3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法【初心者向け/おすすめ麻雀本】
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3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法【初心者向け/おすすめ麻雀本】

日本プロ麻雀協会のタイトル「雀王」を16期・17期と連覇した他、2017年には「最強位」のタイトルを獲得し、将来のMリーグ入り候補とも言われるトッププロの金太賢(キム・テヒョン)プロが書いた、初心者のための戦術書!3ヶ月で強者と肩を並べられるようになるカリキュラムが組まれた、「第二の麻雀入門書」です。

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3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法

「麻雀のルールを覚えた人」「これから麻雀を強くなろうとしている人」向け!最短ルートで強くなろう♪

麻雀豆腐編集部
おすすめ麻雀本!

初心者

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タイトル

3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法

内容紹介

最短で麻雀が強くなる上達法をお伝えします
「麻雀のルールを覚えた人」「これから麻雀を強くなろうとしている人」のために、最短で麻雀が強くなるテクニックを解説。絶対に押さえておきたい役作りの原則や牌効率の基本、実戦で差が出る鳴きやリーチ判断、オリの極意、さらには平均順位を押し上げるトッププロ直伝の上級テクニックまで、3ヵ月間で強者と肩を並べられるようになるカリキュラムを組んだ。
本書を読めば、最短ルートで雀力がめきめき向上! これまで存在しなかった画期的な「第二の麻雀入門書」です。
出典:3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法

著者について

金太賢(キム・テヒョン)プロ

日本プロ麻雀協会所属。プロデビュー後、A2リーグまでストレート昇級、1年後に最高峰のA1リーグへ。日本プロ麻雀協会のタイトル「雀王」を16期・17期と連覇した他、2017年には「最強位」のタイトルを獲得。

高い雀力と解説の分かりやすさには定評があり、派手なシャツは自身のトレードマークとなっている。Mリーグの解説、ABEMAのRTDトーナメント、MONDOTVのモンド杯など、様々な麻雀番組でも活躍中。次期Mリーグ入りが期待されているトッププロの中の1人。

普段は健康マージャン「まーすた」で講師を務め、麻雀の普及活動に精力を傾ける。

「3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法」を読もう!

従来の麻雀関係書はルールを学ぶ「入門書」の次は、中〜上級者向けの「戦術書」しか存在していませんでした。それでは内容が高度すぎるため、初心者が読んでも上達につなげることは難しいといった問題がありました。

今回ご紹介する「3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法」初心者向けの「戦術書」。『ルールは覚えた、でも実践はまだまだ勝てないよ〜』という方向けの内容となっています。

多くのビギナー向け入門書では、麻雀役の解説はあっても、「タンヤオとホンイツは重要な役」「三色や一通は無理に狙わない」といった、実践的な活用法については教えてくれません。

本書ではトレーニング期間を3ヶ月(+エクストララウンドの1ヶ月)に定め、1ヶ月単位で習得するスキルを割り振り、無駄なく上達できるようにカリキュラムが組まれています。

第1章 ルールを覚えたらまず取り組むこと!

スタート〜1ヶ月目は、「麻雀を打てる人」から「麻雀が強い人」になるためのカリキュラムが組まれています。

最初の一ヶ月は「真ん中の牌を集める」「3つの役だけ覚える」「自分の手以外は見ない」の3要素を徹底的に叩き込み、麻雀で一番大切な「アガるためのプロセス」を身につけましょう♪

ここがイイね!

練習の目的・メリット・デメリットが明確に記述されていて分かりやすい!

麻雀は役が沢山あり、それらを狙いたくなる事もあるかもしれません。でもここはグっと堪えて。

1ヶ月目の目的は「アガるためのプロセス」を身につけること。目的を忘れず取り組めば、強者に最短で近づきます!

第2章 攻めを覚えたら次に取り組むこと

2ヶ月目〜3ヶ月目は、「攻めの引き出しを増やす」「オリの概念を身につける」ことを目的としたカリキュラムが組まれています。

チートイツやトイトイの狙い方、三色や一通の活用術が紹介されている他、鳴きの判断やリーチ/ダマの基準についても書かれています。

第2章は一気に難易度がアップし、4枚形・7枚形や有効牌の枚数など、戦術以外でも覚えなくてはならない要素が盛りだくさん。この山を超えれば自信を持って打てるようになるでしょう。

ここがちょっとね

4枚形・7枚形が全て網羅されているわけではないので、この本のみで全ての形を覚えることはできません。
また、手変わりが何種あるか考える方法が記載されていないで、ここで躓いてしまう初心者の方もいるかもしれません。

上記をカバーするためには、他の戦術本を用いての勉強は必須となります。

第3章 勝ち組になるために取り組むこと

3ヶ月目〜4ヶ月目は、「他のプレイヤーの存在を意識すること」を目的としたカリキュラムが組まれています。

ここでは「5ブロック打法」や「強い受けの残し方」などの牌効率や、「ノーチャンス」や「赤マタギ」から見る安全牌の探り方、オリ方のテクニックが掘り下げて解説されています。

押し引きの技術についても触れられており、実戦で適切な状況判断ができるスキルを身につけることができます。

ここがイイね!

文字のみだと頭がこんがらがりますが、ノーチャンス早見表、安全牌・危険牌マップなど可視化されて解説されているため、頭に入りやすい!

リアルな対局シーンを用いた練習問題もあって、実戦に近い感覚で思考できるのもgoodです♪

第4章 平均順位2.3台を目指す

4ヶ月目までのトレーニングを実践できていたらもう初心者は脱却したも同然。
第4章はエクストララウンドとして、平均順位2.3台になることを目標とした打ち方・考え方の極意が書かれています。

アガって嬉しい・楽しいはまだまだ初心者。中〜上級者へなるには自分や他者の点棒状況や手牌を把握し、勝つために何をすべきかの状況判断がカギとなります。

逆転条件の計算方法やオーラスの打ち方を東家・南家・西家・北家それぞれの立場から解説するなど、実践的な内容が網羅されています。

ここがイイね!

麻雀は4人で打つもの。他者の鳴きを操作したり、相手の河から手役を推測して対応するなど高度な戦術が記載されています。

ここまでくれば、次は中〜上級者向けの戦術書を読んでも理解できるでしょう♪

ここがちょっとね

「オーラスの打ち方を考えてみよう」の実践編では、東家〜北家それぞれの立場に立って何点でアガるか、何着を目指すかが書かれています。

現状東家は他家と何点差で、直接ロンした場合・ツモった場合それぞれ何点以上あれば捲れるかの解説があるとより初心者には理解しやすいかと思われます。

まとめ

中〜上級者向けの高度な戦術書ではなく、あくまで「麻雀のルールを覚え、これから強くなろうとしている初心者」のための戦術書です。

牌効率や安全牌・危険牌の考え方、リーチ判断や押し引き判断が易しい表現で解説されているため、初心者でも実践しやすい内容となっています。

漠然と麻雀を打ってもすぐには強くはなれません。この本の通り3ヶ月間、忠実にトレーニングを重ねれば最短ルートで初心者から脱却することは間違いないでしょう。

また、章と章の間に金プロが麻雀と出会いプロになるまで〜プロになってからトッププロになるまでの自伝が書かれています。金プロの人となりにも触れられる一冊です♪

著作紹介

  1. タイトル:3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法
  2. 金 太賢(著)
  3. 出版社:彩図社
  4. 発売日:2020/7/27
  5. ページ数:212ページ(実際の本とKindleではページ数が異なります。)
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