【生牌(しょんぱい)】とは(麻雀用語辞典)
【生牌(しょんぱい)】『戦術系用語』
生牌とは場に1枚も見えていない牌を指す用語です。生牌はすべてのプレイヤーの捨牌だけでなく、ドラ表示牌や副露すべてにおいて牌が見えていない状態の牌のことを指します。
生牌(しょんぱい)
戦術を考える上で重要となる生牌っていったい何?生牌は放銃や和了にも関わる大切な牌です。
- 生牌(しょんぱい)とは
- すべてのプレイヤーの捨牌だけでなく、ドラ表示牌や副露すべてにおいて牌が見えていない状態の牌
自分の手牌です。
平和形のアガりを目指している状態です。
雀頭候補が無く平和系を狙っているので、1枚浮いた牌である発は捨ててしまいたい牌です。
平和は役牌を雀頭にできません。
自分のアガりにとっていらない牌なのでさっさと捨ててしまおう!と考えるのはちょっとまってください。
盤面を広くをみてみましょう。
河(ホー)に1枚も捨てられていない
捨牌に発がありません。
続いてドラ表示牌の確認です。
ドラ表示牌にない
ドラ表示牌も重要な確認ポイントです!
麻雀は同じ牌は4つしかないため、ドラ表示牌に見えている牌は3つしか使えない牌となります。
生牌の確認はドラ表示牌もしっかりと確認しましょう。
がドラ表示牌でした。ではありませんね。
他家の副露牌にない
最後に他家の副露牌を確認しましょう。
他家が副露していたので牌を確認します。
をポンしていて、索子のチーも入っていましたがはありません。
ここでようやく生牌の確認が終了します。
自分の目から見て、すべての河に無く、ドラ表示牌にも他家の副露にも見えていない牌が生牌です。
生牌は攻撃にも防御にも使える牌なのでしっかりと確認することが大切です。
序盤であればを捨ててしまいましょう!
ただし、中盤~終盤になるにつれて生牌は危険度が上がっていくのです。
他家に待ちの闇テンが入ってる場合があるからです。
生牌の攻撃
攻撃とはつまり自分がアガることです。
テンパイからアガりになる牌を生牌で待つと(特に字牌の生牌)アガり率がアップします!
字牌生牌のシャンポン待ち
字牌は序盤~中盤にかけて他家から切り出される可能性が高い牌です。中盤までに生牌の字牌待ちでテンパイできればアガり率アップ間違いなし!!
両方の待ちが字牌のシャボ待ち
不要な字牌は序盤に捨てられることが多い牌です。ですので、捨牌1段目終わりぐらいになっても生牌となっている字牌は、自分都合で考えれば他家の手牌に無く、まだ山にあると考えることができます。
生牌に対する防御
生牌は自分のアガりにとっては少し有利になりますが、
防御する上でとても重要な牌になります。
が場に1枚も見えていない
が1枚も場に出ていない生牌だとします。
この場合、他家からリーチが入った場合、生牌のが危険牌の1候補となります。
が場に1枚見えている
一方、が1枚場に出てるとします。
この場合、他家からリーチが入ったとしてもは比較的捨てやすい牌となります。
しかし、上級者になればなるほど、このセオリーを逆手にとって場に1枚見えの牌で待つことがあります。
それを言ってしまっては生牌でも1枚見えでも捨てることができなくなってしましますね……。
とはいえ、単純な危険度としては
生牌 > 1枚見え > 2枚見え
となります!
生牌は危険な牌だということをしっかりと覚えておきましょう!
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