三色同刻(サンショクドウコウ) 【2翻役】麻雀役徹底解説!


三色同刻(サンショクドウコウ)とは?
- 三色同刻(サンショクドウコウ)
- 2翻鳴きOK出現率:0.04%3種の数牌で同じ数字の刻子雀頭と1面子鳴きOK
3種類「萬子、筒子、索子」の全てで同じ数字の刻子を作る。3つの刻子が全て暗刻の場合は三暗刻も複合する。
麻雀では数牌の種類である萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソウズ)を「色」と表現します。
三色同刻とは萬子、筒子、索子の三種(三色)で同じ刻子を作るという意味ですね。
三色同刻をアガるコツ
三色同刻は鳴きが前提
もちろん門前(メンゼン)で揃えられればそれにこしたことはありません。しかし、その出現率の低さからも分かるように、非常に難易度の高い役で門前で揃えるのはかなり大変です。なので、やはり三色同刻を揃える時はポンを使用する場合が殆どでしょう。
喰い下がりが無い
鳴きを「喰う」と表現することがあります。喰い下がりとは、鳴くことで役は成立するものの1翻減らされる事を言います。この喰い下がりは全ての役に適用されるわけではなく、三色同刻には適用されません。つまり、門前で揃えても鳴いて揃えても同じ2翻となるわけです。これも、三色同刻は鳴きが基本と言える理由の一つです。
ちなみに、順子系の役は喰い下がりがあり、刻子系の役には喰い下がりが無いと覚えると簡単です。刻子の方が順子よりも揃えにくいので、優遇措置が取られているのでしょう。
端に近い牌が狙い目
4・5・6のように中央に近い牌は、やはり他のプレーヤーの手の中にある可能性が高く、同じ数字を9枚揃えるの至難の業です。もちろん、一九牌なら簡単だとは言いませんが、中央寄りの牌よりは捨て牌として出てくる可能性は高いでしょう。
シャンポン待ちに注意
三色同刻で手を進めていった結果、テンパイの形がシャンポン待ちになることがあります。下記のように、とのシャンポン待ちでをツモってしまうと役無しになりアガれません。だからといってを切ってしまうとフリテンで出アガりできなくなりますので要注意です!












まとめ
三色同刻ってあまり馴染みが無いと言うか、地味で存在感が無い役のような気がしませんか?
それもそのはず、三色同刻の出現率は0.04%~0.05%と言われ、なかなかお目にかかれない役だからです。この出現率は、役満の四暗刻の出現率(0.03%~0.05%)とさほど変わりません、それなのにたったの翻しかないとなると、あまり注目されないわけです。
しかし、完成した時の美しさ、そしてトイトイ、タンヤオとの複合や刻子にドラが乗った時の爆発力は決して侮れません。
どうか三色同刻を忘れないでください!
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