麻雀で港区にマンションを手に入れた男の麻雀必勝法!-精神編-
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麻雀で港区にマンションを手に入れた男の麻雀必勝法!-精神編-

麻雀の腕を鍛えつづけ、ついには東京都港区のマンションに住むことになった男の『麻雀で港区にマンションを手に入れた男の麻雀必勝法!』
「『どうしたら麻雀が強くなれるのか』『そのためには日々何をしていけばよいのか』などについて、少しでも皆さんが理解しやすいように記述していければと考えております。これからどうぞよろしくお願いします。」 by 港区マンション在住

今回は精神面のお話しを致します!

目次
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1. 薄い目でも揺るがない精神力

精神その1:
適度な忘却力を以って必要以上に落ち込まない!

前回の技術面でお伝えしたように麻雀は「細かい知識や経験の積み重ね」によって勝敗の優劣が決まりやすいゲームです。ではどのような上達法が良いのかと言うと前回のコラムで「牌効率」、「点数差」、「色々なルールを経験する」等を挙げました。

では、これらの内容を日々繰返し経験を積めば、必ず一定以上の数字が出せるようになるのかと言えば、そんな簡単にいかないのが麻雀というゲームなのです。

わかりやすい例を挙げると、自分が三面張のリーチをかけて相手のカンチャンリーチに負けてしまう時などです。皆さんもおわかりのとおり、圧倒的な枚数差からも当然有利なのは三面張リーチの方なのですが、アガり牌が一枚でも残っている限りカンチャンリーチにも可能性がないわけではないので、確率的には薄いと思われるカンチャンリーチが勝つこともあるでしょう。このような時に「なぜこんなあり得ないことが起こるのだろう」などと卑屈にならずに「相手のリーチも可能性はあるわけだからこれはこれで仕方ない」と自分に不利益なことを忘れ去る「忘却力」が必要となります。一度の事象でよくないことが起こっただけでいつまでもそれを引きずってしまうと、次回からの局面にも影響を及ぼしてしまいます。それではせっかく積み上げてきた正しい知識や経験にも悪影響を与えてしまうので、良くないことはキッパリと忘れいつもフラットな気持ちで牌と向き合えるように心掛けるのが大切なのです。

それではこのような自分に都合の悪い事象が立て続けに起こったらどう考えればよいのか?答えは簡単で「しっかりとした過程を経ての結果なので全く気に病む必要はない」とこれもまた忘れ去ってしまうのがベストです。まだまだ自分にしっかりとしたベースの力が備わっていないのに傲慢な気持ちでこの手の事象を受け流してしまっては困りますが、ある程度しっかりとした実力が備わっている方であればこのようなことが続いたとしても、麻雀というゲームは特に短期勝負であればあるほど実力以外の部分が左右する力が大きいので「正しいと思われることはやり続けてるが都合の悪いことは忘れてしまおう」くらいの適度ないいかげんさを持つと案外良い数字が出し続けたりできるものです。

自分に不利益な事象が起こり続けると、実力の備わった方でも案外落ち込んだり必要以上に反省したりして自分を追い込みやすいものです。ですが一定のレベルでやらなければならないことは正しくやり続けているはずなので、そこまで気に病むことはなくむしろ「これだけ良くないことが起きたのだからこれから良いことがあるだろう」などと思えるくらいのメンタルの強さが備わると、また一歩強者への道を進んでいると思って間違いないでしょう。


2. 特定の相手をリスペクトし過ぎない

精神その2:
必要以上に委縮したり相手に幻想を抱くな!

皆さんが日頃行う麻雀の場面で彼は強いなとか、この店で一番強いのはあの人だなどという話を一度は二度は聞いたり話をしたりしたことがあるのではないでしょうか?その場合たいていその勝っていると言われている方を「ヒキが強い」とか「当たり牌をつかまない」などと必要以上にその人物を持ち上げる言葉が使われていたのではないでしょうか?

