麻雀格闘倶楽部をやってみた!

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麻雀格闘倶楽部をやってみた!

目次
  1. 麻雀格闘倶楽部とは
  2. プラットフォーム
  3. 操作性・操作感
  4. グラフィック&サウンド
  5. 料金・コスパ
  6. 人の多さ
  7. ゲームモード
    • ノーマルモード 通常卓
    • サクサクCPU卓
    • ハイレート 連勝フィーバー卓
    • 黄龍専用 上級卓
  8. 段位システム
  9. 総合評価
  10. ルールや機能
  11. その他の特徴

アーケード版の麻雀ゲームでプレーヤー数が最多と言われているのが、麻雀格闘倶楽部です!パチスロにまでなったこの人気麻雀ゲームの魅力とは!?
オンライン麻雀をはじめたいけど、どのゲームが良いのか分からないという方の為に、今回は麻雀格闘倶楽部をやってみました!

麻雀格闘倶楽部とは

麻雀格闘倶楽部(マージャンファイトクラブ)とは、コナミデジタルエンタテインメントが開発したオンライン麻雀ゲームです。最初のアーケード版が2002年にサービスを開始し、現在ではスマートフォンアプリや、家庭用ゲームソフト版も販売されています。具体的な数字は記載されていませんが、ホームページ上ではアーケード版の「麻雀格闘倶楽部 彩の華」が「プレーヤー参加人数最多!」と紹介されています。

ここでは、スマートフォン版の麻雀格闘倶楽部spについてのレビューをご紹介します。
評価は、筆者の個人的評価です。

プラットフォーム

評価:★★★★★

麻雀格闘倶楽部 彩の華アーケードゲーム
麻雀格闘倶楽部 新生・全国対戦版PS Vita
麻雀格闘倶楽部SpiOS / Android
麻雀格闘倶楽部 DS Wi-Fi対応 コナミ ザ・ベストニンテンドーDS
麻雀格闘倶楽部 全国対戦版(コナミ ザ・ベスト)プレイステーション3
麻雀格闘倶楽部 全国対戦版(コナミ ザ・ベスト)PSP

アーケード版を筆頭に、様々なプラットフォームで販売されています。ですが、パソコン版が無いですねー。また、プラットフォームが異なるユーザー同士の対戦ができないのは勿体ない!

操作性・操作感

評価:★★★★★

メニュー画面の遷移やゲーム進行のテンポがやや悪い印象。特別重いわけでは無いですが、軽快感に欠ける気がします。

副露(フーロ=鳴き)の時の、対象牌(他家の捨牌)がどれなのかが分かりにくい。スマホの小さい画面の中に牌がぎゅうぎゅう詰めになっているので、見づらいのかもしれません。

また、打牌の制限時間を示すゲージが無いので、残り時間も分かりにくいですね。3秒前に一度ピッと音がして、端の方にカウントダウンの数字はでるものの、捨て牌を選んでると視界に入らないので、音がすると慌てて捨てる羽目になります。

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ごちゃっとして見づらい気がします。

グラフィック&サウンド

評価:★★★★★

全体的に重厚で豪華な雰囲気を醸し出しているものの、卓のデザインも含め、やや古臭い印象ですね。卓もちょっと見づらいです。

自模(ツモ)や打牌の音は、ボコポッっと妙な音で、あまり心地良く感じません。もうちょっと軽快なサウンドだと、テンポも良く感じられるかも。ただ、満貫以上でアガった時の雷のエフェクトと振動は気持ち良く「よっしゃ、見たか!」という感じです。自分が振り込んだ時はビビりますが(笑)

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バブルの時代を彷彿させます!
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落雷と振動で気持ちよくロン!

料金・コスパ

評価:★★★★★
アプリのダウンロードは無料ですが、対局するにはゲーム内通貨のMGが必要です。オンライン対局後の残り点棒がMGに変換されるので、比較的容易にMGの獲得はできます。もし、MGが不足した場合は、購入する事になります。

MGの入手法

  • アカウント作成時 1,000MG
  • ログインボーナス(1日1回) 100MG
  • 対局後の残り点棒から変換
  • 各種ボーナス
  • 購入

MG料金表 ※2015年8月26日現在

MG価格
120MG¥120
290MG¥240
620MG ¥480
1340MG¥960
7200MG¥4,500
9800MG¥5,800

対局に必要なMGは下記の通りです。表中の「なし」は該当する卓が無いという意味です。
MGが0で対局できる完全な無料卓が無いのが残念です。東風戦で250MGなので、大体200円程度ですね。かなり高い気がしますが、対局でMGを獲得できるので、ある程度の腕があれば頻繁にMGを購入するようなことにはならなそうです。

