鈴木たろう 史上初 雀王三連覇の最強雀士について
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鈴木たろう 史上初 雀王三連覇の最強雀士について

鈴木たろうプロは、多くの麻雀プロ、麻雀ファンが認める最強雀士の一人です。鈴木たろうプロの所属する日本プロ麻雀協会の最高峰のタイトルである雀王を三連覇(前人未到)を含む4度獲得、そして、麻雀最強戦や野口賞といった数多くのタイトルを獲得している超凄腕雀士なのです。そんな、現役最強と呼ばれる鈴木たろうプロについてご紹介します。

目次


1.鈴木たろうとは

鈴木たろうとは、日本プロ麻雀協会に所属する麻雀プロで、日本プロ麻雀協会のリーグ戦、「雀王」を三連覇した、プロ協会を代表し、そして麻雀界全体を見ても、最強と呼ばれる方なのです。

プロフィール

  • 生年月日:1973年10月4日
  • 出身地:茨城県水海道市(現・常総市)
  • 血液型:B型
  • 趣味:将棋
  • 所属:日本プロ麻雀協会

鈴木たろうプロは「黒いデジタル」というキャッチフレーズを持っています。ニコニコ生放送や、DVD化もされる竹書房主催の大会『麻雀最強戦』でもこのキャッチフレーズが使用されることが多いです。アナログを否定するデジタルの打ちスジでありながら、人間心理の揺らぎを捉えたトリッキーで他のプレイヤーを惑わす技を有しており、デジタルな合理性と人間のファジー的な不確実性、この相反する要素を射抜いた麻雀で実績を叩き出すことから、「黒いデジタル」というちょっと怖いくらいの通り名が付いたのです。

「黒いデジタル」以外にも、「ゼウスの選択」というキャッチフレーズも持っています。ニコニコ動画で生放送され、DVD化もされる麻雀スリアロチャンネルの人気対局番組『四神降臨』シリーズに登場する時には、「ゼウスの選択」というキャッチフレーズが使われています。セガのオンライン麻雀ゲーム『MJ』の鈴木たろうプロのプロフィールにおいては、「ゼウスの選択」の由来は、どんな場況や状態でも最も優れた一打を見出すことからとされています。

「黒いデジタル」と「ゼウスの選択」から成る打ちスジが卓上に輝いた時、誰の手にも負えない麻雀となるのです!

ちなみに、同じ日本プロ麻雀協会に鈴木達也プロという、鈴木たろうプロに引けを取らない実力、実績を持つ人気プロがいるため、テレビ対局などで解説陣からは、鈴木たろうプロは「たろう」、鈴木達也プロは「達也」と呼ばれることが多いです。同じ鈴木性ですが、たろうプロと達也プロは親戚ではありません^^。

さらに余談話ですが、日本プロ麻雀協会は、二人の鈴木プロが頂点に君臨しているため、協会最高峰のタイトル「雀王」は、第8期から現在の第13期まで、鈴木性の2人が獲得するという、ちょっと面白いことになっています!

経歴

プロになった理由は「麻雀プロの存在を否定するため」と、小林剛プロと村上淳プロとの共著『デジタル麻雀の達人』に書かれています。麻雀というゲームの性質上、プロというのは成立するわけがなく、否定的だったそうです。なので、自分が麻雀プロになるなんて思わなかったと本の中では書かれています。

鈴木たろうプロは、日本プロ麻雀協会に所属する以前に、日本プロ麻雀棋士会(入会当時は日本麻雀愛好クラブ)という麻雀団体に所属していました。そして、2005年に現在所属している日本プロ麻雀協会に移籍しました。日本プロ麻雀協会には、第5期前期に入会し、今までの実績を認められ、特例でリーグ戦はB2リーグからのスタートとなりました。

協会に移籍してからは、その特別措置が間違えでなかったことを証明するがごとく、リーグ戦を連続昇級し、すぐさま協会のトップリーグであるAリーグまで駆け上がりました。そして、2008年、Aリーグ初参加ながらリーグ戦上位3位以内に入る好成績を残し、「第7期雀王決定戦」に出場しました。残念ながら、同じくデジタル派雀士で知られ、「最強デジタル」の異名を持つ小倉孝プロに敗れ、3位という結果に終わります。

*雀王とは?
1年をかけてリーグ昇降級を争うリーグ戦であり、協会の最高峰タイトル。
C3より始まり、C2・C1・B2・B1と続き、Aが最高リーグとなる。
Aリーグ全10節終了時、上位3人が決定戦に進出。前年度雀王を交え決定戦が行われる。
(A・B1・B2・C1リーグ:通年 C2・C3リーグ:半期、年2回)
「出典:日本プロ麻雀協会公式ホームページ」

