九蓮宝燈(チューレンポウトウ) [ 役満 ]
- 役の作り方
- アガるポイント
- 役の複合を狙う
- ローカルルール
- まとめ
九蓮宝燈(チューレンポートー)は役満の王様とも呼ばれる、そう、キングオブ麻雀とも言える役なのです!一生に一度出会えるか出会えないかの貴重な役です、いつかその軌跡を自分の手でアガるためにしっかり覚えておきましょう。
役の作り方
九蓮宝燈と書いてチューレンポウトウと読む、役満の中でも最も難しいと言われている、アガり役の中でも最上級とも呼べる役です。チューレンの愛称で呼ばれることが多いです。
天和と同じように出したら死ぬと言われています。映画「麻雀放浪記」で真田広之の師匠みたいな存在の登場人物がチューレン出して大往生しました。大ヒットした映画なんで、その影響でチューレンで死ぬっていう言い伝えが有名になったのかもしれないですね。
注意点
チューレンは萬子のみとよく誤解されますが、萬子、筒子、索子のどれかで統一していれば成立します。そして、メンゼンのみです。鳴いた場合は清一色になってしまいます。
アガるポイント
- 鳴くな!
- 清一色からの手替わりを狙え!
鳴いた時点でそれは清一色
チューレンはメンゼンのみで成立します。なので、鳴いてしまったら狙えません。当たり前ですね。
並びこそチューレンですが、鳴いてしまっているのでこれは清一色で5翻です。鳴かなければ役満...。チューレン目指すには鳴いてはいけません。
清一色からの手替わりを狙え!
チューレンは、清一色の条件にさらに特定の条件を加えたものなので、清一色のパワーアップバージョンといっても過言ではない存在です。
なので、清一色狙いからのチューレンという事は十分考えられます。
配牌時に極端に一種類の数牌で偏っていて、清一色含みで手を進めていくうちにチューレンが見えてきて・・・、という展開です。
そして、テンパイを迎え、
この場合当たり牌は ・・ の3つです。そのうち だけが九蓮宝燈になります。
このように、テンパイしても何が来たらチューレンになって、何が来たら清一色なのか、という事をしっかりと把握する力が必要になります。
清一色狙いで手を進めた先に見える奇跡、それがチューレンポウトウなのです!
役の複合を狙う
チューレンは他の役との複合はしません。ダブル役満が成立するルールの場合は天和(テンホウ)・地和(チーホウ)と複合します。
ローカルルール
チューレンにまつわるローカルルールは2つあります。
- 純正九蓮宝燈=九蓮宝燈九面待ちはダブル役満
- 鳴き九蓮宝燈
純正九蓮宝燈=九蓮宝燈九面待ちはダブル役満
真のチューレンポウトウの姿、それが九面待ちでテンパイした状態なのです!
というのも、かつては九面待ちでテンパイしてアガるという姿がチューレンポウトウの条件だったのです。
つまりはどういうことかというと、1と9を三枚ずつ、そして2から8を一枚ずつある状態でテンパイします。
こうなると9種の牌、全てが当たり牌になります。これが純正九蓮宝燈の条件です!
難易度がさらに上がるため、この純正九蓮宝燈をダブル役満とし、得点を役満の二倍の点数、つまり親の場合96000点 子の場合64000点にするというローカルルールがあるのです。
鳴き九蓮宝燈
鳴き九蓮宝燈とは、鳴いて作った九蓮宝燈を役として認めるというローカルルールです。
この役は普通は採用されていないローカル役です。が、これを認めていると、鳴き九蓮宝燈自体が3翻、そして必然的に清一色との複合があり8翻になります。
つまり、このローカル役を認めていると、普段なら5翻のところを、なんと特別に8翻!ということになるわけです。まぁーなんとお得なんでしょう。もしよければ仲間内で採用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ちなみに、なぜチューレンを出したら死ぬのかというと、運を使い果たしてしまうかららしいです。まぁ、そんぐらい難しい役だと思って頂ければと思います。しかし、やはりキングオブ麻雀役、一度は出してみたいと思ったりします。自分はまだお目にかかったことはありません…。まだまだ修行が足りないと思います。更に雀力アップを目指して、いつの日かチューレンを出したいと思います!
皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!
天和、地和は複合するのでは?
死ぬかもしれませんが
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
ご指摘いただきました箇所を修正いたしました。
コンテンツに誤りのないようより一層の注意を払い、ご利用していただけるユーザー様と共に麻雀豆腐も成長していけるように努力致します。
今後とも麻雀豆腐を宜しくお願い致します。