一発(イッパツ) [ 1翻 門前 ] 麻雀役3分講座!
リーチをかけて一発でアガれば、一発(イッパツ)という役がつきます。そんなお得な一発という役に付いての簡単ガイドです。偶然役ではありますが、一発でアガれたときは嬉しいです!得点が上がる可能性を祈りましょう!
役の作り方
リーチをかけて一巡以内、つまり、リーチをかけた後の最初のツモまでにアガりになれば、もう一翻付くという、何ともおめでたい役なのです。
条件としては以下のようなものです。
- メンゼンである=鳴かないで自力でテンパイする
- リーチ後の自分のツモまでの一巡目である
- リーチ後の一巡目の間に誰も鳴いていない
↑ つまりは、このようにリーチをかけてその直後にアガりさえすれば一発が付きます。
ただし、一発が消えてしまうこともあります。
リーチをした後に、他のプレイヤーが鳴いてしまうと一発は消えてしまいます。
あえて一発を消すことを一発消しと呼びます。もちろん戦術的に勝つための行為ですが、これをマナー違反と捉える人もいるので要注意です。
ちなみに、関西では「即」と言われるそうです。私は関東の出身なのでリーチと呼んでいます。
アガるポイント
基本的には、一発というのは、偶然役と呼ばれる部類の役ですが、
その偶然性を引き寄せる術はあります!
もちろん、可能性を高めるという事でしかないですが、例えば当たり牌が場に一枚も捨てられていなかったり、
オタ風(=自分の場の字牌)で待てば、他のプレイヤーにとっては不要牌になるので切る可能性は高いし、
追っかけリーチだったら、先にリーチをしている人はツモ切りなので振り込んでくれるかもしれません。
多面張(タメンチャン)、つまり待ち牌がチャンメン待ち、3メン待ちと、多い場合も一発の可能性が高くなるでしょう。
そう、結局は運要素が強いですが、可能性を高めることは十分できるのです!
役の複合を狙う
必然的にリーチをかけているのでもちろんリーチとの複合はあり。
ツモればメンゼンツモでもう一翻
しかし、河底撈魚(最後に捨てられた牌をロンでアガる役)はリーチ自体が次のツモがある状況でしかかけられないため、複合しえないです。
また嶺上開花(カンをして嶺上牌からツモった牌でアガる役)も自分でカンをしているため必然的に複合はしません。
ローカルルール
実をいうと、一発自体がローカルルールであると主張する一派もいます。
プロ競技麻雀などでは偶然性が高いため採用されていないことがあります。が、
ほとんど全ての雀荘、オンラインゲームでは採用されています。なので、そこらへん曖昧です。
まとめ
土田浩翔プロ曰く、一発とはめでたい役である、という事らしいです。自分もその意見は好きで、リーチをかけて即アガって、さらに一翻ついて、なんて爽快なんだろう、と感じます。まぁ、一発の存在とはそんなもんで、裏ドラのように、リーチをかけた後の楽しみみたいなもんです。それが麻雀の楽しさの1つであると思います。だから、嫌がらせのような意味のない一発消しはやはりよくないんじゃないかな、と思っています。
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