水瀬千尋 関西を代表するかわいい実力派雀士
水瀬千尋(みなせ ちひろ)プロは日本プロ麻雀協会に所属する人気若手女流雀士です。関西出身で、第1回関西女流スプリントや第7期夕刊フジ杯麻雀女王決定で優勝したこともある、実績、人気を兼ね備えた、協会を代表する女流雀士です。妹の水瀬夏海プロも協会所属の麻雀プロで、次世代の麻雀界を背負って立つ、美人姉妹雀士のお姉さんなのです。
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1.水瀬千尋とは
水瀬千尋(みなせ ちひろ)プロは日本プロ麻雀協会所属の麻雀プロです。関西出身で、第1回関西女流スプリントを獲得し、現在は東京を拠点に活躍する、今、人気急上昇中の若手女流雀士なのです。
プロフィール
- 生年月日:1987年9月30日
- 出身地:京都府
- 血液型:B型
- 趣味:海外旅行、買い物
- 所属:日本プロ麻雀協会
一見、水瀬(みずせ)と読んでしまいそうな名前ですが、水瀬(みなせ)さんです。「みなせ ちひろ」プロです。うっかり「みずせ」と言ってしまわないように気をつけましょう。
水瀬千尋プロは2011年にプロデビューした、日本プロ麻雀協会の10期前期生です。キャッチフレーズはあまり定着していませんが、「小悪魔シンデレラ」というものがあります。
京都出身で、プロデビュー当時は関西を中心に活動していましたが、2013年頃に拠点を東京に移し麻雀プロとして活動しています。もちろん、現在でも地元関西に愛着は強く、関西の雀荘ゲストの仕事を頻繁に行っています。
日本プロ麻雀協会の10期前期生には、人気若手女流雀士・水口美香(みずぐち みか)プロや、自称関西の清純派・逢川恵夢(あいかわ めぐむ)プロがいて、水瀬千尋プロと同期になります。水口美香プロは「みずぐちむ」という愛称で知られていますが、水瀬千尋プロも「みなせちむ」と呼ばれることもあります。
また、同じ日本プロ麻雀協会所属の水城恵利(みずき えり)プロとも仲が良く、水水コンビとして「トークアプリ755」で共同のアカウントを持っていたり、「AQUA CUP」という大会を開催しています。
ちなみに、あまり知られていませんが水瀬千尋という名前は本名ではないそうです。そして、日本プロ麻雀協会の関西事務局長である一北寛人プロが名付け親だそうです。水瀬千尋プロのデビュー当時のブログにそういった記述がありました。
人物・性格
普段はメガネをかけていないですが、対局中などではメガネをかけていることもあるのが、キュートな水瀬千尋プロです。
ちょっとだけふっくらした(とてもいい意味で!)ルックスが特徴的で、男性ファンからの支持も高いです。筆者の個人的な好みですが、関西訛りの口調も可愛いです。
麻雀の打ち筋は攻撃的ですが、恋愛では完全な守り、とインタビューで答えています。高収入求人・仕事情報マガジン ドカント「File.007 水瀬千尋プロ 」
本人いわく「自分から人を好きになることがないんですよ。好きだと猛アピールされて、その気持ちに応える形の恋愛ばかりしてきているんです。(中略)私のことを大好きでいてくれることが大前提なんです。」と恋愛について話しています。ファン相手にも勝ちにこだわって本気で打ち、攻撃型の打ち手でもある水瀬千尋プロですが、プライベートではちょっと違うようですね。
そして、尊敬する人は「マザーテレサ」で、「全ての人に愛を持って接する」が信条だと、セガの麻雀アーケードゲーム「MJ」の公式ホームページの水瀬千尋プロのプロフィールには書かれています。お会いしたことはないですが、優しい人なんだろうな・・・、なんて思います。ちなみに、日本プロ麻雀協会のファンクラブイベントで、「結婚したい女流プロ1位」に輝いたことがあります。そして「腹黒そうな女流プロ1位」にもなりました。なんとなく、わからなくもない気がします、その感じ。
