ダブル立直(リーチ) [ 2翻 門前 ]
通称・ダブリーです。滅多にお目にかかることのない、貴重なラッキー役です。
知らなくても生きていけるけど、知っていたら知っていたで得した気になれる、そんなダブリー情報集です。
1. 役の作り方
出現率:0.1%-0.2%
うっかり忘れないように
2翻 | 門前のみ | 待ち指定無し |
一巡目の捨牌でリーチをかけると成立。ただし、それまでに副露(フーロ:鳴き=ポン、チー、明カン)があった場合は成立しない。 ※子:最初の配牌時にテンパイかイーシャンテンであり、第一ツモでテンパイが確定すればOK ※親:最初の配牌時の14枚でテンパイが確定していればOK |
ダブリーとは、第一巡でリーチをかけたらダブリーとなり、アガれたら二翻になります。
子の場合
- 配牌時にイーシャンテンもしくはテンパイを迎えている
- 第一ツモでテンパイになる
- 自分の最初の捨て牌でダブルリーチを宣言し、リーチ棒を置く
親の場合
- 配牌時の14枚の手牌がテンパイを迎えている
- 自分の最初の捨て牌でリーチを宣言し、リーチ棒を置く
なので、子の場合、こういう事になります。
一言でいうと、一番最初の捨て牌でリーチをかければダブリーです。
ダブリーが消える条件もあり、それは自分の順番の前に、ポン、チー、カンの鳴きがあった場合は無効になります。
ダブリーが消えてしまったら残念だとしか言いようがないです。
2. アガるポイント
神に祈る。
そして見逃さないように気を付けるのみ。
3. 役の複合を狙う
リーチと複合して3翻、なんてことにはなりません
リーチ(1翻)+ダブルリーチ(1翻)という計算で2翻となります。
ダブリーで一発でアガればそれだけで3翻です。素晴らしい。
4. ローカルルール
ダブリーをして河底撈魚(ホーテイラオユイ)でアガると役満になる、というローカルルールがあります。
その名もダブリー河底撈魚。またの名を石の上にも三年。またの名を頑固一徹と言います。
河底撈魚は一番最後に捨てられた牌をロンでアガる役です。つまり、一巡目でリーチをかけて、そのままアガらずに(アガれずに)一番最後の捨て牌でロンをしたので特別に役満にしよう、というローカルルールです。なので、石の上にも三年や、頑固一徹なんていう名前がついているのです。
ダブリーと河底撈魚という奇跡の偶然役の共演、見てみたいです。
5. まとめ
ダブリーは運でしか出現しえないです。だからでしょうか、漫画ではよく見る気がします。絵になりますからね。強運キャラはダブリー出して調子を上げますね。しかし、現実ではなかなかお目にかかれないです。チャンスがあったら意地でもアガりましょう!しかし、それでもプラスになるのは二翻だけというのは、少し残念な気がします。
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