翌年のリーグ戦は上位に残れず決勝戦進出を逃してしまいますが、2010年の「第9期雀王決定戦」では見事初優勝に輝き、入会5年目にして協会最高峰のタイトルを獲得しました。

2011年は、雀王防衛の失敗し、鈴木達也プロに雀王のタイトルを奪われてしまいましたが、2012年に再び雀王のタイトルを奪還すると、2013年、2014年と史上初の雀王三連覇を達成、現在日本プロ麻雀協会内ではもはや敵なしといっても過言ではない、無双状態の最強チャンピオンとなりました。

ちなみに、雀王を4度獲得しているのは、鈴木たろうプロの他には鈴木達也プロがいますが、三連覇をしているのは2015年現在、鈴木たろうプロのみです。そして、Aリーグに昇級してから一度も降格がなく、2014年までの7年間で決定戦に参加したのは6度という、まさに圧巻という言葉にふさわしい活躍なのです。

今から約7年前の2008年に出版された『デジタル麻雀の達人』の中で、鈴木たろうプロはこんな言葉を残しています。

「プロ否定」などとうそぶいていた僕だが、今後も後ろで観てくれるファンの人たちの胸を打つことのできる打ち手でいたいと思っている。
出典元:『デジタル麻雀の達人-(著)鈴木 たろう、小林 剛、村上 淳-・発行所-毎日コミュニケーションズ-』

その言葉通り、雀王三連覇を始め、これまで数多くの名勝負を鈴木たろうプロは繰り広げてきました。昭和の麻雀プロとは一味違った、新世代型デジタル派の魅せる麻雀を披露してくれる麻雀プロ、それが鈴木たろうプロなのです。

鈴木たろうプロの麻雀本

  • 『デジタル麻雀の達人』2008年01月30日発売(小林剛プロ、村上淳プロと共著)

この本は麻雀の戦略性を解説する本、といういわゆる戦術本というよりも、「麻雀というゲームの性質」を解説し、昔からある流れや運といったオカルト的考えを否定する、といった内容になっています。

ツイッター

鈴木たろうプロはブログはやっていませんが、2014年6月からツイッターを始めました。割と頻繁に更新されています。

https://twitter.com/suzukitaro_npm


2.麻雀プロとしての実績

主な獲得タイトル

  • 第9期、11期、12期、13期 雀王(2010年、2012年、2013年、2014年日本プロ麻雀協会リーグ戦)
  • 第10期BIG-1カップ(2007年、麻将連合-μ-主催の他団体選手も参加する、プロアマ混同の大会)
  • 第4期愛翔位(2003年、日本プロ麻雀棋士会主催のリーグ戦)
  • 第2期ダービー優駿杯(2000年、日本プロ麻雀棋士会主催のプロアマ参加のオープン戦)
  • 第15回麻雀最強戦(2003年、竹書房主催の各団体の麻雀プロ、アマ参加の大会)
  • 第8期野口賞(2008年、
  • 第14期日本無双位(2006年、日本雀友会主催の大会)

麻雀界きってのタイトルコレクターとしてしられ、これまで数々のタイトルを鈴木たろうプロは獲得してきました。

所属する日本プロ麻雀協会の最高峰のタイトルは、前人未到の三連覇を含む四度達成。もはや協会内には敵なし、なんて言われています。雀王になると翌年のリーグ戦は参加せず、前年度雀王として決勝戦から参加するので、2013年、2014年、2015年はリーグ戦に参加していないので、ニコニコ動画のスリアロチャンネルで生放送される『四神降臨2015王座決定戦』のPVで、「最近リーグ戦出てないから、リーグ戦のイメージ忘れちゃった」というまさに王者らしいコメントを残しています。さらに、四連覇、キリが悪いから五連覇ぐらいしたい、と雀王のタイトルについて話しています。

日本プロ麻雀協会に移籍する以前からも麻雀プロとして活躍しており、以前所属していた、日本プロ麻雀棋士会のタイトルである、ダービー優駿杯愛翔位を獲得、そして竹書房主催の各団体のプロ、そして多くのアマチュア雀士が参加する『麻雀最強戦』でも優勝しています。

日本プロ麻雀協会移籍後は、雀王以外でも、他団体である「麻将連合-μ-」のタイトルである、「BIG-1カップ」を獲得。プロ団体以外の大会である、「日本無双位」「野口賞」といったタイトルも獲得しています。野口賞は筆記、面接、対局を通して、品格・雀力・知識の三点を兼ね備えた若手雀士に贈られる賞で、強さだけでなく、麻雀に対する教養といった面も評価されています。

