【二階堂亜樹】卓上の舞姫の名を持つ女流雀士のパイオニア

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【二階堂亜樹】卓上の舞姫の名を持つ女流雀士のパイオニア

二階堂亜樹プロは、日本プロ麻雀連盟に所属し、1999年に最年少女子プロと呼ばれデビュー、世間から注目を浴び、当時はまだ数少なかった女流プロのパイオニアとして活躍、その後、多くの女流プロが生まれるきっかけとなった麻雀プロです。Mリーグでは初年度からEX風林火山のドラフト1位指名を受け活躍、最も有名な麻雀プロと言っても過言ではない存在である二階堂亜樹プロについてご紹介します。

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“卓上の舞姫”二階堂亜樹プロについて

プロフィール

  • 名前:二階堂 亜樹(にかいどう あき)
  • 生年月日:1981年11月15日
  • 出身:神奈川県鎌倉市
  • 学歴:中学校卒業
  • 血液型:O型
  • 好きな物:漫画、パチンコ、パチスロ
  • 所属団体:日本プロ麻雀連盟(15期生)
  • Mリーグチーム:EX風林火山
  • X(旧Twitter):@16003200/サブ垢@GplD7s

二階堂亜樹プロは、卓上の舞姫という通り名で知られ、このキャッチフレーズは長年使われています。この通り名は、近代麻雀で日高トモキチさんが二階堂亜樹プロの紹介漫画を描いた際に"卓上の舞姫"という言葉を使っていたものを無許可で勝手に使っているうちに定着したそうです。

29歳頃の時に、同じ日本プロ麻雀連盟所属の井出康平プロと結婚、31歳の時に第一子となる女の子を出産しますが、37歳の時に離婚します。親権は井出康平プロが持っています。ちなみに、井出プロとの結婚前にも別の方と結婚しており、バツ2です。

ドラを大切にする打ち筋で、"ドラは恋人"という言葉がよく知られていますが、この言葉は自分で言い出したわけでなく、黒木真生プロなどがドラを大切にする雀風の亜樹プロについて、ドラを恋人のように扱っていると形容しているうちに、亜樹プロの言葉として残ったそうです。

2007年から日本プロ麻雀連盟の幹事を務めています。

趣味=仕事というぐらい、仕事好きで忙しくしていますが、数少ない休みの日には、朝からパチンコ・パチスロ店に並んで打っているそうです。

日本プロ麻雀連盟創設時のメンバーである、亜空間殺法という戦法で知られてた安藤満プロと、初代会長でありミスター麻雀と称された小島武夫プロの二人の事を亜樹プロは麻雀の師匠として名前を挙げています。

姉・二階堂瑠美プロ

二階堂亜樹プロの姉である二階堂瑠美プロは、日本プロ麻雀連盟所属の人気女流プロで、二階堂姉妹として長年麻雀界を牽引してきました。

  • 名前:二階堂 瑠美 (にかいどう るみ)
  • 生年月日:1980年9月27日
  • 出身:神奈川県鎌倉市
  • 学歴:中学校卒業
  • 血液型:A型
  • 好きな物:
  • 所属団体:日本プロ麻雀連盟(16期生)
  • Mリーグチーム:EX風林火山
  • X(旧Twitter):@rumi_0927/ゲーム垢@jyQhO2EiyVhrwhN
  • Instagram:ane0927

二階堂姉妹でYouTubeチャンネルるみあきchanねるを運営しています。人気麻雀プロをゲストに呼んでのライブ配信や、麻雀関連のトピックや、麻雀以外のことなども取り上げて、二階堂姉妹が語り合う動画など、幅広い内容で二階堂姉妹らしい楽しい内容の動画を配信しています。

瑠美プロは、亜樹プロが麻雀プロになった一年後に麻雀プロデビューしました。手役を重視する美しい打ち筋と天真爛漫なキャラクターから「天衣無縫」という通り名で長年親しまれています。

連盟の女流タイトルの一つ"プロクイーン"を二度獲得し、他には連盟タイトルの一つ"麻雀グランプリMAX"やテレビ対局でも多数優勝している実力者で、2021-22シーズンからEX風林火山に所属し、亜樹プロと共に活躍しています。

