優勝、まさにキャッチフレーズ通りのスーパーデジタル、麻雀サイボーグにふさわしい大活躍をしており、麻雀界を代表する最強雀士の一人として知られています。

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人物・性格

好きな牌は?-「そんなものはない」
(著書「デジタル麻雀の達人」の小林剛プロのプロフィールより)

小林剛プロが「麻雀サイボーグ」と呼ばれる所以の一つとして、卓上では一切の感情を見せずに、常に冷静沈着でアガったり振り込んだりしても一喜一憂しないスタイルがあるのだと思います。好きな牌はと聞かれても、そんなものはないと答えるところも、麻雀に余計な感情を関与させない小林剛プロの姿勢が感じられるようです。

小林剛プロは、基本的に一人称は「私」という言葉を使い、丁寧語で話し、礼儀正しいコメントで、真面目そうな雰囲気を持っている印象があります。卓掃が得意らしいです。なんだかそれも小林剛プロらしい。

スーパーデジタルというキャッチフレーズで知られていますが、「デジタル」という曖昧な麻雀用語を使いたくないから、といった理由で、自らスーパーデジタルという言葉を使わないそうです。

最近では「コバゴー」の愛称でファンから親しまれており、ニコニコ動画の麻雀スリアロチャンネルで生放送される番組にも頻繁に出演し、対局番組だけでなく、バラエティ番組にもよく出演しています。有名プロがあまり多くない麻将連合-μ-の中でも、井出洋介プロを除けば圧倒的な知名度と人気を持っているプロです。

ニコニコ動画の麻雀スリアロチャンネルで放送された番組によると、小林剛プロは麻雀の練習は全くしないそうです。濃い実戦をたくさんこなしているのが、その強さの秘訣ではないかと、ご本人は語ります。

ブログ・ツイッター

小林剛プロは、ブログ、ツイッターのアカウントを持っていて、自分の出場した対局についての解説や、リーグ戦の状況などをブログやツイッターから知ることができます。

ブログ→こばごうのコレ切ってアレ食って
ツイッター→小林剛(@supatechi)さん | Twitter

そして755アプリでもアカウントを持っています。コバゴーファンの方は、麻雀についてや、プライベートについて、本人に話しかけてみてはいかがでしょうか?
小林剛のトーク|新世代トークアプリ755(ナナゴーゴー)


2.麻雀プロとしての実績

「スーパーデジタル」や「麻雀サイボーグ」と呼ばれる、最強の雀士、小林剛プロの麻雀プロとしての実績を紹介します。

獲得タイトル

  • 第3期、第7期、第9期 将王
    (2005年、2009年、2011年、麻将連合-μ-のリーグ戦「μリーグ」で優勝)
  • 第1期、第2期 天鳳名人戦
    (2011年、2012年、オンライン麻雀ゲーム「天鳳」でトップ天鳳ユーザーと麻雀プロが参加するリーグ戦)
  • 第3回野口恭一郎賞
    (2003年、面接、学科、実戦を行い、麻雀の実力と知識を元に与えられる賞)
  • 麻雀最強戦2014新鋭代表決定戦
    (各団体の新鋭若手プロが参加し、麻雀最強戦ファイナルへの出場をかけて戦うトーナメント戦)

将王を最多獲得しており、麻将連合-μ-所属プロの中では最強といっても過言ではないでしょう。知名度は高くない団体ですが、簡単にプロになることができない、レベルの高い団体である麻将連合-μ-の中でトップクラスの雀力を持っています。

また、天鳳名人戦を二年連続で優勝した実績もあり、オンラインでもリアルでも、小林剛プロのスーパーデジタルぶりを披露しているのです。

スーパーデジタルとは?

まず、デジタル論というのは、従来の流れやツキ、その時の状態、といった、従来の麻雀戦略の主流だった考えを「オカルト的」と否定し、局と局との間に関係性はなく、麻雀牌はランダムに卓上で積まれているものなので、流れやツキは読むことができない、といった思想のことをいいます。

局と局の間は関係性があり、時計の秒針が連続して回るアナログ時計と従来の麻雀論を定義し、それに対して連続せずに切り替わっていく考え方を比喩的にデジタル時計に例えたことから、「デジタル」派といった言葉が生まれたと言われています。その言葉が登場したのは、小林剛プロの記憶では1990年頃に連載された麻雀漫画『勝負師の条件』だったと話しています。(「近代麻雀2015年7月1日 小林剛プロのコラムより」)

小林剛プロは麻雀を覚えたての頃から、麻雀に非科学的な因果関係を持ち込むことなく、偶然と確率のゲームであるというデジタル的な認識で、麻雀を楽しんでいたそうです。今から20年前ぐらいの時代は、そういった麻雀論は完全に少数派であり、異端児的雀士だったのです。

