立直(リーチ) [ 1飜 ] [ メンゼン役 ] 麻雀役3分講座!
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リーチはピンフやタンヤオなど手牌に役が何もないときでも、リーチをかければ必ず1翻(ハン)つく麻雀初心者には欠かせない役です。
麻雀役の中でも最もアガリやすい役の1つなので、リーチをかける時の細かいルールも是非一緒に覚えていただき、より麻雀を楽しみましょう!
役の作り方
リーチの条件
リーチの条件とは、メンゼンでテンパイしたときリーチと宣言してアガるというのが条件の役です。
*メンゼン=ポン、チー、カンをしていない状態
*テンパイ=アガりの一歩手前
- メンゼンである
- テンパイしている
これがリーチをかけられる条件です!
ちなみに、リーチ、漢字で書くと立直です!日本の麻雀は立直麻雀とも呼ばれるので、我が国の麻雀の象徴的存在の役なのがリーチなのです。
メンゼンで、というのが絶対条件なのですが、暗槓(アンカン)はオッケーです。
暗槓、つまりは、自分の手牌の中で同じ牌を4つ集めてカンを宣言することです。これは鳴きにならないので、暗槓は許されます。が、注意しないといけないのは、リーチ後、待ちが変わる場合には暗槓は出来ません。なので要注意です!
リーチをする時の作法
リーチを宣言する時、やらないといけない三カ条があります。
- 自分が牌を引いた後にリーチを宣言する
- 牌を捨てる時に、牌を横向きに捨てる
- リーチ棒を卓の中央に置く
言葉でいうとわかりにくいですね。画像で見てみましょう。
このように、他の役と違うことは、リーチを宣言するときに供託金として1000点棒を場に出します。
赤い丸の1000点棒を場に出さないといけません。この時に差し出す点棒をリー棒と呼びます。というわけなので、自分の持ち点が1000点なければリーチをかけられない、というルールが一般的です。ただ、例外的に他のプレイヤーから点棒を借りてリーチをかけるのをよしとする場合もあります。
このリー棒はアガった人が受け取る権利があります。なので、その局で誰もアガれない場合、次の局でアガった人が獲得できるのです。
以上がリーチの基本、これを覚えておかないと麻雀が打てないと言っても過言でないので、しっかりとリーチについて覚えておきましょう。
リーチの注意点
リーチをかけた後というのは、手が変えられないです。
そう、なので、リーチ後はツモ切りになるし、鳴くことも出来ません。手がいじれないので、リーチを宣言した後はもう後には引けないのです!
リーチをかけた後のおまけ
リーチをかけてアガった後、ドラ表示牌の裏にある牌、裏ドラを見ることが出来るのです。
ドラは4人全員が対象になる懸賞牌ですが、裏ドラはリーチをかけたプレイヤーのみが対象になります。
ドラも裏ドラも、その牌の次の数字を持っていたら1翻になります。つまり、萬子の1がドラ表示牌ならば、萬子の2がドラになり萬子の2を持っていたら1翻プラスになるんですよ。
ちなみに、1→2→3→4→5→6→7→8→9→1、東→南→西→北→東、白→發→中→白、のような法則でドラ表示牌の次の数字または文字がドラになります。
アガるポイント
より早くテンパイを迎える
リーチをかければ役がなくても1翻つくのでリーチのみでアガれるのです!
*1翻縛りと言って、役がないとアガることが出来ないルールがあります。
少なくともリーチをかければアガれるのです。
いち早くテンパイを迎えれば捨て牌も読むことが難しいので、何が当たり牌なのかも読まれづらいから、とにかく、テンパイ、そして先制リーチ、このスピード&チャージ、それが小さな手でも有効打になるのです。
役の複合を狙う
忘れてはいけないメンタンピン
メンゼンツモ、ピンフ、タンヤオ、この三大麻雀基本役を合わせてメンタンピンと呼んだりします。
これでリーチをかけりゃ、4翻、裏ドラ乗れば5翻ですよ、やはり基本は大切なのです!
ローカルルール
リーチに変なアレンジを加えたローカル役が何個かありますが、その中で代表的なものがあります。
オープンリーチ
よく漫画とかで見る、オープンリーチです。これは一般的に採用されていない、いわゆるローカルルールです。なので非公式と言える役ですが、一部では採用されることもあります。
リーチをかけるときに、手牌を全体に公開してリーチしてアガると2翻付く、それがオープンリーチです!手牌を公開する男気というか、潔さ、その派手さがあるので漫画とかでも登場することが多いので知名度は高いローカル役です。
通常、オープンリーチは2翻ですが、もしオープンリーチに振り込んでしまった場合、役満払い(=親48000点/子32000点を支払う)という決まりがあります。それは手牌を公開しているためによるあからさまな振り込みを防止するために生まれたルールです。
基本的に、オープンリーチの考えとしては、ダブルリーチと同じように、リーチ(1翻)+オープンリーチ(1翻)の事実上2翻と考えるのが一般的です。なので、ダブルリーチでオープンリーチをした場合はどうするの?というよくある問に対する一般的な答えとしては、
リーチ(1翻)+ダブルリーチ(1翻)+オープンリーチ(1翻)=合計3翻、ということになります。
しかし、なにぶんローカルルールですので、ダブルリーチ(2翻)+オープンリーチ(2翻)=合計4翻とするルールも存在します。
といった、オープンリーチ、ちょっとカッコいいので、いつか採用してみてはいかがですか?
まとめ
リーチはアガり役の1つにカウントされますが、基本的にはルールの一部と言えるような存在です。リーチがわかってないと麻雀打てないし、リーチを使いこなせないと勝てないです。そんな大切な存在、リーチ。そもそも立直麻雀なんて言うぐらいなんですから、大事な役なんですよ。なので、しっかり覚えて麻雀を始めましょう。
皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!
誤字などの報告です。
>これがリーチをかけれれる条件です!
→かけ【ら】れる
>その牌の次の数字がを持っていたら1翻になります
→数字【】を持っていたら
>なので、ダブ
ルリーチでオープンリーチをした場合はどうするの?
→改行位置のズレ
麻雀豆腐編集部です。
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>誤字などの報告です。
申し訳ありません、該当箇所を修正致しました。
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