配牌(ハイパイ)
牌山のセッティングが完了したら、配牌の開始です!配牌とは読んで字のごとく、牌を各プレーヤーに配る事です。どんな牌が来るかドキドキしますね!
配牌の仕方
配牌は、親から順番に時計回りで牌を取って行きます。それを計4周するのですが、3周までは一回につき4枚ずつ取り、最後の1周は1枚ずつ取るので、計13枚となります。
最後の1周で1枚ずつ取ると説明しましたが、親だけは最後の1周で2枚取ります。ただし、連続する2枚の牌を取ってはいけません、配牌後の最初のツモが親なので、その最初のツモ牌を配牌時に一緒に取ってしまうという事です。
この2枚の牌を1枚ずつチョンチョンと摘み取る様子から、この行為をそのままチョンチョンと呼んだりします。ちなみに、子の場合は1枚だけなのでチョンと呼びます。
ちゃんと牌を取ったか確認する時に「チョンチョンした?」とか「チョン取った?」と聞いたりします。
理牌(リーパイ)
理牌(リーパイ)とは、牌の並び順を整理する事です。理牌は自分が分かり易くなるだけでなく、アガった場合などに他家(ターチャ=他のプレーヤー)が確認しやすくする為でもあるので、必ずやるようにしましょう。
配牌が完了したらこれを確認!
牌が13枚(親は14枚)あるか
配牌が終わった時点で、子は13枚、親は14枚の牌が無ければいけません。足りない場合は小牌(ショウハイ)、多すぎる場合は多牌(ターハイ)と言い、ペナルティーの対象となります。必ず確認しましょう!
天和・地和
配牌後の第一ツモでアガった場合につく役です。33万回に1回の確率と言うとんでもないレア役ですが、可能性は0ではありません(笑)
親の場合が天和で、子の場合が地和です。親は配牌の時点で第一ツモの牌を取得しているので、配牌完了時でアガっていた場合に天和となります。
ダブル立直(リーチ)
配牌の時点でテンパイ(アガりの一つ手前)していた場合、ダブル立直のチャンスです!
九種九牌(キュウシュキュウハイ)
配牌後の第一ツモで手牌に九種類以上の么九牌(一九字牌)が存在した場合、九種九牌を宣言し流局とする事ができます。ただし、第一ツモの前に誰かしらが鳴いた場合(ポン・チー・カンのどれかをした場合)は九種九牌を宣言する事はできません。配牌が悪い(全然揃っていない)場合は、九種九牌になっていないか確認しましょう!
九種九牌を宣言できる手牌の例
皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!
九種九牌を宣言する時ってどのような手順で行えばいいですか?
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
>九種九牌を宣言する時ってどのような手順で行えばいいですか?
誰も鳴いていない状態で、1巡目の自分の番がまわってきたタイミングで宣言します。
自分の手番前に副露が入ってしまうと九種九牌を宣言することができません。
宣言方法は、「九種九牌です。」と発声して牌をすべて倒し手を公開してください。
お役に立てますと幸いです。
今後とも麻雀豆腐をよろしくお願いいたします。
あ、ごめんなさい、勘違いでした。
牌は開面位置から時計回り、人の順番は半時計回りなのですね!
配牌の仕方 のところで、半時計回りが時計回りと誤植されているような気がします。