【順子(シュンツ)】とは(麻雀用語辞典)
【順子(シュンツ)】『牌の組み合わせに関する用語』
順子とは[123] や [567] など3枚連続した数牌(シュウパイ) を揃えた面子(メンツ)のことです。順子は面子のなかでも両面待ちの形にでき、受け入れる牌が多いため、一番強く良い形です。
順子(シュンツ)とは
順子(シュンツ)とは、3枚の連番の数牌(シューパイ)で揃えた面子(メンツ)のことを言います。萬子(マンズ)・筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)どの数牌でも連番であればOKです!
順子は面子の中でも一番良い形です!それにはちゃんとわけがあるのです。その前に、面子を少しおさらいしましょう!
4面子(メンツ)+1雀頭(ジャントウ=アタマ)
麻雀は基本的に4面子(メンツ)+1雀頭(ジャントウ=アタマ)を揃えることによってアガりを目指すゲームです。そのアガりの鍵を握るものが面子です。その、面子は順子(シュンツ)と刻子(コーツ)、槓子(カンツ)に分けることができます。
上でもみたように、「筒子の1・2・3」と「萬子の7・8・9」の3枚の連番の数牌が順子です。
「索子の1」や「東」のように、全く同じ牌3枚揃えると刻子になります。
また、4枚同じ牌を揃えると槓子(カンツ)となります。
これは!いきなり、超大物役の「四槓子」です!役満の中でもめったにお目にかかれない役です。槓子を4組揃えると成立します。
順子の鳴きはチー
続いて、順子を副露した場合です!
断幺九(タンヤオ)狙いで「萬子の5・6・7」をチーして食いタンでアガりました。ご覧の通り、順子を副露するときは「チー」と言い、上家(カミチャ)からしかチーすることができません!
そのほか、刻子を副露する場合は「ポン」、槓子を副露する場合は「カン」といいます。
順子と両面待ち
順子は、面子の中でも強くてよい形とされています。その理由は、「両面待ち(リャンメン待ち)」にあります。順子を作る上で待ち牌が多くなることが最大の理由です。
上の画像をみてください。
この場合、 が来ても が来ても順子完成となります。
待ちが多ければ多いほど、揃う確率があがるので、順子は良形となるのです。
つまり、両面待ちであれば、最大8枚(萬子の3が4枚+萬子の6が4枚)の待ち牌があることになります。刻子ではそうは行きません。刻子は最大で2枚の待ち牌しかありません。一目瞭然の強さです。
その他の順子にかかわる待ち
もちろん、順子にするための待ちは、両面待ちだけではありません。特に気をつけたい形を見てみましょう。
1・2や8・9のような形で待っている状態をペンチャン待ちといいます。順子にするためには両面待ちにならないので、注意が必要です!面子をそろえるために手数が掛かってしまう場合が多いです。まずは、順子にするには両面待ちが基本!と覚えましょう。
順子(シュンツ)の詳しい説明はこちら↓
『順子(シュンツ)とは』
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