栄(ロン)とは
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栄(ロン)とは

目次
  1. 栄(ロン)とは
  2. ロンの方法
  3. ロンの2つの注意点!
  4. ロンで成立する役
  5. まとめ

ツモに続いて、もう1つのアガる方法である栄(ロン)は、他家(ターチャ)の捨牌をもらうことでアガる方法です!他家の捨牌でアガることができるので、ツモよりアガる確率は上昇します!ツモと同じくロンのメリット・デメリットをしっかりと理解してアガりを目指そう!

栄(ロン)とは

  • ロンはアガる方法
  • ロンのチャンスを逃さないこと!
  • ロンはツモでアガるよりチャンスが断然多い!

ロンとは麻雀のアガる方法です。麻雀でアガる=勝つことを正式に和了(ホーラ) と言い、ロンも正式には自摸和と同じく栄和(ロンホー)と言います。ロンは、14枚目の最後のアガり牌を他の他家(ターチャ=他のプレイヤー)が打牌(ダハイ)した河(ホー)の捨て牌で揃えることを言い、ロンアガりとも言います。

ツモアガりの場合は、1周1回のチャンスですが、ロンは他家全員の捨牌をロンすることが可能なので、1周3回のチャンスとなるのです。単純にアガり牌をゲットできる確率は高くなりますね!

他家の捨牌でロンしたら、「ロン!」と宣言して自分の手牌を開きます。その際、ロン牌は他家が打牌した状態のままにしておきましょう。

ロンの方法

  • 手牌13枚でテンパイを作る
  • 他家が打牌した牌がアガり牌である

ロンする方法は、まずは手牌でテンパイを作ります。テンパイになっていなくてはツモでもロンでもアガることはできません!テンパイ状態から最後のアガり牌を他家が打牌した場合に、「ロン!」と力強く宣言しましょう!

[ テンパイ=アガり一歩手枚の状態 ]
1萬2萬3萬7筒8筒9筒1索1索1索東東東白
[ 他家が白を捨てる ]
白

上記は「白」待ちのテンパイ状態です。「白」を他家が捨てたら「ロン!」を宣言してアガりです!

直撃と放銃(ホウジュウ)

ロンは他家の捨て牌で14枚目を揃えてアガりを宣言することです。
ロンが成立した場合、 アガり牌を捨てたプレイヤーはロンを宣言したプレイヤーに対して、成立した役による点数をすべて一人で支払うことになります。これを一般的にロンを直撃や直取りと言い、逆にロンされた側は、振り込む放銃(ホウジュウ)などと言います。一人で支払うことになるので、局の終盤には放銃(ホウジュウ)を特に気をつけましょう!

ロンの2つの注意点!

  • 注意1:役がないとロンできません!
  • 注意2:フリテンの場合はロンできない!

注意1:役がないとロンできません!

手牌の13枚+アガり牌1枚の14枚が綺麗に揃っていたとしても、役がなければロンすることが出来ません!麻雀初心者の方は必ずといっていいほど犯してしまうミスなので気をつけましょう!

[綺麗にそろっているように見えますが役無しです]
1萬2萬3萬2筒2筒2筒1索1索1索6索7索8索東東

上記の形でロンを宣言すると、役がないので反則となり、罰符(バップ)を全員に支払うことになります。役無しでロンを宣言することは反則になります!

注意2:フリテンの場合はロンできない!

フリテンとはロンでアガることが出来ないテンパイのことです。フリテン=ロン禁止テンパイです。このフリテン状態でロンをすると、役無し同様に反則となり罰符を支払うことになります。

この例では、タンヤオのテンパイ状態なのでロン出来る状態ですが、アガり牌である をすでに自分が捨ててしまっているので、フリテン状態になってしまっています。これではロンが出来ません。このままロンを宣言すると、罰符の支払いとなります!通常は満貫罰符(マンガンバップ)となり、親であれば12000点、子でれば8000点の支払いです!痛い!!

フリテンの場合はツモでアガる!

フリテンになってしまったらアガれないの!?そんなことはありません。リーチ後の捨て牌による フリテンでもアガり牌見逃しによるフリテンでも、アガり牌を自分でツモればアガりです。フリテンの場合、ロンではアガることが出来ませんが、ツモではアガることが出来ることをしっかりと覚えておきましょう!

ロンで成立する役

ツモアガりの場合、「門前清自摸和(メンゼンツモ)」の役が付くことは説明しましたが、ロンも同様にある条件の下ロンでアガると付く役があります。

河底撈魚(ホウテイ) ロン

河底撈魚(ホウテイ)ロン は、その局の最後の ツモ牌 である海底牌(ハイテイハイ)を ツモ した人の 捨て牌 が アガり牌 である場合、 ロン することで 役 が付きます。海底牌 そのものではなく、海底牌を ツモ した人が最後に捨てた牌で ロン することで 役 が成立します。一般的には ハイテイ や ハイテイロン と言われています。この 役 は、ポン や チー で鳴いていても成立します。

槍槓(チャンカン)ロン

槍槓(チャンカン)ロンは加槓(カカン)の場合に発生します。まず加槓(カカン)の説明をします。加槓とは、ポン をしている状態で ポン と同じ種類の牌をツモした場合に、それら4枚の牌で槍(カン)をすることが出来ます。
これが加槓です。その際、加槓の牌が アガり牌 であった場合に 加槓 をした人に対して ロン をすることが出来るのです。
このような形で ロン が出来ると 役 が成立します。これを槍槓(チャンカン)ロンと言います。この 役 も ホウテイロン と同じで ポン や チー で鳴いていたとしても成立します。

まとめ

ロンはツモ同様、麻雀でアガるために必要不可欠な行為です。他家の打牌でアガることができるので、ツモよりも確率は高く頻発します。しかし、ロンアガりは確率が高いのでツモよりもフリテンなどの厳しいルールが設定されています。局の終盤は熾烈な点数あらそいになりがちなので、フリテンや役無しには十分に気をつけましょう!

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    • 麻雀豆腐編集部です。
      麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!

      >門前ロンの説明をしてほしい。

      鳴いていない状態でロンすることを「門前ロン」と言います。

      今後とも麻雀豆腐をよろしくお願いいたします。