【暗刻(アンコ)】とは(麻雀用語辞典)
【暗刻(アンコ)】『牌の組み合わせに関する用語』
暗刻とはポンをせず配牌やツモで揃えた刻子のことです。
刻子(コーツ)とは[222] や [東東東] など3枚同じ種類の牌を揃えた面子(メンツ)のことで、刻子には暗刻(アンコ)と明刻(ミンコ)の2種類に分けられます。
刻子(コーツ)とは
麻雀は基本的に4面子+1雀頭を揃えてアガるゲームです。面子を構成しているうちの1つが今回ご紹介する刻子です。
上の画像をみてください。 と が3枚揃っています。このように、全く同じ牌を3枚そろえると刻子となります。
ちなみに、同じ種類の数牌(シューパイ)の3つの連番のまとまりを順子(シュンツ)といいます。これも合わせて覚えましょう!
また、刻子をさらに2つに分けることができます。つづいてみてみましょう。
暗刻(アンコウ)と明刻(ミンコウ)
刻子は全く同じ3枚の牌ですが、その揃え方によって、暗刻と明刻にわかれます。
暗刻(アンコウ)
をツモりました。もともと2枚持っていたので、合わせて3枚です。このように、配牌時やツモで刻子をそろえた場合、暗刻と呼びます。「暗刻=自力」ということです。
じゃあ、明刻はどうなのか?疑問がわいてきますね。
明刻(ミンコウ)
次に、 をポンしました。もともと持っていた と合わせて刻子が完成です。この場合は自力ではなく副露しているので明刻となります。また、ポンだけでなく、ロンして刻子にした場合も自力ではないので明刻扱いになります。ここは注意です!
- 配牌時やツモで刻子を揃える=暗刻
- ポンで刻子を揃える=明刻
- ロンで刻子を揃える=明刻
以上の3点をしっかりと覚えましょう!
刻子の見方
全く同じ牌が3枚揃ったら刻子になります。しかし、手牌に刻子があった場合でも、見方や狙う役によって、刻子と決めてないで柔軟に打っていくことが重要です。
もともと刻子が揃っていたとします。その場合でも、ひとたび をツモった場合、対子と両面塔子(リャンメンターツ)に早変わりできるのです。
もちろん、狙っている役によってさまざまに変わりますが、このように3枚あるから刻子だ!と決め打ちせずに、柔軟に見ていくこともとても重要なことなのです。
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