小林剛プロ、村上淳プロ、鈴木たろうプロといった方々が、最初にオカルト理論を否定する麻雀プロとして麻雀界に登場しました。その後、同じようにデジタル的な考えを持つ小倉孝プロが大活躍し、デジタルという言葉が普及し始め、オンライン麻雀で活躍をしていた渋川灘波プロがプロ入りし、デジタル派のフォロワーも数多く登場しました。

小林剛プロは、現在では一般的なアイディアとなった新たな麻雀論である「デジタル」という理論を生み出した存在の一人であるため、「スーパーデジタル」といつしか呼ばれるようになりました。しかし、小林剛プロは自ら進んで「デジタル」という言葉は使いません。なぜなら、デジタルという言葉の定義も曖昧なものになってしまったためだそうです。ですが、あくまでも「非科学的なオカルトを言わない」という立場は明確にしています。

オカルトバスターズについて

かつて、鈴木たろうプロ、村上淳プロ、そして小林剛プロの三人で結成された、アンチオカルトユニット「オカルトバスターズ」という集団がありました。略して「オカバス」なんていう愛称で呼ばれていました。

「オカルトバスターズ」は今は廃刊になってしまった、「月刊プロ麻雀」の誌上で結成されたユニットで、101競技連盟所属の山内啓介プロによって、三人は選ばれました。三人の共著『デジタル麻雀の達人』という本で、オカルトバスターズについてこういった説明がされています。

「麻雀という知的ゲームのあらゆる場面からオカルト的要素を徹底的に取り除き、正しい考え方・取り組み方をともに考え、伝えていきたい ― オカルトバスターズは、同じ方向の思想を持ち、それぞれが互いにその技術や力量を認め合う3人の実力派プロによって、この単純な動機でのみ結成された誌上ユニットである。」

今となっては麻雀界を代表するトッププロになった3人ですが、オカルトバスターズが結成されたのは今から数十年前、当時はまだ若手実力派プロ、といった3人でした。現在日本プロ麻雀協会所属の鈴木たろうプロは、当時は日本プロ麻雀棋士会所属で『麻雀最強戦』で優勝する前、村上淳プロは最高位戦Aリーガーになったばかり、小林剛プロはμツアー選手(麻将連合-μ-にはツアー選手の上に認定プロといった格付けがある)といったように、3人とも頭角をあらわしてきたばかりの若手プロだったのです。

当時は無名に近かった3人ですが、ベテランの先輩プロに意見をぶつけ、「流れ」のような都合の良い言葉で批判されたり、論理的じゃない理由で責められたりで、不快な思いをすることも多かったそうです。が、誌上でその鬱憤を晴らす場ができ、鈴木たろうプロ曰く、「麻雀界に蔓延るオカルトを叩きつぶしてやろうと、自分たちの主張を始めた。」そうです。

そうして、先輩プロたちの流れ論、オカルト理論をこき下ろし、オカルトバスターズは反オカルトを掲げ、麻雀界に新たな風を吹き込んだのです。

小林剛プロはデジタル雀士の代表格として知られていますが、今まで流れやツキといったことが戦術の主流だった麻雀界に、それまでの概念を否定し、局と局との関係性はない、という新たな思想を武器に麻雀界で頭角を表してきました。現在では、小林剛プロのデジタル的考えは一般的な麻雀論となり、多くのタイトル、輝かしい実績を残してきました。鈴木たろうプロ、村上淳プロも今では麻雀界を代表するトッププロとなり、オカルトバスターズのデジタル理論は、決して間違いではなかったということが証明されたのです。

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オカルトバスターズの麻雀本

  • 『デジタル麻雀の達人』2008年01月30日発売(鈴木たろうプロ、村上淳プロと共著)

この本は麻雀の戦略性を解説する本、といういわゆる戦術本というよりも、「麻雀というゲームの性質」を解説し、昔からある流れや運といったオカルト的考えを否定する、といった内容になっています。

桜井章一氏と小林剛プロ

まさに奇跡の対談とも呼べる企画が「近代麻雀2015年10月15日号」に掲載されました。

桜井章一(さくらい しょういち)氏は、スーパーデジタルという異名を持つ小林剛プロは、まさに対極な存在の雀士と言えるでしょう。現代的な麻雀論を持つ小林剛プロに対し、20年間無敗と呼ばれる伝説の裏プロと呼ばれ、流れやツキを読んで麻雀を打つ、従来の麻雀の象徴のような人物なのです。麻雀に対する考え方も、麻雀界における立ち位置も、全く異なる二人の対談が近代麻雀によって実現したのです。