鈴木たろうプロの盟友・村上淳プロは鈴木たろうプロの強さについてこう話しています。

「鈴木たろうプロは「ゼウスの選択」などと言われていますが、彼の本当の強さは実は緻密さだと思っています。最近はラフな選択も増えた気がしますが、昔の彼はギリギリまで読んで、現物ではないけれど通る牌を通してツモのみで敵のチャンス手をつぶす、なんてシーンをよく見ました。」

出典:最高位戦日本プロ麻雀協会公式ホームページ 「日本一の麻雀プロを目指して!第9期Classic村上プロが対局をふり返る。」

鈴木たろうプロの強さは変幻自在な打ち方で、あっと驚く遠くからの仕掛けを見せたり、門前でどっしりとした麻雀を打ったりします。あいつは何でもやる、変なことをやる、というイメージを他家に植えつけといて、その局自体は損をする可能性があるけれど、それが本手の時に生きてくる。「嘘があるから本当が活きる、ブラフがあるから本手が活きる」と自らの打ち筋について話しています。

これまでのキャリアで獲得した数々のタイトル、多くの麻雀プロが認める実力、そんな鈴木たろうプロに麻雀について質問してみたい!アドバイスを貰いたい!そう思う方もいるのではないでしょうか?当サイトには、鈴木たろうプロに質問できるページがあるので、興味がある方は一度ご覧下さい。

また鈴木たろうプロによる強くなるための10項目や、手役についての解説しているページもあるので、ぜひご覧ください。

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反オカルト

「黒いデジタル」なんていうキャッチフレーズをもっているように、鈴木たろうプロはデジタル派の雀士として知られています。

近頃、麻雀には「アナログ派」と「デジタル派」という言葉が流行っています。大雑把に説明すると、アナログとは従来の流れや運といった、不確定要素を重視した考えです。デジタルというのは、流れや運という要素を否定して、局と局に因果関係はないとする考えのことです。つまり、流れや運を読むといった従来の麻雀の考え方を否定するカウンターカルチャー的なイデオロギーとしてデジタル派という考え方が生まれました。

さらに、ネット麻雀の普及により、確率などの数字的要素を研究し、統計的データをもとに打つデジタル派雀士がいます。その代表格が小倉孝(おぐら たかし)プロや渋川難波(しぶかわ なんば)プロです。

鈴木たろうプロは、同じデジタル派といっても、データ重視のデジタル打法というよりも、アナログ的で時にオカルトちっくな考え方を否定する反オカルトとしてのデジタル派といった雀士です。

今は廃刊となってしまった「月刊プロ麻雀」という雑誌で、「オカルトバスターズ」というユニットを小林剛プロと村上淳プロと組んでいました。オカルト的な戦術を否定する反オカルト的デジタル理論で、今までの麻雀に対する戦術性を変えていったのが鈴木たろうプロなのです。オカルトバスターズについては後ほど詳しく説明します。

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好きな役は四暗刻

セガのオンライン麻雀ゲーム「MJ」のプロフィールを始め、好きな役は?という質問に、鈴木たろうプロは「四暗刻」と答えることがあります。

なぜ、四暗刻を好きな役に挙げるのか、というと鈴木たろうプロが優勝した「第15回麻雀最強戦」の決勝戦での出来事に由来しています。決勝戦のオーラス、トップとの差は16000点差、鈴木たろうプロの優勝条件はハネ満直撃か倍満以上をツモらないといけないという高いハードルの中、鈴木たろうプロはなんと、四暗刻をツモり、見事逆転優勝を飾りました。

やはり、このオーラス四暗刻での大逆転優勝は鈴木たろうプロにとっても印象に残っている一戦で、麻雀最強戦の優勝は鈴木たろうプロにとってのターニングポイントの一つのようです。「優勝そのものもうれしっかったが、観戦しいていたギャラリーが感動してくれていたことが、それ以上の感動を僕にもたらしてくれた。」というように語っています。

ちなみに、著書『デジタル麻雀の達人』の中のプロフィールに、好きな牌はとなっていますが、それは四暗刻をツモった時の牌なのです。

他のプロからの鈴木たろう評

多井隆晴プロ(RMU代表)
- あいつは本当に適当な奴。頭が良くて、どんなゲームをやってもすぐ覚えてすぐ強くなって、という奴
(四神降臨2015王座決定戦PVより)

