【メンゼン役】とは(麻雀用語辞典)
【メンゼン役】『鳴き系の用語』
メンゼン役とはポン、チー、明カンなどせず、ツモで面子(メンツ)を全て揃えてアガる役のことです。ポン、チー、明カンの行為自体を副露(フーロ)、もしくは鳴き、喰うなどと言い、他のプレイヤーが打牌(ダハイ)した牌を取得して手牌の面子(メンツ)を完成させる行為となります。この副露をしていない状態を門前と言い、門前の状態でアガる役をメンゼン役と言います。
門前(メンゼン)とは
門前とは副露をせず、ツモによって自力で手牌を揃えることです。
鳴いたら門前ではなくなります
上の図のように、1度でも副露をすると門前ではなくなります。
メンゼン役
門前のみで成立する役、門前でアガった方が点数が高い役を紹介します。
※門前のみ = 門前でしか成立しない役です。
※喰○翻 = 喰い下がり○翻 喰い下がりとは、鳴いてアガあった場合に翻数が下がる事を言います。
門前について詳しくはこちら⇒門前(メンゼン)のメリットを知ろう!
副露(フーロ)とは
副露とは自分の手牌の面子で後1枚足りない状態から、他のプレイヤーが打牌した牌を取得して手牌の面子を完成させる行為のことです。鳴く、喰う、晒す、叩くなどとも言います。
この副露には、ポン、チー、カン(大明槓)の3種類があります。
副露した牌は手牌から少し離した右側に晒す決まりがあり、副露をすると門前(メンゼン)ではない状態となる為、リーチが出来なくなりその他の「門前のみ」の役も全て成立しなくなります。
麻雀には1翻縛りという、役が1つ以上ないと上がれないというルールがあります。
よって、副露し聴牌したとしても副露が認められている役が成立しない限り、上がれないということになります。
他家の打牌した牌をもらえる訳ですから、門前で進めるより早く聴牌へ近づいていける利点があります。ですが、役によっては副露をして完成させた役に対しての「喰い下がり」というルールがあり、同じ役でも門前でアガった時より翻数が下がってしまう場合や、鳴くと牌を晒さなくてはならない為他家に情報を与えてしまうという欠点もあります。
副露について詳しくはこちら⇒副露とは!ポン、チー、カンで鳴きを制し速攻役付テンパイ!
皆さまからのコメントと麻雀豆腐編集部からの返信!
50年ほど前にリーチ、面前で2ハンと言う数え方がありましたか?
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
>50年ほど前にリーチ、面前で2ハンと言う数え方がありましたか?
そうなのですね!勉強になります。また何かございましたらご教授ください。
今後とも麻雀豆腐をよろしくお願いいたします
門前役、食い下がり役という分類がありますが、非門前清で消滅も食い下がりもない役は何という名称ですか?
麻雀豆腐編集部です。
麻雀豆腐サイトのご利用誠にありがとうございます!
>門前役、食い下がり役という分類がありますが、非門前清で消滅も食い下がりもない役は何という名称ですか?
非門前清で消滅も食い下がりもない役に対しては特に名称はございません。
門前役、食い下がり役という言い回しは当サイトが独自で使用している名称となります。
今後とも麻雀豆腐をよろしくお願いいたします。