ファンを大切にすることを心掛けていて、ツイッターのリプはなるべく返すようにしたり、お客さんの誕生日を覚えておいて、来てくれたらお祝いしたりといった事をするようにしているそうです。やりすぎかと思うこともあったそうですが、尊敬する宮内こずえプロもファンを大切にしていると聞いてからは続けるようにしているそうです。この話は「仕事情報マガジン ドカント」でのインタビューで目にしたもので、他団体の宮内こずえプロを尊敬しているという話は意外に思えましたが、大会やイベントの企画やファンサービスといった面では、女流雀士の中でも第一人者といってもいい活躍をしているのが宮内こずえプロなので、水瀬千尋プロが尊敬する人として名前を挙げるのも納得です。
麻雀プロになるまでの経歴
水瀬千尋プロは高校は英語学科の学校に通い、高校卒業後はモデルやタレントを目指す学生が入る専門学校へ入学しました。そして、専門学校を卒業した後は、モデルの事務所に入りました。
しかし、モデルとしての活動は一年ほどで挫折してしまったそうです。お局様が怖く、厳しい上下関係、理不尽な環境、いろいろあったそうです。モデルを辞めてからは人生の目標を失って、パチンコ屋さんのコーヒーレディのバイトをしていたそうです。
麻雀に出会ったのは、22歳の時に、トランプに飽きてきたので代わりの遊びとして覚えたのがきっかけだそうです。勝負事で勝つことが好きだったため、すぐに麻雀にはまったと話しています。初めての麻雀は小学校から知り合いの同級生たちと打って、その直後からフリーデビューしたそうです。
そうして、急激に麻雀にはまっていった22歳の水瀬千尋さんは、パチンコ屋さんのコーヒーレディのバイトを掛け持ちしながら雀荘でも働き出します。「フリー麻雀Style名古屋店」でプロになる前は働いていました。雀荘勤務を続けている間にプロになることを勧められ、麻雀プロになることを決意し、日本プロ麻雀協会のプロテストを受けました。
そしてプロになってから
水瀬千尋プロは2011年に日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、2011年4月に麻雀プロとしてデビューしました。
プロになる前まで働いていた「フリー麻雀Style名古屋店」は、プロになったことをきっかけに退職し、関西を中心にプロ活動を行っていました。デビュー1年目に第1回関西女流スプリント」で優勝し、見事初タイトルをデビュー1年目に獲得、順風満帆なスタートを切ったかのように思われました。
が、しかし、2012年1月に体調不良でプロ活動を一時休止することになってしまいます。
病名は伏せていますが、かなり大きな病気であることをブログ上で発表し、それまで常勤で働いていた「マーチャオ」での勤務を2012年1月いっぱいで辞めることになってしまいました。命に関わることではないようでしたが、仕事や日常生活に支障が出るような大きな病気だったそうです。水瀬千尋オフィシャルブログ2012/1/15「1月後半シフトとお知らせ」
一時は体調もかなり悪く、麻雀を辞めることも考えて、美容院のレセプションに就職しました。しかし、数ヶ月して考えを改め、麻雀界に本格的に復帰しました。
3年目には、夕刊フジ杯の個人戦で優勝し、そしてCSチャンネルで放送される「女流モンド杯」にも出場し、一気に知名度も上がりました。生まれた初めて実家、関西を出て、拠点も東京に移し、麻雀プロとして更なる成長を果たした1年になりました。
デビューして間もなくタイトルを獲得、しかし、その後病気になり心も折れそうになりそうながらも、麻雀プロを続け、再びタイトルを獲得し、プレイヤーとして実績を残しました。メディア露出も増え、人気も上がり、今では日本全国の雀荘ゲストに呼ばれ、関西だけにとどまらない人気女流雀士となりました。
2013年に女流モンド杯に初めて出場した時のブログには、そういった言葉で、麻雀プロという仕事について表現してありました。まるで、水瀬千尋プロの強さの秘訣や魅力、麻雀への想い、そういったものが、この一文から強く感じられるようでした。水瀬千尋オフィシャルブログ2013/9/18「みんなありがとう。」
妹・水瀬夏海も麻雀プロ
同じく日本プロ麻雀協会の水瀬夏海(みなせ なつみ)プロは、水瀬千尋プロの妹で、日本プロ麻雀協会の美人姉妹として有名です。水瀬姉妹で雀荘ゲストに呼ばれることも多いです。
