天和（テンホウ／テンホー） [ 役満 ]

最終更新：2019年09月27日

偶然でしか出現しえない３３万分の１の奇跡それが天和！全ての麻雀好きが抱くロマン、運ゲーと言われる麻雀の象徴的存在、天からの授かりもの、それが天和なのです。生きているうちにあがってみたいものです。

一般役から役満まで一覧はこちら！

1. 役の作り方

天和（テンホウ）
出現率：33万分の1
運

役満	門前のみ	待ち指定無し
自分が親の時、配牌（ハイパイ）の時点で既にアガりの形が出来ていると成立。

アタマ

順子 or 刻子

スタート時点の最初の手牌に４つの面子と雀頭があれば、天和です。七対子型、国士無双型の形になっていても、天和です。でも配牌の時点でカンをして嶺上牌をツモって嶺上開花（リンシャンカイホウ）でアガったら天和にはなりません。

３３万回麻雀をする。そうすれば一回は出るかも。

もしくはイカサマ。代表例は「燕返し」

他にも「二の二の天和」という技があるけど、それは映画「麻雀放浪記」を見た方が早い。若き日の真田広之演じる主人公がイカサマ技の師匠の出目徳と共に二の二の天和で荒稼ぎをします。

役満で天和ならダブル役満という奇跡。

例えばダブル役満ありのルールの場合、いきなり配牌時に大三元だったら、天和＋大三元のダブル役満になり96000点になります！まぁ、ほぼありえないですが、一度は見てみたいロマンです。

＊ダブル役満＝役満が２つ複合することをありとするルール。通常では得点は役満止まり。

天和でアガった時に、それが役満の役、もしくはすでに役満が２つ複合していたらダブル役満、トリプル役満にする、ということがあります。しかし、それこそ奇跡。

そして、そもそも競技大会では天和を採用していない場合があります。なぜなら、運でしか出ないため、競技性が失われるからです。なので、天和は一般的に認められている公式の役ですが、見方によっては天和自体がローカルルールであるとも言えないこともないです。

天和とは何かというならば、それは奇跡としか言いようがないです。だから天和が出たら運を使い果たして死ぬと言われているのです。さすがに時代は２１世紀、死ぬことはないかと思いますが、自分はそんなオカルトを信じるタイプなので、天和でアガった日にはお祓いをしたいと思います。