亜樹プロが語るには、中学校ぐらいの反抗期の時は、色違いの同じ服を取り合ってケンカしたり、姉妹で同じ部屋を使っているから自分の友達を連れてくるとケンカをしたり、今のようには仲が良くなかったそうです。しかし、亜樹プロが中学を卒業して家を出るようになってから、お互いを思いやる気持ちが芽生えたと語っています。

二階堂家

二階堂姉妹の父親は正治(しょうじ)という名前で、麻雀がとても強いと、日本プロ麻雀連盟の黒木真生プロが「るみあきchanねる」に出演した際に話しています。二人が子供の頃失踪するということがありましたが、大人になって再開してからは交流があり、二人の子供の面倒を見てくれたり、良いおじいちゃんとなっているそうです。(【姉妹実父】るみあきパパ「二階堂正治」の秘密!)

亜樹プロと行方知れずだった父正治は、八王子の漫画喫茶で偶然再会しました。当時、二階堂亜樹プロが働いていた雀荘「きらきら惑星」八王子店の近くの雀荘で父親も働いていて、それで偶然再会することが出来たようです。プロ雀士になった話をしたら、少し父親もうれしそうな顔をしていたと二階堂亜樹プロは話しています。

母親との再会はそれからずっと後のことで、二階堂姉妹がプロ雀士として有名になってからでした。デビュー当時は二人とも名前が売れたらいずれ会えるかもしれない、と思っていたけれどそんな気配もなく、もっと頑張ろうと二人で思っていたそうです。

しかし、名古屋であったネット麻雀のイベントでプロ雀士と一緒に麻雀が打てるという企画があり、その時にある女性が近づき、「亜樹ちゃん、瑠美ちゃん、私がわかりますか」と言って話しかけてきたそうです。それが二階堂姉妹の母親で、20年ぶり近くの再会でした。亜樹プロ曰く、瑠美プロそっくりだそうです。「瑠美ちゃんそっくりだね」と母親に言うと、「私そんな美人じゃないわよ」と自分の娘に対して言っちゃう、ちょっと天然な方だそうです。漫画「aki」の単行本二巻の巻末に掲載されている、二階堂姉妹のインタビューにこの両親の再会について明かされています。

また、二階堂姉妹には母親違いの弟がいます。隠しているわけではなく、麻雀関係の方ではないので、あまり話す機会がないので語られませんが、亜樹プロより12歳下で、父正治と外国人女性の間に生まれた子供で、そんなに頻繁に会っているわけではないそうです。(衝撃の新事実発覚!!実は二階堂亜樹には実の弟がいた!!【麻雀遊戯ヒストリー】[前編])

はたから見たら波乱万丈で大変な人生ですが、二階堂姉妹は麻雀にかかわっていなければ、両親に再会することもなかったし、生まれた場所にも麻雀があって、今の生活も麻雀があるからこそと、麻雀に感謝し恩返ししなければと語っています。

ライバル・茅森早香プロ

最高位戦日本プロ麻雀協会所属でMリーグではセガサミーフェニックスに所属する茅森早香プロと二階堂亜樹プロは、お互いにライバル同盟を結んでいます。

2020年5月19日、茅森プロのYouTubeチャンネル「さやちゃんねるω」に二階堂亜樹プロが出演した際に、ライバルは誰ですか?とインタビューなどで聞かれた時に、挙げる人物がいないという話になり、以前から尊敬する人物として二階堂亜樹プロの名前を挙げていた茅森プロが、お互いにライバルは誰と聞かれたら名前を挙げるようにしようと提案し、それを二階堂亜樹プロも承諾、茅森プロと二階堂亜樹プロがそれぞれライバルお互いをライバルとして名前を挙げるという"ライバル同盟"が結ばれました。

茅森早香プロは1982年生まれで、二階堂亜樹プロの一つ下の同世代であり、二人とも10代でデビューし、まだ女流の麻雀プロが珍しい2000年代から活躍しているという共通点があり、麻雀ファンから見ても納得のライバル同盟です。

