【合わせ打ち(アワセウチ)】とは(麻雀用語辞典)
【合わせ打ち(アワセウチ)】『戦術系用語』
合わせ打ちとは自分の1つ前の人(上家:カミチャ)が打牌したのと同じ種類の牌を合わせ打つ守りの戦法のことです。この牌は同巡内において完全安全牌となり、どのプレイヤーからもロンされない為、合わせ打ちはオリの基本とも言えます。
合わせ打ちとは
合わせ打ちとは同巡内で上家(カミチャ=自分の1つ前のプレイヤー)が切った牌をそのまま捨てることです。同巡内とは、自分がツモするか、鳴くかしてから再度自分がツモや鳴く行為をする間のことを言います(自分の取牌から次の自分の取牌までの間)。つまり、自分がツモする直前の上家が打牌した牌と同じ牌を捨てることです。同巡内においては、すべてのプレイヤーがロンすることが出来ません。合わせ打ちは同巡内が条件であり、次の巡へと進んだ場合現物ではなくなります。つまり今だけ安全であり、今切るべき牌なのです。
合わせ打ちの例
自分が東家の場合の例です。上家(カミチャ)の北家が索子の4を自分の直前に捨てました。次に自分がツモした牌が索子の4です。この索子の4は次の自分のツモ巡が来るまで他のプレイヤー全員に対してロンされない現物となります。
フリテンについて確認
なぜ合わせ打ちがロンを回避できる安全牌となるのかと言うとフリテンルールがあるからです。フリテンとは、ロン禁止テンパイのことです。フリテンルールは、「自分の捨て牌にある牌ではアガれない」「自分のアガり牌を他家が捨てた場合にそれを見逃すと、その牌ではアガれない」というものです。詳しくは、『フリテンの意味とは?覚えるべき2つの条件と2つの回避方法』
オリの大切さ
麻雀は4人でプレイするゲームです。自分がアガる可能性は4回に1回となり1/4(25%)です。自分以外のプレイヤーがアガる可能性は4回に3回あるので3/4(75%)です。つまり、自分がアガるより振り込み(放銃)の可能性が高いゲームなのです。したがって、振り込みを回避する打ち方=オリ・ベタオリが非常に重要となります。
オリの詳しい説明や手順は下記の記事をご覧ください!
オリの詳しい説明はこちら↓
『麻雀のベタオリ 初心者に多い勘違い、正しい手順で逃げ切れ!』
スジの詳しい説明はこちら↓
『麻雀のスジ『振り込まないための7つの読みと実践防御方法』』
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