村上淳プロ(第35期、39期最高位)
- 基本的に天才肌。麻雀の勉強もあんまりしなくてもずっと強かった。
(四神降臨2015王座決定戦PVより)

土田浩翔プロ(トイツマスター)
- 訳のわからない動き多々ありますが、同じB型同士、共感できるところがあります。相手を惑わしといて実はこっち、というような、卓上のマジシャンのようなとこがある。
(四神降臨2014王座決定戦PVより)

福地誠氏(有名麻雀ライター)
- 天鳳名人戦で直接打って、つくづく思った。こいつにはかなわんと。ガチの競技でトップ取りにいったら、本当に天才なんかなぁって思った。
(福地誠ブログより)

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3.オカルトバスターズについて

かつて、小林剛プロ、村上淳プロ、そして鈴木たろうプロの三人で結成された、アンチオカルトユニット「オカルトバスターズ」という集団がありました。略して「オカバス」なんていう愛称で呼ばれていました。

「オカルトバスターズ」は今は廃刊になってしまった、「月刊プロ麻雀」の誌上で結成されたユニットで、101競技連盟所属の山内啓介プロによって、三人は選ばれました。三人の共著『デジタル麻雀の達人』という本で、オカルトバスターズについてこういった説明がされています。

「麻雀という知的ゲームのあらゆる場面からオカルト的要素を徹底的に取り除き、正しい考え方・取り組み方をともに考え、伝えていきたい ― オカルトバスターズは、同じ方向の思想を持ち、それぞれが互いにその技術や力量を認め合う3人の実力派プロによって、この単純な動機でのみ結成された誌上ユニットである。」

今となっては麻雀界を代表するトッププロになった3人ですが、オカルトバスターズが結成されたのは今から数十年前、当時はまだ若手実力派プロ、といった3人でした。鈴木たろうプロは日本プロ麻雀棋士会所属で『麻雀最強戦』で優勝する前、村上淳プロは最高位戦Aリーガーになったばかり、小林剛プロはμツアー選手(麻将連合-μ-にはツアー選手の上に認定プロといった格付けがある)といったように、3人とも頭角をあらわしてきたばかりの若手プロだったのです。

当時は無名に近かった3人ですが、ベテランの先輩プロに意見をぶつけ、「流れ」のような都合の良い言葉で批判されたり、論理的じゃない理由で責められたりで、不快な思いをすることも多かったそうです。が、誌上でその鬱憤を晴らす場ができ、鈴木たろうプロ曰く、「麻雀界に蔓延るオカルトを叩きつぶしてやろうと、自分たちの主張を始めた。」そうです。

そうして、先輩プロたちの流れ論、オカルト理論をこき下ろし、オカルトバスターズは反オカルトを掲げ、麻雀界に新たな風を吹き込んだのです。

そして、『麻雀最強戦2014』のファイナルにあたって、公式サイトに鈴木たろうプロがオカルトバスターズについての文章を書いています。

麻雀最強戦ブロマガ オカルトバスターズ(鈴木たろう特別寄稿)

10数年の時を超え、自分たちのことを「先輩たちの理論をこき下ろす、なんて生意気な奴らだろうw」と評していますが、「オカルト論を主張するトッププロの雀力は認めていた。というか、最初は舐めていたが徐々にベテランプロの強さがわかっていった。」という、なんとも見てる側からすると、意外なコメントを残しています。

いわゆる、オカルト論を掲げるベテランプロの強さについてこう表現しています。

「表面的に表れる些細なミスやオカルト的な思考が、麻雀というゲームにおいてトータルでどれくらい影響するのだろうか?自分たちがいくら理屈を並べようと、経験やそこからくる大局観などの差を埋めることは簡単ではないと思い始めたからだ。」

オカルト的な思考については否定的だとしても、経験的な差というのはやはりあったのでしょう。デジタル派という立ち位置の三人ですが、「麻雀におけるデジタルとはアンチオカルトとして使われた言葉であり、言葉の意味とは違い麻雀とはアナログなゲームだと考えていた。」と書かれています。

麻雀に運要素が強いのは、揺るぎのない事実ですが、一つ一つの選択に前の局の流れや、オカルト的要素を否定する、それがオカルトバスターズの3人が掲げてきたデジタルなのだと思います。

『麻雀最強戦2014』では、オカルトバスターズの3人がベスト16に残り、三人の直接対決こそなかったものの、「経験を積み、実績を積み、揃って最強戦ファイナルに進出することができた。当時ほぼ実績のなかった三人がそろって同じ大舞台に立つことになろうとは…本当にビックリしている。」と鈴木たろうプロは感慨深い思いで語っています。