茅森プロが二階堂亜樹プロと出会ったのは、2004年に初めて出場した第2回女流モンド杯で、茅森プロは麻雀プロになりたてで初めてのテレビ対局でもあるため、他の女流プロの輪に入れず一人でいて、亜樹プロにとっては自分より若い女流プロがいるのが珍しかったため話しかけに行ったのが、仲良くなったきっかけだそうです。

自伝的漫画「aki」

二階堂亜樹プロが原案を担当した自伝的漫画「aki」は、原作・花崎圭司さん、作画・大崎充さんが担当し、2011年4月号から雑誌「近代麻雀オリジナル」にて連載、その後単行本化され全二巻で発売されました。

物語の内容は、二階堂亜樹プロの中学生時代、そして中学校を卒業し家を出て、雀荘めぐりをして稼ぎ腕を上げていく、という物語です。もちろん、姉の二階堂瑠美プロも登場しますし、ミスター麻雀・小島武夫プロや、亜樹プロの師匠である安藤満プロも登場します。波乱万丈な人生で作り話のような話ですが、実際に亜樹プロに起きた事がもとになった物語です。

そして漫画が原作となり、2017年には実写映画化、「女流闘牌伝aki -アキ-」というタイトルで公開されました。監督は中村祐太郎さん、亜樹プロ役は岡本夏美さん、瑠美プロ役は中山絵梨奈さん、小島武夫プロ役は岩松了さんが演じています。

麻雀関連の映画やドラマなどの映像作品は他にもありますが、実在の麻雀プロの映画が作られたのは、おそらく二階堂亜樹プロのみだと思います。やはり、麻雀プロの中でも別格の存在だと言えるでしょう。

著書

  • 二階堂姉妹の麻雀入門 (2005年7月、日本文芸社)※二階堂瑠美プロと共著
  • 明日は、今日より強くなる 女流プロ雀士 二階堂姉妹の流儀 (2016年5月 KADOKAWA)※二階堂瑠美プロと共著
  • 二階堂亜樹の勝てる麻雀の基本 (2016年6月、マイナビ出版)
  • 二階堂亜樹の勝てる麻雀 守りの基本 (2016年12月、マイナビ出版)
  • 麻雀を始めたい人のために(2017年4月、成美堂出版)※二階堂亜樹プロ監修
  • 誰でもすぐ上達! 二階堂亜樹のひと目の何切る (2017年7月、マイナビ出版)

亜樹プロは瑠美プロと共著で「二階堂姉妹の麻雀入門」という麻雀のルールを説明する初心者向けの本を2005年に発売しています。また、2017年に「麻雀を始めたい人のために」というタイトルで、亜樹プロが監修という立場で関わっている、麻雀のルールを解説した本が発売されています。

二階堂姉妹の共著としては、2016年に「明日は、今日より強くなる 女流プロ雀士 二階堂姉妹の流儀」という本が出版されており、この本はいわゆる麻雀の戦術本ではなく、亜樹プロと瑠美プロの自叙伝的な内容の本となっています。

亜樹プロ単独の戦術本も多数出ており、マイナビ出版から、「勝てる麻雀の基本」、「勝てる麻雀 守りの基本」、「誰でもすぐ上達! 二階堂亜樹のひと目の何切る」といった戦略本が発売されています。麻雀のルールを覚えて麻雀を打ち始めたけれどなかなか勝てないといった初心者や、更に強くなりたい中級者に向けて、牌効率やスジ、リーチや鳴きなどの麻雀の基本や、守りの基本、何切る問題から麻雀の考え方を解説した内容の本です。

波乱万丈な女流プロのパイオニア・亜樹プロの経歴

波乱万丈な幼少時代

二階堂亜樹プロと姉である二階堂瑠美プロは、鎌倉市の高級住宅地にある父方の祖母の家で産まれたばかりの時は暮らしていましたが、亜樹プロが3~4歳ぐらいの時、父正治が秦野で雀荘の経営を始めるので、一家で秦野に引っ越します。ビルのワンフロアを使い、ドア1枚挟んで、半分雀荘、半分自宅といった間取りの環境で育ち、小田急線の東海大学前駅の近くにあったため、多くの大学生たちがお店にきており、待ち席が狭いため自宅のリビングでも、大学生たちが待機していたりしていたそうです。