一般卓上級卓CPU卓連勝フィーバー卓
東風戦250500501,000
三麻250500なしなし
半荘375750なしなし
一局50100なしなし

人の多さ

評価:★★★★
天鳳やMJと比較すると、卓が出来るまでの時間は同等かやや時間がかかるかなといった印象です。平日の昼間でも人が多い時は、10秒もしない内に面子が揃い、待っても30秒程度なので、相当な数のプレーヤーがいると思います。

ゲームモード

評価:★★★★★
大きく、4つのモードがありますが、上級卓の解禁まではかなり時間がかかりそうなので、暫くは通常卓で遊ぶことになりそうです。やはり、完全無料(MGが不要)の卓が無いのがちょっと残念ですね。

ノーマルモード 通常卓

下記の4つの卓を遊べます。通常卓という名前の通り、通常はこのモードで遊ぶことになります。

  • 全国オンライン東風
  • 全国オンライン三麻
  • 全国オンライン半荘
  • 全国オンライン一局

サクサクCPU卓

CPU卓は東風戦のみです。対局に50MG必要ですが、CPUで東風戦なら0にして欲しい所です・・・。

  • CPU戦東風

ハイレート 連勝フィーバー卓

対局に1,500MGも必要なハイレート卓です。対局で一定数以上の点棒を獲得すると通常より多くのMGを獲得できます。また、獲得したMGを次の対局に持ち越すと、更に多くのMGを獲得できます。この卓は、腕に自信が無いと躊躇われます(笑)

  • 全国オンライン半荘

黄龍専用 上級卓

最高段位の「黄龍」になってはじめて上級卓が解禁となります。黄龍になるには、実力にもよりますが数か月かかってもおかしくないようです。上級卓が数か月べないと言うのはちょっと厳しい気がしますね。

  • 全国オンライン東風
  • 全国オンライン三麻
  • 全国オンライン半荘
  • 全国オンライン一局
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上級卓の封印はいつ解けるのか、、、

段位システム

評価:★★★★
級は10級~1級、段は初段~10段、その上が「四神マスター」「黄龍」と続きます。初段まではあっという間ですが、段位を上げるのはなかなか骨が折れます。

なかなか厳しい段位システムですが、この段位システムの良い所は、1位になる事が重要だという所です。初段以上になると、段位を上げる為に「ファイトオープ」というアイテムが必要になるのですが、ファイトオープは1位のプレーヤーが4位のプレーヤーから奪う事でしか獲得できません。つまり、段位を上げるには、1位になる必要があるという事です。

無難にラス回避(4位にならないようにする)をしているだけで昇段できる、所謂「ラス回避ゲー」と呼ばれる麻雀ゲームと比較すると、積極的に1位を取りにいかなければならないこのシステムは評価できると思います。

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なんとか二段になりました!

総合評価

評価:★★★★

段位システムに定評あり!じっくり腕を磨こう!

グラフィックやサウンドが今一つですが、コスパや人の多さ、段位システムといった部分は優れていると思いました。どちらかと言うと、初心者よりも中級者以上で、もっと腕に磨きをかけたい人におすすめです!

スマホ版とアーケード版の連動機能があるので、普段はスマホ版で腕を磨いて、たまに気分を変えてアーケード版で遊ぶのも楽しいのではないでしょうか。また、プロの雀士もプレーしているので、強くなれば有名プロとの対戦も夢ではありません!

ルールや機能

卓の種類
  • 一局戦
  • 東風戦
  • 三麻
  • 半荘
  • CPU戦(東風戦)
喰いタン・後付けありあり
食い替えあり
赤ドラあり
ダブロン・トリロンあり
アガリ止めオーラスで親がアガると終了
流局親流れ
途中流局
  • 九種九牌
  • 四槓流れ
  • 四風連打
  • 長考ボタン

※4人リーチは続行

打牌の制限時間 5秒 ※長考ボタンを押すと10秒
アシスト機能
  • テンパイ時の待ち牌表示(残り枚数は非表示)
  • アガリAUTO
  • 長考ボタン
戦績履歴平均順位、アガり率、平均アガり翻数などなど、様々な戦績履歴が確認出来ます
チャット機能なし
プライベート対戦なし

他にも、東風戦のみや半荘のみの戦績、過去30戦の順位の推移なども見る事が出来ます。

その他の特徴

日本プロ麻雀連盟公認

日本プロ麻雀連盟公認と言うことで、有名プロ雀士が多数登場します。アーケード版ではプロ本人が打つことがあるようですが、格闘倶楽部spではCPU(コンピュータ)のようです。

「KONAMI ID」を取得すると、スマホ版とアーケード版での連動が可能なので、スマホ版で段位を上げて、アーケード版でプロと対戦してみたいですね。ただ、どれくらいの確率でプロと対戦できるのかは不明です。

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若い女子プロから大御所まで参戦!