桜井章一氏は、近代麻雀でコラムを連載しており、その関係で編集部から送られる雑誌についてくるDVDで、小林剛プロの麻雀を見ていて興味は持っていたようです。それもあって、この対談が成立したようです。

この対談の模様が収録されているDVDも雑誌についていて、桜井章一氏が結成した団体「雀鬼会」の本拠地である雀荘「牌の音」で行われた二人の対談は、独特の雰囲気と緊張感が漂っていて、文字だけではわからない面白さがあります。

桜井章一氏は、流れを重視した打ち方です。局と局の間には因果関係がはっきりとあり、その流れを読むことができる、前局、前々局の結果を参考に打牌選択をする、といった打ち方です。流れといった抽象的なものがわかるかどうか、それは他人にはわかりません。ご本人がそういっているからきっと読めるのです。二十年間無敗といった伝説があるぐらいの方です。弱かったらそんな伝説はできるわけがないです。

小林剛プロは、流れについてこの対談の中でこう表現しています。

「麻雀牌はすでに積み込まれているものなので、どんな偶然が起こるかわからない。なので、今の手牌で最善を選ぶ、前の局に何があったは考えない」

それに対し、桜井章一氏は、小林剛プロの対局を見ていて、こうやったら悪くなるだろうな、と思うと、その通り悪くなっていたと話します。

「麻雀はツモって切る動作を入れる、そこで動きはある。動くってことは流れてなきゃ動かない」

といった言葉を使って麻雀と流れの関係を表現しています。

小林剛プロは麻雀における流れ自体を否定することなく、読めるものではないから気にしない、といった立場です。桜井章一氏は、その普通の人ではわからない流れを知る研究をしてきた人物なのだと思います。二人の麻雀観は全く異なるもので、噛み合わないですが、お互いの麻雀論を否定することなく、しかし、変に肯定するわけでもなく、お互いの意見をぶつけあう実に有意義な対談でした。

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3.小林剛動画特集

youtubeで見ることができる小林剛プロの動画を紹介します。ニコニコ動画の麻雀スリアロチャンネルの番組で、過去に生放送された番組の一部がyoutubeで見ることが出来ます。人気プロである小林剛プロも麻雀スリアロチャンネルの番組によく出演していて、番組を見逃してしまった方や、麻雀スリアロチャンネルの存在を知らなかった方も、youtubeで見ることができます。

The萩原リーグ コーナー動画:小林剛

俳優であり、大の麻雀好きであり、プロにも劣らぬ実力を持つ萩原聖人氏がプロデュースする番組に、小林剛プロが出演。その時作られた小林剛プロの紹介動画です。少しだけ情熱大陸風で、カッコイイです。

マルジャン放送局第42回:小林剛プロ・村上淳プロ

オンライン麻雀ゲーム「マルジャン」を打ちながらプロが自分の打ち筋を解説するという番組。盟友・村上淳プロと共に出演しています。

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りんりんのお悩み相談室

日本プロ麻雀協会・三添りんプロ、RMU・安達瑠理華プロが視聴者の悩みを解決するという番組に、小林剛プロがゲスト出演した回です。

りんりんのお悩み相談室 大平亜季&小林剛プロ

最高位日本プロ麻雀協会所属で、女流の最高峰タイトル「女流雀王」を一年目にしていきなり獲得したすごいプロ、ズムの愛称で親しまれている大平亜季プロと共にゲスト出演した、スーパーデジタルのコバゴー。

前半

後半

MOMO’sキッチン第4話

日本プロ麻雀協会所属の女流雀士・松嶋桃プロの人気料理番組「MOMO’sキッチン」に麻雀ライター・福地誠氏と共にゲスト出演した回です。和食をテーマに麻雀界の料理の鉄人(?)松嶋桃プロが挑戦します。

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4.まとめ

スーパーデジタル、そして麻雀サイボーグと呼ばれ、卓上では感情を見せないけれど、卓を離れればどこか愛嬌のあるコバゴー。超実力派雀士でありながら、近年ではニコニコ動画や麻雀メディアの発展もあり、そのキャラクターも含め人気が出てきた麻雀プロです。麻将連合-μ-所属プロでは、最も知名度の高い雀士だと言えるでしょう(もちろん井出洋介プロを除く)。反オカルトを掲げ、数々の栄光を手にし、実績と現代の風潮を見れば小林剛プロの麻雀論が、決して間違っていなかったと証明されたと言っても過言ではありません。四度目の将王獲得や、未だ成し遂げていない「モンド杯」や「麻雀最強戦」といった注目度の高いテレビ対局での優勝といった、更なる活躍を期待しています。

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