はっきり言うとそれらは全て「幻想」です。その勝っていると言われている方たちはヒキが強いわけでも当たり牌をつかまないわけでもなく「しっかりとやることをやっているので麻雀が強い」だけなのです。

これも1で記述したことと類似したことなのですが、人は自分があり得ないと思っていることが起こった時に心が揺らぎメンタルが崩れやすいものです。ではこの自分にとって厳しい事象が起こった相手が、みんなにあの人は強いなどと言われている人だったとします。するとどうでしょう。やはり強者だから仕方ないとかあの人だからだとか無意味に相手を持ち上げてしまい、起こった事象以上の印象をその相手に抱いてしまうのではないでしょうか。次にその相手が何となくではあるが自分よりはまだ麻雀ができそうにない人物だったとします。すると不思議なもので「この人ならいいか」とか「まだ挽回できるぞ」などと好転的な発想を抱きやすいものなのです。これらのことからも人が抱く印象というものは、そんなにしっかりした記憶に基づいて浮かんできているイメージというわけではないので、この人は強い人だと思っている人物との勝負でもあまり意識することなく、それよりも「こっちの方がこれからは強い印象を持たせよう!」と強い気持ちで卓につくのがよいでしょう。

麻雀は腕が縮こまったり相手をリスペクトし過ぎてしまうと、ものすごく不利な立場でのゲーム展開を強いられてしまいます。立場や年齢が上であったり、自分より麻雀が強いと言われている相手であっても「この人も人間なんだから自分と何も変わらない」と揺るぎない気持ちで勝負に挑むことが、まずは何よりも重要な戦う前に整えなくてはならないメンタル面での項目と言えるでしょう。


3. 願掛けで気持を高ぶらせる

精神その3:
願掛けであろうが気持ちが高ぶることは行い、気持ちが下がることはやらない!

これは麻雀に限らず、勝負事やスポーツの世界でも重要なことのように思うのですが、やはり何かの戦いの場に赴く前には、心の準備を万端にしておいた方がよいということです。

例を挙げるならば靴下をどちらから履くか、エレベーターを使わずに階段を使ってみよう、この道を使った時に調子が悪かったから今度はこっちの道を使ってみようなど、内容はなんでもよいので、自分の中の気持ちが良い方向に傾くのであればどんどん採用しましょう。どんな些細な事柄であっても勝敗を決する決め手になることも多々あります。人は思っている以上に精神が崩れ安い生き物です。いかなる人であっても死に面すればその動揺は計り知れないことを思えば察するに容易でしょう。重要な場面で揺れることのない意思をもって戦いに挑めるように、皆様も気休めで良いのでぜひこれを意識してみてはいかがでしょうか。


4. 相手の行動や仕草に惑わされない

精神その4:
相手の行動や仕草が気に入らなくても全て無視できる強い心を手に入れる!

麻雀は皆さんもご存じのとおり一般的には四人で行うゲームです。その相手が仲のよい人であったり、あまりよく知らないが麻雀をよくする仲であったりと、対戦する対象となる相手には様々な方がいらっしゃるでしょう。その中には当然あまり快く思っていない相手であったり、仕草や行動がどうしても鼻についてしまう人もいるかもしれません

しかしこれはとても大切なことなのですが、その相手の仕草や行動を「鬱陶しい」とか「嫌な動きだなあ」などと思って打っていると集中力が途切れるのもあってか、大抵の場合こちら側がなんらかのミスをしてしまったり、思ったような成績が残しづらかったりと、普段のようにしっかりと集中できない分、被害を受けやすい傾向にあると思われます。しかもここまで勘ぐる必要もないのですが、もしかしたらその対戦相手はあなたに勝つために嫌な行動や仕草をとり、自分が有利な展開に運ぼうとしている怖れさえあるのです。これらのことからも、排除してよい情報や雰囲気などはできるだけ頭から除外して勝負に挑むのがよいと思われます。

学校や職場、自分が関わる色々な場でどうしても苦手な人物も中にはいることでしょう。麻雀も同じでたまには苦手な対戦相手もいるものです。ですがそのような時こそ鉄のメンタルを持ち、自分の麻雀がブレることのないように打ち続け、「ちょっと気に入らないけど麻雀では負けない」といった気持ちで惑わされずに打つことが更なる勝率アップへと繋がるのです。


5. 継続は力なり

精神その5:
技術面で培った力を信じ多少の勝ち負けで動揺しない!

ここまでに技術面、精神面と大まかに二つの側面から麻雀において大事な事柄を述べてきました。これらを実戦し雀力の向上に励んでくださればこれほど嬉しいことはないのですが、今までのコラムを完璧にこなして日々練習に励んだとしても思い通りの結果や成績が簡単には出ないのが麻雀というゲームなのです。

そのような時に必要以上に自分を追い詰めることなく「ここまでの実力になったからこそそれくらいの成績で済んでいる」とむしろ自分に自信を持つくらいの気持ちでちょうど良いと思います。このような成績が奮わない時期であってもやることをこなし、しっかりと前を向いて打っていれば必ず成績は向上していきます。一時の勝ち負けでもう嫌だとか才能がないなどと思わずに、着実に積み上げてきた自分の力を信じて、この先の勝利を目指しがんばりましょう

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