麻雀が身近にある環境で育ち、自宅にあったファミコンの麻雀ゲームで周りの大学生たちに教わりながら、幼い時に麻雀のルールを覚えていきます。

7歳の時に両親が離婚、母親は出て行ってしまい、亜樹プロと瑠美プロは鎌倉の祖母の家と秦野の家を行き来する生活となります。そういった家庭環境もあり、小学校、中学校は何度か転校を繰り返していたそうです。中学校時代はバスケ部や演劇部に所属していました。

亜樹プロが15歳ぐらいのころ、裕福だった鎌倉に住んでいた祖母は金銭的な余裕がなくなっていき、父正治は前々から蒸発癖がありそれまでは戻ってきた事もあったそうですが、長めの蒸発で行方知れずとなっていることもあり、中学を卒業すると亜樹プロはカバン一つで上京します。

まだ未成年であったため、年齢をごまかしながら雀荘で働き、ばれては辞め、といった生活を送っていたそうです。そして、最終的に安藤満プロが関わっていた雀荘「きらきら惑星」で働くようになり、プロになった時に18歳になっていれば問題ないという理由で、17歳の時に日本プロ麻雀連盟のプロテストを受け合格します。

麻雀プロの存在を知ったのは、東京に出て雀荘で働き始めるようになり近代麻雀などで目にするようになり、その存在を知り、安藤満プロの後押しもあり、麻雀プロになることを決意したそうです。

史上最年少女子プロとしてデビュー

1999年、18歳の時に麻雀プロとしてデビュー、そして、2000年にモンドTVの「電影大王位決定戦」に出場し始めてテレビ対局に出演します。"最年少女子プロ"というキャッチフレーズで出場し大反響を呼び、人気雀士になるきっかけとなりました。

亜樹プロがデビューする前には、連盟では女流プロ史上初の王位を獲得した清水香織プロや漫画「だめんず・うぉ〜か〜」にも登場していることで有名になった最高位戦日本プロ麻雀協会の渡辺洋香プロといった女流プロの先駆者たちがいましたが、まだ女性の麻雀プロは珍しく、その中でも18歳で女流プロになった亜樹プロはメディアでも多く取りあがられました。

亜樹プロの1年後に瑠美プロも日本麻雀プロ連盟のプロテストを受け合格、二階堂姉妹が誕生し、女流プロの先駆け的な存在になっていきます。

2005年に日本プロ麻雀連盟主催で、他団体の女流プロも出場する"プロクイーン"で優勝し、初のタイトルを獲得します。

翌2006年には、タイトルホルダーたちが参加する"モンド21王座"に出場、森山茂和プロや土田浩翔プロなどの強豪プロを倒し、モンドTVの番組で初めての優勝を手にします。

2007年、2008年には連盟の女流リーグ"女流桜花"で連覇を果たすなど、輝かしい実績を残し、デビューして直ぐにアイドル的な人気を得た亜樹プロですが、麻雀の実力も確かなことを証明していきます。

2013年に結婚、出産し、しばらく産休を取りますが、復帰すると2014年には"麻雀最強戦2014女流プロ代表決定戦"で優勝するなど、出産前と変わらない活躍し続けます。また2017年度には、他団体のタイトルホルダーが参加する、連盟主催の大会"女流麻雀日本シリーズ"で優勝、常に第一線で活躍し続けてきました。

Mリーグ・EX風林火山からドラフト1位指名

2018年にはMリーグが発足、多くの麻雀関係者やファンは、亜樹プロの指名を予想していましたが、亜樹プロ自身は女流プロが選ばれることはないと思っていたそうで、自分が選ばれるとは思っていなかったそうです。

しかし8月7日に行われた第1回ドラフト会議でEX風林火山からドラフト指名を受け、初年度からMリーグに参戦します。

Mリーグ1年目は個人スコアはややマイナスの-49ポイントでしたが、4着回避率は21人中2位と安定した成績を残し、チームもレギュラーシーズンを首位で突破、ファイナルで惜しくも赤坂ドリブンズに敗れますが、準優勝と好成績を残します。