小林剛(こばやし ごう)プロ

オカルトバスターズの一員、鈴木たろうプロの盟友の一人、小林剛プロは麻将連合-μ-所属です。1976年2月12日生まれ、東京都八王子市出身です。

コバゴーの愛称で知られ、ニコニコ動画内の麻雀番組では、密かな人気を誇る、デジタル派を代表するトッププロです。「スーパーデジタル」のキャッチフレーズを持ち、オンライン麻雀も得意としていて、オンライン麻雀ゲーム「天鳳」を使って戦われるリーグ戦『天鳳名人戦』で二度優勝している、やはりデジタルの申し子といった存在のプロなのです。

1996年にプロデビューし、当時は最高位戦日本プロ麻雀協会所属していましたが、翌年の1997年に井出洋介プロが設立した麻将連合-μ-へ移籍しました。

麻将連合-μ-の最高峰タイトルである「将王」を三度獲得し、野口賞も獲得している、麻将連合-μ-を代表するトッププロとして活躍しています。

村上淳(むらかみ じゅん)プロ

オカルトバスターズの一員、鈴木たろうプロの盟友の一人、村上淳プロは最高位戦日本プロ麻雀協会所属です。1975年4月10日生まれ、東京都武蔵野市出身です。

「ずんたん」の愛称で知られ、顔はちょっと怖いけれど、デジタル派の代表格な存在ですが、お守りを持っていたり、げんを担ぐこともある、ちょっとお茶目な一面もあります。

長いことタイトルを獲得できずにいましたが、2010年に日本オープン、第5期最高位classic、第35期最高位と、所属する最高位戦日本プロ麻雀協会のタイトルを三つ獲得し、三冠王という活躍を見せると、2014年にも、第9期最高位classic、第39期最高位、モンド杯と三冠獲得という快挙を成し遂げました。一度、調子に乗ると勝ち続けるというちょっとオカルト的特徴を持ったデジタル派雀士なのです。

CSチャンネルで放送されるテレビ対局「モンド杯」で優勝した最高位日本プロ麻雀協会所属の雀士は村上淳プロのみです。今や、最高位戦日本プロ麻雀協会を代表するトッププロと呼べる活躍をしている村上淳プロです。


4.鈴木たろう動画特集

youtubeで見ることが出来る、鈴木たろうプロの動画です。

2014年 雀王戦

三連覇をした2014年の雀王戦の中の一局。鈴木たろうプロらしい、面白い仕掛けを見せてくれます。なかなかの名作の一局。

2014年 雀王戦 その2

同じく雀王戦からの1局。八萬に注目です。解説のRMUの代表、多井隆晴プロもすごいと絶賛しています。

麻雀最強戦

他団体の大物、小島武夫(こじま たけお)氏と佐々木寿人(ささき ひさと)氏と対局しています。

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四神降臨2013王座決定戦 対局シーン

四神降臨2013王座決定戦での一局です。序盤、かなり遠いところから仕掛けていって、ホンイツを目指します。どんな結果になるか、ネタバレ無しでご覧下さい。

四神降臨2015王座決定戦 PV

ニコニコ動画の麻雀スリアロチャンネルで生放送配信される「四神降臨」シリーズ。王座決定戦は各団体のタイトルホルダーが団体の威信をかけて戦います。一部では本編より面白いと言われるPVです。

四神降臨2014王座決定戦 PV

2014年の王座決定戦のPVです。この年のPVも面白いです。

四神降臨2013王座決定戦 PV

鈴木たろうプロは雀王を三連覇しているので、この企画にも三年連続で登場しています。

みずぐちむときむちむのガチンコバトル

ニコニコ動画の麻雀スリアロチャンネルで生放送されている、水口美香プロと金太賢プロがガチンコ対決する「みずぐちむときむちむのガチンコバトル」の過去に放送された回がyoutubeがアップされていて、鈴木たろうプロがゲストに出演した回が見れます。バラエティ番組に出演している鈴木たろうプロが見ることができます。

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5.まとめ

最強雀士は誰か、麻雀ファンの中ではたびたび議論になる話だと思います。結局のところ、どの競技においても、一人だけ最強を見つけるのは難しい話ですが、最強雀士という呼び名にふさわしいと言える活躍を残しているのが鈴木たろうプロです。雀王三連覇だけでなく、他団体のタイトル、テレビ対局、色々な場で活躍している実績があります。今後も雀王4連覇、5連覇、そして更なる活躍を応援していきたいと思います。

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