水瀬千尋プロと水瀬夏海プロ姉妹は仲が良く、プライベートでも頻繁に会うようで、ブログにもよく登場します。何だか仲の好さそうな家族です。ちなみに、水瀬千尋プロは水瀬夏海プロをなっちゃんと呼ぶそうです。
水瀬千尋プロが麻雀プロになったころに麻雀を覚え、「マーチャオ京都駅前店」で働き始めました。そして、2013年に日本プロ麻雀協会へ入会。第12期後期生です。
デビュー当時は関西を拠点に活動していましたが、現在は東京に拠点を移し活動しています。お姉さんと同じように、ファッションに興味があり、アパレル店の店員としても働いています。
水瀬千尋プロが優勝した「関西女流スプリント」を同じく水瀬夏海プロも優勝した経験があります。姉は第一回関西女流スプリント優勝、妹は第四回関西女流スプリントで優勝しました。なんだかすごい・・・。
夕刊フジ杯の団体戦で姉妹そろって出場したこともあり、2013年に「雀トップチーム」に所属し、決勝戦まで進みました。優勝することは出来ず、3位という結果になりました。「妹を決勝の舞台に連れて行ってあげたい」といった想いがあったそうです。優勝を逃してしまったことによって、姉妹で優勝するというのは、水瀬千尋プロにとって大切な夢の一つとなったそうです。そして、2015年今度は「さかえ松戸チーム」から水瀬姉妹、そしてRMUの安達瑠璃華プロと共に出場することに決定し、2013年に果たせなかった夢を果たすために、再び姉妹で優勝を目指します。詳しくは水瀬千尋プロのブログにて→水瀬千尋オフィシャルブログ 2015/8/4「送り出してくれてありがとう。」
美人女流姉妹というと、二階堂姉妹というレジェンド級の存在がいますが、次世代の女流姉妹として、水瀬姉妹も頑張ってほしいです。
ブログ・ツイッター
水瀬千尋プロのブログ、ツイッターです。頻繁には更新されないですが、水瀬千尋プロのゲスト情報や対局結果、出演情報などを知ることができます。
ブログ→水瀬千尋の麻雀大好き♪永遠の5歳児ε=(ノ≧∀)ノ
ツイッター→水瀬 千尋@minidevilcchan
また、トークアプリ755でも公式アカウントがあります。
水瀬千尋のトーク♡オフィシャル♡
仲の良い水城恵利プロと共同の「水水コンビ」アカウントも755にはあります。
♡水水コンビ♡
2.麻雀プロとしての実績
- 第1回関西女流スプリント優勝(日本プロ麻雀協会主催の関西女流雀士による短期決戦大会)
- 第7期夕刊フジ杯麻雀女王決定戦優勝(夕刊フジ主催の各団体女流雀士が参加する大会)
水瀬千尋プロはデビューした一年目の2011年に「第1回関西女流スプリント」で見事優勝しました。この大会は日本プロ麻雀協会の関西女流雀士が参加する大会です。この大会で優勝が、水瀬千尋プロの麻雀プロとしての一番最初の功績だと言えるでしょう。また、妹の水瀬夏海プロもこの大会で優勝しています。
水瀬千尋プロが優勝した時の観戦記が日本プロ麻雀協会のホームページに掲載されています。「日本プロ麻雀協会 関西女流スプリントレポート」
その2年後の2013年、デビューして3年目の年に「第7期夕刊フジ杯麻雀女王決定戦」で優勝します。2014年に女流雀王になった豊後葵プロ、日本プロ麻雀協会所属の水崎ともみプロ、第6期夕刊フジ杯優勝の池沢麻奈美プロ、といった面子の中、水瀬千尋プロは勝利を手にします。水瀬千尋オフィシャルブログ「夕刊フジ杯争奪第7期麻雀女王決定戦」
2013年、2014年とCSチャンネルで放送される「女流モンド杯」に出場しました。2014年の第12回大会の予選で下位になってしまい、また、本戦出場をかけて戦う「チャレンジマッチ」でも敗れてしまったため、2015年の第13回大会の出場を逃してしまいました。
しかし、2015年は日本プロ麻雀協会の女流リーグでは好調で、水瀬千尋プロはAリーグに所属し、現在上位4人に入っているため、このまま得点を下げなければ、年末の女流雀王決定戦への出場の可能性は高く、女流雀王のタイトル獲得の可能性もあります。是非ともこのまま突っ走ってほしいところです。
