【ポン材(ぽんざい)】とは(麻雀用語辞典)

【ポン材】『鳴き系の用語』
ポン材(ぽんざい)とはポンをするための素材・材料となる対子(といつ)のこと指しています。手配に対子が1組もない状態、つまりポン材がなければポンすることはできません。
ポン材(ぽんざい)とは
手配にあるポンができる、またはポンしたい対子(トイツ)のことをポン材(ぽんざい)と呼びます。
手配
上記の手配をみてください。をポンしている状態です。ここからさらにポンできそうな牌を確認してみましょう。
とが対子になっていますね。
冒頭で説明した通り、ポンできる対子やポンしたい対子があればそれがポン材となります。
ポン材確認
ポン材はあくまで「できる」対子なのでポンしなくてもOKです。
搭子(たーつ)選択
副露できる搭子を残す場面で、ポン材を積極的に残す場合があります。どんな場面でしょう。
上記手配を見てください。
搭子選択する場合、基本的には両面搭子を残すことがセオリーです。しかし副露して早くアガりたい場合などにあえてポン材を残して両面搭子を積極的に残します。
両面搭子は受け入れ牌は多いですが、副露前提で考えるとチーしかできず副露しづらい搭子とも言えます。
の両面搭子の受け入れ牌はとの8枚ありますが、ポン材のの受け入れ牌は最大でも2枚しかありません。とのどちらかを雀頭(じゃんとう)とする場合、とのどちらか1つでもポンできれば良いと考えても受け入れ牌は最大4枚のみとなります。
しかし、ポンはどこからでも鳴くことができるので、スピードアップしたい時はポン材を残すようにしましょう。
ポン のメリット
- 欲しい牌が 自摸(ツモ) 以外で手に入る
- 役 を作ったり アガる スピードがアップする
ポン のデメリット
- 自由に出来る手牌が少なくなり手詰まりを起こしやすく柔軟性がなくなる
- ポン した牌は盤面に公開するので自分の狙いが読まれやすい
- 同じ 役 でも鳴いて アガる と 翻(ハン) がさがる場合がある(点数が下がる=喰い下がり)
- リーチ、一発、裏ドラが無くなる
ポンとは
ポン とは、手牌の 対子(トイツ)を 刻子(コーツ)にする際、他家 の捨て牌を貰って メンツ を揃える行為をのことです。トイツ とは全く同じ種類の牌2枚の組み合わせのことで、コーツ とは全く同じ種類の牌3枚の組み合わせとなっている メンツ ことでです。
この トイツ が自分の手牌にある際、他家 が 自分のトイツ と同じ種類の牌を ダハイ した場合、その牌を貰って コーツ を作ることが出来ます。これが ポン です。
対子(トイツ)の例
ポン をしたら、その3枚の牌をみんなが見えるように倒して開きます。これを晒すなどと言います。晒した牌は自分から見て右端に置きます。
さらに上家、下家、対面のだれからもったか示さなくてはいけません。
例:上家(カミチャ)からポンした場合
例:対面(トイメン)からポンした場合
例:下家(シモチャ)からポンした場合
ポン できる4つの条件
- 同じ種類の牌
- 立直(リーチ)していない
- 手牌に 対子(トイツ)がある
- 最新の捨て牌のみ(次の人が ツモ したら ポン できません)
ポン の手順
- 他家が ポン できる牌を ダハイ したら「ポン!」とはっきり発声
- 貰った牌と手牌の トイツ を合わせて自分の右側の盤面に公開
- 上家・下家・対面だれから貰ったか分かるように牌を置く
- 手牌から不要な牌を1枚捨てる
皆さまのご感想、コメントなどお寄せください