メンタンピン プロも使う王道の攻め!
- メンタンピンとは?
- リーチ
- タンヤオ
- ピンフ
- メンタンピン
- メンタンピンが王道な理由
- 基本役で構成されている
- メンタンピン三色一盃口!
- 三色同順(サンショクドウジュン)
- 一盃口(イーペーコー)
- メンタンピン三色一盃口
- まとめ
メンタンピンは麻雀初心者のみならず上級者も用いる攻めの基本であり王道です!何故メンタンピンが王道なのか?単純に、基本役であるリーチ、タンヤオ、ピンフの複合であるという理由からもう一歩踏み込んで考えてみましょう。きっと雀力のアップに繋がります!
メンタンピンとは?
メンタンピンに始まって、メンタンピンに終わる。こんな格言があるくらい、メンタンピンは重要な役なのですが、何故か役一覧には載っていません。実は、メンタンピンとは下記の3つの役の複合の事なのです。
ここがポイント!
- 1.リーチ
- 3.タンヤオ
- 2.ピンフ
「メン」要素は何処にある?と思うかもしれませんが、メンとはリーチの事です。決して門前自摸(メンゼンツモ)の事ではありません!リーチは門前(メンゼン)でないとかけられないので、門前であることに間違いないのですが紛らわしいですね。何故リーチの事をメンと呼ぶのかは定かではありませんが、リーチのルールが普及する前からあったメンタンピンという言葉(この時はタンヤオとピンフの2翻)の語感が良いのでそのまま使われるようになったという話があります。
メンタンピンが完成すると、合計3翻になります。点数は、親で5,800点、子で3,900点です。まずは、それぞれの役を簡単におさらいしてみましょう。
リーチ
リーチがかけられる条件は下記の2つです。
- 門前である
- テンパイしている
門前という条件があるので、鳴いてはいけませんが、暗槓(アンカン)は門前扱いなので大丈夫です。
リーチ後に暗槓をすることも可能ですが、暗槓によりリーチの待ちが変わってしまう場合は認められません。
タンヤオ
タンヤオとは、漢字で書くと「断么九」、正式には「タンヤオチュー」と読みます。「么九(ヤオチュー)」は「一九字牌」という意味です。その「么九(ヤオチュー)」を断つ、つまりは一九字牌を使わない役ということです。タンヤオの条件はその一つです。※場によっては門前のみとする場合もあります。
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ピンフ
タンヤオと並ぶ麻雀の基本役がピンフです。成立条件は下記の通りです。
- 1) 門前であること
- 2) 全ての面子が順子(シュンツ)で構成されていること
- 3) 雀頭(ジャントウ = アタマ)が役牌でないこと
- 4) テンパイした時の待ちが両面待ちであること
メンタンピン
先に書いた通り、上記3つの役の複合した状態をメンタンピンと言います。
合計3翻 | 門前のみ* | 両面待ちし |
リーチ + タンヤオ + ピンフ = メンタンピン リータンピンの方が分かり易いですが、なぜかメンタンピンと言います。 |
- メンタンピンのメンはリーチの事!門前自模(メンゼンツモ)の事ではありません!