プレイヤーとしては、攻撃型な雀風が持ち味で、自らの雀風を「男前だとよく言われます♪(笑) かなり攻撃型で、通る理由を探して押していきます。」と表現しています。やはり攻撃型の雀士なので、はまった時の爆発力はとても強いです。トップかラスか、そんな麻雀をする印象です。
ちなみに、好きな役は、リーチと一盃口(イーペーコー)で、好きな牌はだそうです。理由は、「いつもチーピンが埋まらないけど、役満アガるときはいてはる」と、日本プロ麻雀協会の公式ファンクラブサイトに書いてありました。
2012年に、日本健康麻将協会という健康麻雀を広める活動のレッスンプロという資格を取得。健康麻雀を通して、認知症の予防や脳トレ等に効果があるようで、そういった麻雀の前向きな楽しみ方、麻雀を通じての社会貢献、といった活動にも興味があるようです。
水瀬千尋プロ&水城恵利プロ主催「AQUA CUP」
水瀬千尋プロと水城恵利プロの水水コンビは「AQUA CUP」と題した麻雀大会を開催しています。2014年から2015年の6、9、12、4月と1年間を通して4回開催されました。年4回、トータル半荘20回でリーグ戦のように戦われ優勝者を決める大会です。2014年6月には「AQUA CUP IN 関西」と題し、地元関西でも行われました。
そして、2015年9月26日から「第二期AQUA CUP」が開催されることが発表されました。
詳しくは、水瀬千尋プロ、水城恵利プロのブログやツイッター、755アプリで確認できます。
水城恵利プロ、水瀬千尋プロの水水コンビファンは第二期AQUA CUP、参加してみてはいかがでしょうか?
水瀬千尋プロ&足木優プロ主催「Mahalo CUP」
最高位戦日本プロ麻雀協会所属の足木優(あしき ゆう)プロは、他団体所属の女流雀士ですが水瀬千尋プロが親友と呼ぶほど仲が良く、「Mahalo CUP」という大会を開催しています。"Mahalo(マハロ)"とはハワイ語で"ありがとう"という意味で、日頃から感謝の気持ちを大事にしようという思いで、水瀬千尋プロと足木優プロで名付けたそうです。
2014年5月に第1回大会が開催されて以来、2015年6月までに4度開催されています。「競技麻雀の楽しさを知ってほしい。麻雀を通じて交流の場として、みんなで楽しみたい!」という思いでこの大会は企画されたそうです。
「AQUA CUP」や「Mahalo Cup」のように仲の良い女流雀士と一緒に大会を企画し、運営をするところが、ファンを大切にする水瀬千尋プロらしい活動だと思います。プレイヤーとしてだけでなく、こういった大会の企画といった活動も水瀬千尋プロは行っています。
3.水瀬千尋動画特集
youtubeで見ることが出来る水瀬千尋プロの動画を紹介します。
水瀬姉妹
東京大森にある雀荘「麻雀エスポワール」がアップしている動画です。水瀬千尋プロ、水瀬夏海プロの水瀬姉妹がゲストに来た時の動画をアップしています。水瀬姉妹、並んでみるとやっぱりそっくりです。そして、二人共可愛い・・・。
女子力検定に挑む!文字編
モンドTVの企画で「女子力検定に挑む!文字編」として、和久津晶プロ、高宮まりプロ、涼崎いづみプロと一緒に美しい文字を書くレクチャーを受けます。
みずぐちむのおてんほい~第3回~
ニコニコ動画の麻雀スリアロチャンネルで生放送された、水口美香プロ司会のオンライン麻雀ゲーム「天鳳」を打つ番組『みずぐちむのおてんほい』に水瀬千尋プロがゲスト出演した回がyoutubeで見られます。「みずぐちむ」と「みなせちむ」の仲良しWちむですね。
後半
4.まとめ
水瀬千尋プロはまだ麻雀プロとしてのキャリアは長くはないですが、数年の間にタイトルを獲得、協会の女流リーグでもトップクラスのAリーグに所属し、まさに協会を代表する人気麻雀プロといっても過言ではない活躍をしています。しかし、その道は決して平坦ではなく、紆余曲折あって今日の活躍があったようです。水瀬千尋プロのように、真剣に麻雀に取り組み、今までの麻雀のイメージを変えるような、女流プロはとっても魅力的だと思います。これからも、水瀬千尋プロの更なる活躍を応援したいと思います。
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