刻子(コーツ)とは

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刻子(コーツ)とは
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暗刻(アンコウ)と明刻(ミンコウ)
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刻子の見方
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暗刻と名の付く役
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まとめ
面子(メンツ)は刻子(コーツ)と順子(シュンツ)、槓子(カンツ)の3つに大別することができます。面子を揃えていかなくてはアガることができません!刻子より順子のほうが良形が多いといわれていますが、真相やいかに!?刻子の基本から役まで、ささっとみていきましょう!
刻子(コーツ)とは
麻雀は基本的に4面子+1雀頭を揃えてアガるゲームです。面子を構成しているうちの1つが今回ご紹介する刻子です。
上の画像をみてください。 と が3枚揃っています。このように、全く同じ牌を3枚そろえると刻子となります。
ちなみに、同じ種類の数牌(シューパイ)の3つの連番のまとまりを順子(シュンツ)といいます。これも合わせて覚えましょう!
また、刻子をさらに2つに分けることができます。つづいてみてみましょう。
暗刻(アンコウ)と明刻(ミンコウ)
刻子は全く同じ3枚の牌ですが、その揃え方によって、暗刻と明刻にわかれます。
暗刻(アンコウ)














をツモりました。もともと2枚持っていたので、合わせて3枚です。このように、配牌時やツモで刻子をそろえた場合、暗刻と呼びます。「暗刻=自力」ということです。
じゃあ、明刻はどうなのか?疑問がわいてきますね。
明刻(ミンコウ)















次に、 をポンしました。もともと持っていた と合わせて刻子が完成です。この場合は自力ではなく副露しているので明刻となります。また、ポンだけでなく、ロンして刻子にした場合も自力ではないので明刻扱いになります。ここは注意です!















- 配牌時やツモで刻子を揃える=暗刻
- ポンで刻子を揃える=明刻
- ロンで刻子を揃える=明刻
以上の3点をしっかりと覚えましょう!
刻子の見方
全く同じ牌が3枚揃ったら刻子になります。しかし、手牌に刻子があった場合でも、見方や狙う役によって、刻子と決めてないで柔軟に打っていくことが重要です。
もともと刻子が揃っていたとします。その場合でも、ひとたび をツモった場合、対子と両面塔子(リャンメンターツ)に早変わりできるのです。もちろん、狙っている役によってさまざまに変わりますが、このように3枚あるから刻子だ!と決め打ちせずに、柔軟に見ていくこともとても重要なことなのです。
暗刻と名の付く役
ここで、暗刻と名の付く2大暗刻役をご紹介します!ぜひアガってみましょう!
三暗刻(サンアンコウ)
- 三暗刻 (サンアンコウ)
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暗刻を3面子
1面子は鳴きOK
- 2翻
- 鳴きOK
- 出現率:0.7%
- 3つの面子を暗刻で揃える。残りの1面子だけは鳴いても良い。ロンで揃えた刻子は明刻となるので要注意。
暗刻部分以外は鳴いてもOK!
三暗刻は部分役で、暗刻が3つ揃っていればアガれる役です。3つの暗刻以外の面子部分ではもちろん鳴いてもOK!
ロンでアガる!
三暗刻を狙っている場合は要注意です!3つ目の暗刻をロンで揃えてしまうと最後の刻子が明刻扱いになるので成立しません!三暗刻をロンする場合はしっかりと3つの刻子を自力で揃えているか要確認!
四暗刻(スーアンコウ)
- 四暗刻 (スーアンコウ)
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暗刻のみで4面子を揃える
- 役満
- 門前のみ
- 出現率:0.04%
- 4つの面子を全て暗刻で揃える。シャボ待ちでロンをした場合、アガり牌で作られる面子は明刻として扱われるので、四暗刻は成立しません。
四暗刻にならない場合に注意!
雀頭を待っている場合であればロンでも四暗刻が成立します!しかし、シャボ待ちで待っている場合などは、ロンでアガると暗刻が1つ減って四暗刻にならない場合があるのでこれも要注意!
まとめ
刻子は全く同じ3枚の牌のことで、暗刻と明刻に分けることができます!まずはこの基本をしっかりとおさえつつ、先にしめした通り、柔軟にさばいていくことも心がけましょう!三暗刻や四暗刻はアガる時がもっとも注意が必要!特にロンする場合は、手牌の再確認をしっかりしよう!
皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!
シャボ待ちって何ですか?ぽんぽん
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
>シャボ待ちって何ですか?ぽんぽん
シャンポン待ちのことです。
東東中中と、対子の牌が2種あり、どちらかでアガれる状態のことを指します。
今後とも麻雀豆腐をよろしくお願いいたします。