【誤カン(ゴカン)】とは(麻雀用語辞典)
【誤カン(ゴカン)】『鳴き系の用語』
誤カンとは誤ったカンを行う行為のことです。カンとは3枚の同種類の牌がある刻子(コーツ=同種3枚)の状態で、他家の捨て牌や自分のツモ牌を利用して槓子(カンツ=同種4枚)を作る行為です。間違った牌をカンと宣言してしまう等、誤ったカンをしてしまうことを誤カンと言います。誤カンは反則行為となり、ペナルティとしてアガリ放棄や供託となるのが一般的ですが、罰則はその場の取り決めによって異なります。
誤副露(フーロ)
麻雀には冲和(チョンボ)という反則とその罰則があります。
誤ポン、誤チー、誤カンはこのチョンボにあたり、チョンボは反則である以上、当然罰則(ペナルティ)になります。「知らなかった」は通らないので要注意です!
罰則は三段階あり、厳しい順に「罰符」、「アガり放棄」、「供託」の3つです。
あくまで故意でない反則やミスなどがチョンボであり、イカサマなどはチョンボではりません。牌をすり替えたり、隠したり、他のプレイヤーと組んでコンビ打ちをすることなどはチョンボとは言わないのです。イてしょうチョンボはしっかりと区別しましょう!
また、チョンボの罰則はその場やプレイヤー同士の取り決め、お店のルールなどによって変わります。対局前にしっかりと確認しておきましょう。
誤カンとは
誤カンは、間違った牌でカンをした反則です。
これも明らかに間違った牌でカンをしています。萬子の2でカンするべきところを間違えて萬子の1でカンしてしまいました。これが誤カンです。カンできませんね!
誤カンの罰則
罰則:アガり放棄・供託(打牌前に限り)
誤ポンや誤チーと同じく誤カンの罰則は基本的にアガり放棄になります。ただし、誤カンをした後、打牌しているかしていないかによって罰則がかわる場合があります。カンして最後に打牌した時点でカン成立になるので、カンと宣言したあと誤カンに気づき打牌をしなければ空カンや見せ牌などの反則になります。
※明槓の場合は打牌後に槓ドラをめくってカン成立となります。
空カン
カンとはカンを宣言したのに途中でカンを取りやめた場合の反則です。カンが成立する前なので軽い罰則になります。
⇒誤ポン、誤チー、誤カン
皆さまのご感想、コメントなどお寄せください