麻雀1年目の教科書【初心者向け/おすすめ麻雀本】
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麻雀1年目の教科書【初心者向け/おすすめ麻雀本】

人気VTuberとして活躍・オンライン麻雀ゲームの雀魂では最高ランクの「雀天」に到達する実力者の千羽黒乃さん著の、麻雀を覚えたての人が初めて手にる麻雀書籍と想定した戦術書です。4章にわたり攻撃と守備について書かれています。

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麻雀1年目の教科書

麻雀を覚えたての人が「初めて手に取る戦術書」として使ってもらいたい一冊!

麻雀豆腐編集部
おすすめ麻雀本!

初心者初級

おススメ度
難易度レベル

タイトル

麻雀1年目の教科書

内容紹介

麻雀を覚えて1年目の人がまず覚えるべき役はリーチです。
役を全部覚える必要はありません。
相撲には82もの決まり手が存在しますが、その全てを覚える必要がないのと同様、麻雀もよく出てくる役を覚えれば十分戦えます。

攻撃を覚えたらベタオリについて知りましょう。
細かいテクニックはいりません。
攻撃と守備の基本をしっかりおさえれば麻雀は楽しめるし十分勝てます。

第1章 リーチ編
第2章 鳴き編
第3章 守備編
第4章 心構え編
出典:麻雀1年目の教科書

著者について

千羽黒乃(せんば くろの)

雀魂で最高ランクの「雀天」!天鳳最高段位「9段」!実力と人気を兼ね揃えた人気麻雀VTuber!

千羽黒乃さんは烏天狗の姿をしたVTuberで、2018年8月より活動を開始。自身のチャンネル「Senba Channnel」は登録者数が11.5万人にのぼり、麻雀系VTuberとしてはトップクラスの人気を誇ります。

麻雀の腕前はオンラインゲームの雀魂で最高ランクの「雀天」、天鳳では最高段位「9段」に到達するほどの実力者です。

YouTubeでの麻雀配信では手牌効率や打牌理由の解説に定評があり、麻雀雑誌の「近代麻雀」で【神域の一打】というコラムを連載するなど、麻雀の腕前だけではなく知識面でもかなり優れていると言えます。

「麻雀1年目の教科書」を読もう!

麻雀のルールを覚えて少し打てるようになった時、「強くなるために戦術本を買いたい」と思うようになるでしょう。

昨今では麻雀の戦術本は多数出版され、どれを手にとって良いか分からず迷ってしまう初心者の方は少なくないはず。

そんな麻雀初心者の方が初めて手に取る戦術書をイメージして作られたのが「麻雀1年目の教科書」!初心者の方向けなので、「戦術本を買ってはみたものの難しくて理解が追いつかない…」といったことはありません。

「リーチ編」「鳴き編」「守備編」「心構え編」のの4章立てで、麻雀の攻撃・守備が網羅されています。第1章〜3章までは、練習問題がついているので、読んだ内容を理解できているかおさらいができますよ♪

第1章 リーチ編

本章では攻撃の基本、「リーチ」の戦術について書かれています。

本書は176ページありますが、84ページと本書の大部分をこの第1章に割かれています。

第1章の中でLesson1〜14に分かれており、「役はリーチと役牌の2つだけ覚えよう」「5ブロック打法でリーチを増やそう」など、リーチが攻撃で最も効果を発揮すること・リーチ掛けてアガるための手作りについて記されています。

ここがイイね!

リーチだけに半分以上のページを割いているかのように見えますが、リーチを打ってアガり率を上げるための「牌効率」が大部分を占めます。麻雀に置いて「牌効率」は大事な要素ですので、第1章を読み込むことで実力は一段回上がります!

第2章 鳴き編

本章では鳴いてアガるためのテクニックについて紹介されています。

第2章は大きく、「役牌でアガる」「タンヤオでアガる」「手替わりを意識する」「ドラを上手く使う」ことを挙げられており、ページ数は18ページと第1章と比べるとかなりシンプルな構成となっています。

鳴きは上級テクニックとなりますので、「麻雀を覚えたての方」には難しすぎるテクニックではなく、最低限必要な要素に留めているのでしょう。

基本を抑えて慣れてきたら鳴きに特化した戦術書でさらに勉強しましょう。

ここがちょっとね

第2章の練習問題は「タンヤオで鳴けるようにするには何の牌を切るか」「鳴ける字牌の種類を挙げよう」など、ルールのおさらいと言っても良いくらい内容が簡単です。

初心者向けと言えど、実力アップに繋げるために多少難易度を上げた問題が出題されても良いのでは、という印象です。

第3章 守備編

ある程度攻撃を覚えたら、今度は稼いだ点棒を失わないよう守備も覚えたくなるもの。「オリ」の判断の仕方や「オリ方」、安全牌の考え方など、本章では、守備のテクニックにまつわる技術が紹介されています。

押し引きの「引き方」やオリるための「スジ」、「壁」、「現物」などの記載があり、これらを覚えられると守備力が一気に増します!

ここがイイね!

「牌の安全度ランキング」に沿って作られていますので、覚えきれない場合はまず「現物」「字牌」「スジ」だけ覚えても初心者の方であれば十分守備力がつくでしょう。

第4章 心構え編

麻雀は4人で打つものですから、勝率は25%とトップを獲るのが難しいゲームです。どんな上級者でも牌のめぐり合わせによってはラスを引いてしまうことがあります。

「役満を張っていたのにタンヤオの1,000点で蹴られてしまった」、「全然良い配牌が来なかった」なんてことはよくあることですが、だからと言って不貞腐れていては強くなりません。

本章は麻雀の技術ではなく向き合い方、心の持ち方について触れられています。

「勝っても負けても麻雀が楽しくなるコツ」、「不調を意識しないこと」などが記されていますので、もし「全然アガれなくてツマラナイな」「最近負けてばかりだな」と不調を感じるようなことがあれば、是非この章を読んで立て直してください!

初心者脱出のポイント
不調時の心の付き合い方について記されている戦術本はなかなかありません。心のあり方は麻雀の技術ではありませんが、勝つための大事な要素となりますので普段から意識して対局に挑みましょう。

まとめ

麻雀を覚えて間もない初心者〜初級者が初めて手に取る事を想定した、「基本の攻撃・守備テクニック」にまつわる戦術本です。

「リーチ」「鳴き」「守備」「心構え」の4章立てで、主に「リーチ』の章が本の大部分を占めています。

「リーチ」が本の大部分を占めるって⁉と思われるかもしれませんが、リーチを打った時のアガり率を上げるための「牌効率」に関する記載が多いです。「牌効率」は麻雀を打つにあたって一番重要な技術と言っても過言ではないので、この章を熟読することで実力アップを図ってください。

練習問題がついていますので、学んだことをおさらいできるのがGoodポイント♪

最低限の攻撃・守備テクニックを実戦で使いこなせるようになったと確信できたら、次のステップとして他の戦術本に進むと良いでしょう。

著作紹介

  1. タイトル:麻雀1年目の教科書
  2. 千羽 黒乃(著)
  3. 出版社:竹書房
  4. 発売日:2022/5/7
  5. ページ数:176ページ
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