メンタンピンが王道な理由
基本役で構成されている
メンタンピンが王道だという理由を一言でいうと、リーチ、タンヤオ、ピンフと、基本役のみで構成されているので狙い易いという事ですが、そもそもこれらの基本役は何故"基本"なのでしょうか。
リーチ : 門前でテンパイするだけで良い
リーチはご存知の通り、門前でテンパイするだけで成立する役です。門前でさえあれば、他のどんな役とも複合します。まさに基本中の基本ですね。また、門前を維持する事は、状況の変化に柔軟に対応できるという利点もあります。
タンヤオ : 中張牌(チュンチャンパイ)は揃えやすい
中張牌とは数牌の2~8の牌です。136枚中84枚の牌が使える事になります。割合で言ったら2/3弱なので、微妙に思えるかもしれませんが、順子でも刻子でも揃えられる中張牌は非常に揃えやすく、他の役との複合もしやすいというメリットがあります。
ピンフ : 順子は牌効率が良い
ピンフは面子を必ず順子にしなければなりません。順子は面子のなかでも両面待ちの形にでき、受け入れ牌が多いため効率よく牌を揃える事が出来ます。また、全てを順子にするという事は、必然的に多くの種類の牌を集める事になり、ドラが乗る可能性が増すというメリットもあります。
受け入れ牌を簡単に説明すると、面子を揃えるために必要な牌の事です。
順子と刻子、それぞれが完成する一歩手前を比較してみましょう。
順子を作る場合
上記を順子にするには、とのどちらかが来れば良いですね。
2種類×4枚で、最大で8枚の受け入れ牌があることになります。
刻子を作る場合
上記を刻子にするには、が来なくてはなりません。
1種類×2枚で、最大で2枚しか受け入れ牌がありません。
このように、順子は刻子に比べて揃えやすいということで、言い換えると牌効率が良いという事です。牌効率とは役作りや防御を無視して『聴牌(テンパイ)まで最短で手牌を揃えることを目指し、最も効率の良い選択を行うこと』とで、麻雀の上達には欠かせない考え方です。
メンタンピンは、牌効率が優れている上に3翻を稼げる、更にドラが乗れば一気に満貫という非常に優れた複合役なのです。これが、麻雀初心者のみならず上級者も用いる攻めの基本であり王道である所以です。
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- ちょっと難しいけど、牌効率を意識しよう!
無理せず手を進められる
メンタンピンに限った話ではありませんが、役は最初から決め打ちで狙うのではなく、刻々と変化する状況に合わせて狙いを変えていくものです。まずはタンヤオ、そして状況によってはピンフを追加、そしてリーチと手を進めていく中で、メンタンピンが難しそうであればタンヤオのみでアガってしまっても良いですし、より良い役が狙えるようであれば手を変えたり更なる複合を狙ったりと、状況に応じて無理せず手を進めることが出来ます。運が良ければ、門前自模やドラなどでの加点が期待できるのも魅力です。
メンタンピン三色一盃口!
メンタンピンを狙う際に、意識してほしい役が2つあります。それは、三色同順(サンショクドウジュン)と一盃口(イーペーコー)です。三色同順と一盃口は、それぞれメンタンピンとの複合が可能です。メンタンピン、サンショク、イーペーコー、なんだか語呂が良いですよね。良いのは語呂だけではありません、合計6翻で跳満確定、点数は18,000(親)/12,000(子)になります!狙うのは難しいですが、うっかり見逃さないように意識してください!
三色同順(サンショクドウジュン)
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一盃口(イーペーコー)
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メンタンピン三色一盃口
合計6翻 | メンゼンのみ | 両面待ち |
リーチ + タンヤオ + ピンフ + 三色同順 + 一盃口 = メンタンピン三色一盃口 跳満確定だけあって、難易度は高いです。 |
まとめ
麻雀の基本が詰まっていて、尚且つ高得点も狙えるメンタンピンはまさに攻めの王道!メンタンピンでアガられると、この人強いかもと思ってしまいます。単に簡単な役ということで片付けないで、牌効率を考える事が上達への道です!
皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!
最近してない!
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
>最近してない!
ぜひしてください!
今後とも麻雀豆腐を宜しくお願い致します。
衍字などの報告です。
>それぞれが完成しする一歩手前を比較
→それぞれが完成【】する一歩手前を比較
>そしてリーチと手を進めて行く中で
→進めて【い】く中で(ひらがな推奨です)
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
>衍字などの報告です。
申し訳ありません、該当箇所を修正致しました。
いつも誠にありがとうございます!m(__)m
コンテンツに間違いないようより一層の注意を払い、ご利用していただけるユーザー様と共に麻雀豆腐も成長していけるように努力致します。
今後とも麻雀豆腐を宜しくお願い致します。
跳満の子の点数は12,000なのでは?
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
ご指摘の通り説明に誤りがありました。
大変失礼いたしました。
該当箇所を修正致しました。
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3.メンタンピン三色一盃口!
× 点数は18,000(親)/6000(子)
↓
○点数は18,000(親)/12,000(子)
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ご利用して頂けるユーザー様と共に麻雀豆腐も成長していけるように努力致します。
今後とも麻雀豆腐を何卒宜しくお願い申し上げます。