【タテホン】とは(麻雀用語辞典)

【タテホン】『役に関する用語』
タテホンとは手役の1つである混一色(ホンイーソー)を門前(メンゼン)で進行・アガること。メンホンとも呼びます。また、門前とは、副露(フーロ=鳴き)を1回もしない状態のことです。
タテホンとは
タテホンとは、門前の混一色(ホンイーソー=ホンイツ)のことです。
ホンイツは門前で3翻、鳴いても2翻になるので出現率が高い役となります。
タテホンは門前なのでそれだけで3翻となり、リーチやドラでも1枚乗れば満貫確定です!
配牌時に牌が萬子・索子・筒子のどれかに寄っていたり、字牌が多めの時はホンイツを意識してみましょう!
- 混一色(ホンイツ)
- 3翻喰下り2翻出現率:7%数牌のどれか1種類と字牌で揃える
萬子、筒子、索子のどれか一種類と字牌だけで面子と雀頭を作る。
タテホンで満貫となる形をみてみましょう。
タテホン(+役牌)














上記の手牌はタテホン(3翻)+役牌(1翻)です。ヤミテンでアガっても満貫確定していて破壊力抜群です!
もちろん門前でのアガりは鳴いたホンイツよりも難易度が上がります。
点数アップを期待して門前で進めるのも手ですが、よっぽどのことがない限りドラや役牌を絡めつつ鳴いてアガりを目指しましょう。
ホンイツ(役牌を副露)














タテホンのメリット
素で高い得点
高得点
タテホンは、鳴いたホンイツよりも難易度が高いですが、その分得点も高くなります。前述した通り、門前(メンゼン)で3翻ですので、リーチや役牌、ドラや裏ドラなどが絡めば満貫~跳満もすぐにみえてきます!
タテホンのデメリット
狙いがバレやすい
バレる
ホンイツは一種類の数牌と字牌を集めるため、どうしても捨て牌に偏りが出てしまいます。ただし、鳴いてない分、相手に与える情報が少ないという利点もあります。
防御力に不安が残る
防御力の低下
捨て牌の偏りは、狙いがバレ易いだけでなく、振り込みの危険が増す事にも繋がります。ホンイツで使用しない数牌は例え危険牌であっても捨てる必要があります。ただ、タテホンは高得点になりやすいので、相手のテンパイ気配を感じても簡単には降りたくありません笑。
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