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皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!

  1. アーケード黄龍Lv26までいったけど、ヤラセがひどすぎてやめます。アプリも課金でやったけど、送り込み、狙い打ちがひどすぎてやめます!

    • 賢明な選択だと思います。私は対局すべてを複数の仲間と同時に動画撮影していますが、まずプロが見ればあり得ないことが多々でしょう。更に、同じクラスで仲間と対局することが不思議にも一度もありません。いくらプレイヤーが多いとはいえ、10人以上の仲間が各500局以上の対局をしても同卓しないとはお笑いです。すべてCPUという気持ちにすらなります。まあ、課金目的のヤラセゲームとしか言えませんね。

    • まさにおっしゃる通り!現実離れし過ぎ。これをプロ麻雀連盟が推奨しているということは、連盟の恥!

  2. アーケードを辞め6年、久し振りにアプリ版をしましたが
    相変わらずヤラセ度が半端無く高く実際の麻雀とは掛け離れていて勝負感に欠ける、
    ゲームとして考えてもちょっと程が低い、
    リアルアナログ(手積み)高レート麻雀程面白い物はありませんね、
    PCに決められたアルゴリズムでの配牌何て運でも何でも有りません、ヤラセです。

  3. 現在10段ですが1位を3回やりましたが4回目で2位になったアドバイスを教えてください

    • 麻雀豆腐編集部です。
      麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
      ご返信が遅れてしまいすみません^^;
      率直に申しますと、、
      編集部に麻雀格闘倶楽部で10段から11段へ昇格したプレイヤーがおらず、
      有用な助言などが出来る者がおりません!!
      (T_T) 誠に申し訳ございません。。
      編集部一同、林様の昇段が成功するよう願っております!!!

      ちなみにプロの方や自称麻雀が上手な方の記事がありますので是非ご覧下さい。
      何かの参考になれば幸いです。

      鈴木たろうプロの記事
      https://majandofu.com/suzukitaropuro-advice10

      小倉孝プロの記事
      https://majandofu.com/oguratakashi-advice

      港区の麻雀が強い人のお話し
      https://majandofu.com/to-be-strong-knowledge

  4. ラス回避よりトップ取りが重要な方が段位システムとして優れてるというのはどのような判断基準に基づいているのでしょうか?麻雀でトップを取るのはラスを回避することに比べると圧倒的に運に左右されやすいですし、実力評価という判断基準の基では明らかに劣った段位システムだと思いますが。
    「無難にラス回避していれば」などというラス回避を軽んじる発言も気に障ります。本当の「ラス回避麻雀」を打ったことがある人が書いた内容だとは思えません。ラス回避はある意味で難しい技術ですし、その経験があればこのことはすぐに実感できます。このようなネット麻雀を俯瞰するような記事を書くのであれば、もう少し麻雀の本質をしっかり理解してからにして欲しいですね。

    • あかつき 様
      麻雀豆腐編集部です。
      麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!

      たしかに仰る通り、ラス回避を軽んじるような表現になってしまっています。
      オリは麻雀で必要不可欠な技術であり、勝利を掴むのも確実なオリの技術があってこそですね。
      記事の内容を再検討致します。
      更新まで少し時間が掛かってしまうかと思いますが後日内容を編集するように致します。

      また、なぜこのような表現になってしまったかと言うと、
      編集部の麻雀に対する想いにあるのだと思います。
      以下「編集部の想い!」
      =========
      麻雀のオリには、合わせ打ち、現物、完全安全牌、壁スジ、など、ある程度決まった手順があり、技術が試されるものだと思います。
      逆に勝利を掴むためには多くの不確定要素、壁牌や王牌などの牌山、他家の手牌や思惑など、見通しが困難な数々の要素を突破する必要があります。
      これらの不確定要素を踏まえつつ最善の戦略を練ることが非常に難しく、麻雀を面白いゲームにしている最も重要なものだと考えています。
      「データが不十分な状況においても最善の戦略を決定する」ここにとても大きな魅力を感じます。

      最近こんな記事を見つけました。
      —-
      『囲碁でだめなら、お次はポーカーだ──人類に残された「AIとのゲーム」』
      http://wired.jp/2016/03/21/texas-holdem/
      —-

      編集部では麻雀との親和性を感じてしまいます^^
      私たちは「運」「トップ取り」ここがとても楽しい麻雀のゲーム要素だと思っています!
      =========

      このようなスタンスだったので、ラス回避を軽んじるような表現になってしまったのだと思います。。
      (^^;)

      ご利用して頂けるユーザー様と共に麻雀豆腐も成長していけるように努力致します。
      今後とも麻雀豆腐を何卒宜しくお願い申し上げます。

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