【タテチン(たてちん)】とは(麻雀用語辞典)

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【タテチン(たてちん)】とは(麻雀用語辞典)

【タテチン(たてちん)】『役に関する用語』

タテチンとは手役の1つである清一色(チンイーソー)を門前(メンゼン)で進行・アガること。メンチンとも言います。また、門前とは、副露(フーロ=鳴き)を1回もしない状態のことです。

タテチンとは

タテチン(たてちん)とは、門前の清一色(チンイーソー=チンイツ)のことです。
チンイツは染め手の中でも高難易度の役となっています。

清一色 (チンイーソー/チンイツ)
数牌のどれか1種類で揃える
6翻 喰下り5翻 出現率:1%

萬子、筒子、索子のどれか1種類で面子とアタマを作る。

チンイツは染め手の中でも難しい部類の役です。
ホンイツのように字牌や役牌を絡めることができないので、副露してアガるケースが多くなってきます。

チンイツ(副露)

上記のように、チンイツは副露を使ってアガるケースがほとんどです。
一方タテチンは、副露を一切しないチンイツなので難易度はより高くなりますね。
一種類の数牌しか使用できないので、自ずと副露が多くなってきます。
自力でタテチンを成就させるにはそれ相応の苦労が伴います。

タテチン

清一色のいろいろな呼び方

清一色にはタテチン以外にもいろいろな呼び方があります。

  • チンイツ
    チンイツは、単に清一色(チンイーソー)の略称して一般的に使われますが、鳴いて作った清一色の事を指す場合もあります。
  • メンチン/タテチン
    メンチンは門前(メンゼン)でのチンイツの事です。鳴いたらチンイツ、門前ならメンチンと言う訳ですね。タテチンも意味は同じです。牌が全て立っている(すなわち門前)なので、タテチンです。
  • ムリチン/無理染め
    枚数の足りない状態から無理矢理清一色を狙う事を、ムリチンと呼びます。同じように、無理して染めようとするので、無理染めと呼ぶ場合もありますが、同じ意味です。

チンイツのメリット

高得点役・清一色

清一色はメンゼンで6翻、鳴いても5翻、かなりの高得点の役です。チンイツのみでアガった場合、タテチンでアガれば跳満確定です。副露すると満貫確定となります。一発逆転したい時にも有効ですね。

チンイツのデメリット

捨て牌が偏りで狙いがバレる

チンイツの最大のデメリットは、河(ホー)の偏りです。
染めている色の牌が全くないような河となることが多いです。そのため、巡目が進むにつれて他家(ターチャ)に狙いがバレやすく、時には揃えている色を絞られたりすることもあります。

待ちが分かりにくくなる

一種類の数牌で揃える為、多面待ちになるケースが多発します。何が待ちになるか考えているうちに自分の手番になってしまって慌てるなんてことも。多面待ちをしっかり把握していないとフリテンになったり、最悪アガり見逃しや、それに伴うフリテンロンってことにもなってしまいます。

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  1. 清一色
    数牌のどれか1種類と字牌で揃える
    説明書きが混一色になってますね…

    • 麻雀豆腐編集部です。
      麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!

      >説明書きが混一色になってますね…

      ご指摘の通り、誤りがございましたので該当箇所を修正いたしました。
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