少牌(ショーハイ)
少牌(ショーハイ)とは、決まった枚数より少ない状態になった場合の反則です。麻雀では手牌の枚数が決まっています。絶対間違えないよとあなどってはいけません。対局が長時間になってくると集中力も落ちてきて少牌になりやすくなります!初心者の方も要注意です!少牌になりやすいケースや見分ける方法、罰符などをご紹介します!
1. 少牌(ショウハイ)とは?
手牌は通常13枚(ツモした時点で14枚)と決まっています!これは麻雀の超基本ルールです!手牌がそれよりも少ない枚数のときに少牌(ショーハイ)という反則になります。
ツモ
上記の場合、ツモ時点で13枚なので定数を割っています。少牌になっていますね。
上記のように、麻雀では14枚で役を作りアガるゲームです。4面子(12枚)+1雀頭(2枚)=合計14枚!手牌は13枚でも15までも反則となります。合計14枚でアガりになりますが、対局中はツモと打牌(ダハイ)を繰り返すので、手元には13枚あることが基本です!
少牌の罰符
少牌は反則なので罰符を支払う必要があります。
対局は続行 違反者はアガり放棄
少牌は多牌(ターハイ)に比べて罰符は軽めです。アガり放棄となり、反則をした場合、対局はそのまま続行して本人がアガれなくなります。
2. 少牌になりやすいケース
少牌になりやすいケースがあります。
①配牌時に牌山から定数を取り忘れる
②カンの「嶺上牌(リンシャンハイ)」の取り忘れ
①配牌時に牌山から定数を取り忘れる
配牌時、親14枚・子13枚の牌を取得します。最後の1枚をとり忘れて少牌になるケースが多いです。ただし、どの時点で少牌になったか、ということは問題ではありません。本人や他家が気づいた時点で少牌となります。
②カンの「嶺上牌(リンシャンハイ)」の取り忘れ
カンの場合少し手順が複雑なため、多牌・少牌になりやすいポイントです。ポンやチーの副露の場合は捨牌から1枚とってきたあとに、手持ちの1枚を捨てるので少牌になることはあまりありません。
Beforeカンをする前(手牌の合計13枚)
Afterカンをした後(晒した牌と手牌の合計が14枚)
槓子/他家に晒す
カンした時の嶺上牌の取り忘れ・捨て忘れには注意です!
3. 少牌を見分ける方法
多牌・少牌になっていないか確認する方法です!初心者の方はしっかりと確認しましょう!!
手牌の左右3枚ずつを手にとってそれぞれの端につめるように2段に重ねます。
重ねると、真ん中に2段に重ならない牌が1枚であればきっちり13枚です。とても簡単に確認できる方法です。この行為を恥ずかしい行為と思う人もいるようですが、かっこうをつけてチョンボや反則になっていたのではもっと格好がつきません。
4. まとめ
少牌は多牌に比べると罰符は軽めですが反則は反則です。みんな気持ちよく打てるように、しっかりと牌の枚数を確認して反則にならないように注意しましょう。
皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!
多牌と同じ内容ですが誤字などの報告です。
>手牌の左右3枚づつを手にとって
→【ず】つ 現代仮名遣い
>それぞの端につめるように2段に重ねます。
→それぞ【れ】の端につめるように
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
>多牌と同じ内容ですが誤字などの報告です。
申し訳ありません、該当箇所を修正致しました。
いつも誠にありがとうございます!m(__)m
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