
麻雀の役 初心者向け一覧
麻雀初心者 の方が優先して覚えるべき 役 を紹介します。麻雀は 役 を成立させなければ アガる ことが出来ません。ただ、麻雀の 役 はとっても多いので、役 の成立条件を覚えることは、初心者の方にとって最初の難関となります。ですので、本記事では、一般的に紹介されている順番ではなく、初心者視点での優先順位を踏まえて掲載しています。最初に修得すべき 役 を習得して初心者序盤戦を乗り切りましょう!
レベル1 最初に必ず覚えておく役は リーチ と ツモ
初心者 の方はまず リーチ と メンゼンチンツモ(略称ツモ) を覚えておきましょう。色々な複雑な役を覚えるより、この2役で戦い抜くことが先決でしょう!
ツモ
ツモは2通りの意味があります。麻雀役の メンゼンチンツモ を略して ツモ と言い、また、牌山 からプレイヤーが順番に牌を1枚取る行為も ツモ(自摸)と言います。
リーチ
リーチ の成立条件はとてもシンプルで、牌山 からの ツモ(自摸) によって自力で手牌を揃え(=メンゼン)、最後の1枚を待つ状態(テンパイ)になったら、立直(リーチ) と宣言して1,000点棒を 場 に出すと成立します。最後のアガリ牌を他のプレイヤー(他家=ターチャ)が捨てた牌でアガリを宣言すれば ロン 、牌山からのツモ(自摸)行為によって揃えれば メンゼンチンツモ となります。後者の場合、リーチ と メンゼンチンツモ の両方の役が成立します。
メンゼンチンツモ
メンゼンチンツモ は、牌山 からの ツモ(自摸) によって自力で手牌を揃え(=メンゼン)、最後の1枚も、自摸(ツモ) によって、 アガリ形 を完成させることで成立します。
レベル2 次に覚えるのは 役牌 と タンヤオ
次に初心者が覚えるべき役は 役牌 と タンヤオ です。
役牌(ヤクハイ・ヤクパイ)
役牌(ヤクハイ・ヤクパイ) とは 三元牌(サンゲンパイ) もしくは条件を満たした 風牌(フォンパイ/カゼハイ) で 刻子(コーツ) か 槓子(カンツ) を揃えることで成立します。なお、鳴いて 明刻(ミンコ) や 明槓(ミンカン) にしても役は成立します。一般的には 役牌 と呼ばれますが、翻牌(ファンパイ)と呼ばれることもあります。
タンヤオ
タンヤオ は中級者や上級者でも活用する重要な役です。タンヤオを成立させる条件はただ1つ、全て2から8の数牌(シュウハイ)で揃えるのみです。非常にシンプルです。数牌は萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソーズ)の3種類があります。これらの2から8までの数牌は「中張牌(チュンチャンハイ)」と呼ばれ、その中張牌は、麻雀牌の中の6割を占めています。そのため、タンヤオは成立する確率が高いです。
レベル3 慣れてきたら チートイツ
チートイツ は2翻役ですが、すべての牌を2枚1組で揃えるだけの覚えやすい役です。タンヤオ や 役牌 を覚えたら次は チートイツ が良いでしょう。
レベル4 ピンフ はしっかり覚えて使いましょう
ピンフ は非常に重要な役ですが、成立上限が複雑です。役牌、タンヤオ、チートイツ が頭に入ったら、ピンフ の成立条件をしっかり覚えて使いこなしてみましょう。
- 1 門前(メンゼン) であること
- 2 全ての面子が 順子(シュンツ) で構成されていること
- 3 アタマ が 役牌 でないこと
- 4 テンパイ した時の待ちが 両面待ち(リャンメンマチ) であること
※両面待ちを含む3面待ちなどの多面待ちも可
レベル5 初心者から中級者への第一歩
初心者が最後に覚えるべき役は トイトイ、ホンイツ、チンイツ、ショウサンゲン です。成立条件がシンプルな割に高得点です。一見難しそうですが、やってやれないことはないですよ!
トイトイ
とにもかくにも 明刻(ミンコ) を含めた 刻子(コーツ) のみで4面子と アタマ を揃えれば完成です。特に難しい指定もないので初心者でが好む役と言われています。明刻 を含めるというのは、全て 暗刻(アンコ) だと役満の 四暗刻 になるからです。
ホンイツ
混一色(ホンイーソー/通称:ホンイツ)は、一種類の 数牌 と 字牌 のみで成立する、いわゆる染め手と呼ばれる役です。比較的出現率が高くアガり易い役です。
チンイツ
清一色(チンイツ)の条件は、筒子(ピンズ)、萬子(ワンズ/マンズ)、索子(ソーズ) のいずれかで統一することただそれだけです!覚えやすい!ちなみに、清一色の読み方はチンイツでもチンイーソーでもどちらでも可です。
ショウサンゲン
初心者の方は 小三元 と言っても、どーせ難しくてアガれないと思い、意識すらしてない人もいるかもしれません。ですが、比較的出現率も高く、なんといっても高得点です。三元牌(サンゲンパイ) が手牌に多くある場合、狙ってみても良いでしょう。三元牌(白・發・中)のいずれかを アタマ とし、残り2つを 刻子(コーツ) か 槓子(カンツ) で揃えると成立します。
狙ってはいけない役
初心者の方が狙ってはいけない役があります。成立しそうで成立しない。もし成立させたら高得点になりそうで恰好良さそう。これらの役は一旦置いておきましょう。狙ってプレイしていればアガれたのに、、というようなことはあるかもしれませんが、印象に残るだけで、アガれる可能性は低いでしょう。それより、リーチ、タンヤオ、ピンフ、など、上述した役をしっかりアガれるときにアガる方が、結果的に好成績になります。成立し辛い役を敢えて狙う場合、彼我の点差、場の捨て牌、自分の手牌、などなど、状況を総合的に判断した上で狙うものです。自然な成り行きで成立したらめっけ物、くらいに考えておくのが良いでしょう。
偶然役
以下は狙って成立させることは困難な偶然役です。アガッたら運よく成立したというような役ですので、初心者の方は敢えて覚える必要はないでしょう。ゲームであれば、自動で役付けされます。仲間や家族で遊んでいる時は周りの方に教えてもらいましょう。教えてもらえないシビアな状況であれば、初心者の方には向かない場になっているので、腕を上達させてから参加するようにしましょう!
ほぼ見ない役
初心者の方は放置で良い役です。
役満一覧
興味のある方はどうぞご覧ください!殆どの麻雀プレイヤーにとって、とても縁がありそうで実は縁が無い、、。役満 をアガれそうになると興奮して恰もアガったかのように意識に残るが、実はアガっていない。。役満和了経験者もかなりプレイする人で数える程度。そんな夢と現実の狭間に漂うのが役満です。初心者の方は役満の夢を追うより、リーチでしっかり和了するのが良いでしょう!
役満点数 | |
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親の点数 | 48,000点 |
子の点数 | 32,000点 |














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まとめ
初心者 の方は難しい 役 ではなく、簡単な 役 を使いこなす事が非常に肝要です。また、ホンイツ のような、一見難しそうに見える 役 でも少し頑張れば初心者でも十分狙える役もあるので、逃さず意識してみることが大切です。やはり麻雀はなんといっても勝つと楽しいので、地味な役でも確実に和了(ホーラ=アガる)することが大切です。なぜなら麻雀は4人ゲームであり、自分が和了できる確率は1/4、その25%の中で如何にアガれるかがポイントです。アガれるときに確実にアガることを目指しましょう!
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