【両面待ち(リャンメンマチ)】とは(麻雀用語辞典)
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【両面待ち(リャンメンマチ)】『待ち系用語』
両面待ちとは聴牌の際の待ちの形を指す用語です。両面待ちは数牌の[3・4]や[7・8]など両端の数字がない状態で、両端のどちらの牌が来ても、順子(シュンツ)が完成し和了(ホーラ=アガり)となる待ちの形を指します。
両面待ち(リャンメン待ち)
両面待ちは待ちの中で一番優秀です!まずは両面待ちの形をみてみましょう。
筒子(ピンズ)の4か7が来ればアガりです!
- 未完成順子の両端の牌を待つ
- アガり牌は2種類で最大8枚
- スジ読みが通用する
上記のように、テンパイ時に面子が1つ完成していない状態で、その面子が[ 5 6 ]での[ 4か7 ]待ちや、[ 7 8 ]での[ 6か9 ]待ちなどように、塔子の両端の牌が待ちとなる順子一歩手前の状態です。両端の待ち牌のどちらが来ても順子が完成し和了(ホーラ)となります。アガり牌は2種類で最大8枚です。
両面塔子でアガり牌を待つ!!
「塔子の両端の牌が待ちとなる順子一歩手前の状態」とはつまり、両面塔子(リャンメンターツ)と呼ばれる塔子で待っている状態です。
両面塔子(リャンメンターツ)
順子にするための待ち牌が2枚ある塔子。すなわち、1か9が入らない塔子。
両面塔子の受け入れ牌 ⇒ 両面待ち 【枚数:2種8牌】
このように、順子にするための有効牌が8枚もあるのでとても効率が良いです!
受け入れ牌が多い!!
すべての待ちの形の中で受け入れ牌が一番多い形は両面待ちです。最大で2種類8枚もの受け入れ牌があります!一番効率が良い待ちであり、一番優秀と言われる由縁です!
平和(ピンフ)は両面待ち
アタマは役牌(ヤクハイ)でなく、4つのメンツは全て数牌のシュンツ!
これが平和(ピンフ)です。
テンパイの待ち方は両面待ちでなければならないです。
その他の待ちの形
待ちの形は合計6種類あります。
待ち の種類 | ||
リャンメン待ち (両面待ち) | 0符 | [3・4]の[2・5]待ち |
シャンポン(シャボ)待ち (双碰待ち) | 0符 | [2・2][4・4]の[2・4]待ち [西・西][東・東]の[西・東]待ち |
ペンチャン待ち (辺張待ち) | 2符 | [1・2]の[3]待ち |
カンチャン待ち (嵌張待ち) | 2符 | [1・3]の[2]待ち |
タンキ待ち (単騎待ち) | 2符 | [2]の単騎待ち [東]の単騎待ち |
ノベタン | 2符 | [1・2・3・4]の[1・4]待ち |
両面待ち(リャンメンマチ)の詳しい説明はこちら↓
『両面待ち(リャンメン待ち)』
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