しかし、2年目は個人成績-286.4ポイントで29人中28位と大きなマイナスを記録し、チームも最下位となり、悔しいシーズンとなってしまいました。

3年目となる2020-21シーズン、藤沢晴信監督は「ファイナルで3位以内に入らなければ選手の入れ替えを実施する」ことを発表、背水の陣で迎えたこの年、EX風林火山は初優勝を飾ります。亜樹プロもレギュラーシーズン-37.5、セミファイナル43.2、ファイナル-50.0と安定した成績を残し優勝に貢献します。

2021年には二度目となる"女流麻雀日本シリーズ"での優勝を飾り、Mリーグでも大きなマイナスのない負けの少ない安定した成績を残し、女流プロの先駆者だった二階堂亜樹プロが今でもその実力が健在であることを証明し続けています。史上最年少女子プロとしてデビューしながらも、気づけば今やベテランと言っていいほどの長いキャリアとなり、麻雀界の重鎮と呼べる存在になってきました。女流プロの代表格として常に第一線で活躍し続けてきた亜樹プロですので、これから先も変わらず、活躍する姿を見ることを多くのファンが望んでいます。

Mリーグ成績
シーズン個人
スコア
平均
打点
4着
回避率
最高
スコア
半荘数
2023-123.6pt7,5180.73915880023
202227.5pt7,2470.69576110023
202149.4pt7,3020.76195380021
2020-37.5pt6,8000.78575030028
2019-286.4pt5,4890.60004470020
2018-49pt6,7960.87504350024

獲得タイトル

  • 第3期プロクイーン
  • 第2期、3期女流桜花
  • 女流プロ麻雀日本シリーズ2017、2021
  • 第3回モンド王座決定戦
  • 第14回女流モンド杯

二階堂亜樹プロの対局動画

モンド名場面集

モンドTV公式チャンネルがまとめた二階堂亜樹プロの名場面集です。長い間活躍している亜樹プロなので、いろいろな時代の姿が見ることができます。

第6回女流モンド国士無双

2008年に行われた第6回女流モンドからの一局、ライバル同盟茅森プロから起死回生の国士無双をアガります。この試合、黒沢咲プロも同卓しており、Mリーグが始まる10年前から三人のプロが活躍し続けていることがよくわかります。

大逆転の麻雀最強戦2020

麻雀最強戦2020最強「M」トーナメントの決勝卓、亜樹プロは三着、厳しい点差で迎えた親番の南2局、怒涛の勢いで連荘し、首位の多井隆晴プロを追い詰めます。

そしてオーラス、自らの手で当り牌を掴み、見事な大逆転勝利

Mリーグレギュラーシーズン2020-21レギュラーシーズン、2月12日に行われた第一試合、全員が2万点台で迎えたオーラス、しびれる状況で大逆転となるアガりを決め、実況の日吉辰哉プロ、解説の松本吉弘プロも思わず大興奮の一局

Mリーグ、四暗刻単騎

Mリーグ2022-23レギュラーシーズン、2月14日に行われた第二試合、四暗刻をテンパイする亜樹プロ、リーチをかけることによって、魚谷プロから九萬を誘い出します。狙い通り四暗刻へ放銃してしまう魚谷プロ、解説の石橋プロの「麻雀怖っ」という言葉がこの一局の恐ろしさをうまく表現していると思います…。

亜樹プロVS岡田プロ、連盟女流プロ対決

Mリーグ2023-24ファイナルシーズン、5月17日に行われた第一試合、シーズン最終日の東一局、連盟の後輩岡田紗佳プロとリーチ対決となります。レギュラーシーズンは苦戦する場面も多く見られました亜樹プロですが、ポストシーズンは絶好調で、この局も見事な貫禄勝ち。

まとめ

二階堂亜樹プロは、18歳でデビューし、メディアにも大きく取り上げられ、女流プロのパイオニア的な存在として活躍、その後、多くの女流プロが増えるきっかけとなった麻雀プロです。デビューして以来、姉瑠美プロと共に、二階堂姉妹は常に麻雀界の第一線で活躍し、麻雀界に大きく貢献してきました。Mリーグが始まってからも、EX風林火山の顔として活躍、18歳の時から変わらない美しさで多くの麻雀ファンを魅了し続けてきました。これからも女流プロの第一人者として、活躍する姿を見続けていきたいです。

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      同じ連盟の井手康平だわ!

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