【ウザク式麻雀学習 はじめの書】G・ウザク「初中級者向け/おすすめ麻雀本」
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【ウザク式麻雀学習 はじめの書】G・ウザク「初中級者向け/おすすめ麻雀本」

『ウザク式麻雀学習 牌効率』『麻雀 定石「何切る」301選』『麻雀 傑作「何切る」300選』など出版する本は全てベストセラーのG・ウザク氏による、業界初!1局まるごと何切る問題の麻雀本です。配牌からアガりまでをゲーム感覚で学べる、大好評ウザク本シリーズ第4弾です。

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ウザク式麻雀学習 はじめの書

業界初の新システム採用! 1局まるごと「何切る」問題に

麻雀豆腐編集部
おすすめ麻雀本!

初心者初級中級戦術

おススメ度
難易度レベル

タイトル

ウザク式麻雀学習 はじめの書

内容紹介

業界初の新システム採用! 1局まるごと「何切る」問題に

ベストセラーの大好評ウザク本シリーズ第4弾。
通常の何切る問題は何巡か進んで形が整った牌姿からの出題になっているが、本書は「配牌からアガリまでの1巡1巡が、すべて何切る問題になっている」という、ありそうでなかった新システムを採用。

配牌から「手役を構想する」、ツモに合わせて「手牌を変化させる」、局面によっては「安全牌を持つ」、テンパイ時には「リーチする・しないの判断」。アガリ時には「点数を申告する」。これらは実戦では当たり前の工程だが、この一連の作業をゲーム感覚で楽しく学べるようになっている。

また、下段にはテーマを持たせた何切る問題を用意。さらに麻雀理論コラムや巻末付録に点数表や手役一覧表なども掲載。初心者にもオススメの1冊。

出典:ウザク式麻雀学習 はじめの書

著者について

G・ウザク

年齢など詳しいことは非公表。過去出版した3冊の著書は全てベストセラーで、自著だけではなく、数々の麻雀戦術本に協力。

2020年からはYouTubeチャンネルも解説し、「何切る解説」や視聴者との対戦企画、麻雀教室などのコンテンツ配信を行っている。

「ウザク式麻雀学習 はじめの書」を読もう!

最近はMリーグブームもあって麻雀戦術本は溢れるほど出版されていますね。何切る本、鳴き・守備・リーチ判断にまつわる戦術本、色々出ています。

でも、どれもこれも断片的な話なので一つの何切る問題を解いたその後、●●が起こったらどうする?▲▲の牌が来たらどうする?という疑問が残ったりしませんか?

「ウザク式麻雀学習 はじめの書」がまさにそれを体現しています!業界初の新システム、配牌からアガリまでの1巡1巡が、すべて何切る問題になっているので、自分が麻雀を打ちながら誰かに教わっているような感覚で学ぶことができます。

何切る問題は上段と下段に1問ずつ用意され、初級者はまず上段だけを読み解き、慣れたら下段を解けるよう難易度が高く設定されています。

繰り返し読むことが推奨されているので、解説も簡潔で読みやすいのがポイント。何度も繰り返し読んで技術を身に着けましょう!

東1局

ここでは東1局北家という想定で1巡目から12巡目まで何切る問題が出されています。

最初は孤立牌を切っていき、ある程度巡目が進むと今度は5ブロックを意識した何切るが出てきます。さらに巡目が深くなりテンパイすると「リーチかダマか」の選択、ロンした後の点数申告まで問題に出てきます。

ここがイイね!

1局につき1麻雀理論が組み込まれている!

本書は東1局から南4局までが章分けされています。各章ごとに「5ブロック理論」「筋8枚損」「2ヘッド理論」などの麻雀理論が用意されているので、何切るを解きながら自然に麻雀理論を身につけることができます。

東2局

この章では最終形で「スジ8枚損」について学びます。

局の進行は東1局と同じく孤立牌から捨てて、牌効率に従って形を整えていく過程を何切る問題で出題されています。東1局とほぼ似た進行なので巡目は8巡目までに抑えられています。ダラダラしていないのがgood!

ここがちょっとね

本書の下の段にある何切るは中級者向けの練習問題ですが、こちらは局や巡目が前後で関連していません。これなら別で難易度の高い何切る本を解いてもいいような・・・?とも思えます。

東3局

この章からは少し牌効率の難易度が上がります。

こういう手牌の時、何が来たら何を切れば良いんだっけ?が連続するのがこの章の特徴です。

解説以外に「ポイント」が一言掲載されているので、そこを意識しながら何度も繰り返し問題を解きましょう。

東4局

この局は3トイツある所からスタートします。2ヘッド理論を何切るで学びながらテンパイに向かいます。

また、初心者〜初級者が迷いがちな「フリテン」でのリーチ判断もこの局で取り上げられています。毎局工夫が施されていて飽きません!

ここがイイね!

毎局、巡目が進んでテンパイするとリーチ判断を伴う何切るの問題が出されます。アガったら点数計算、流局の場合は何点もらうか考える問題も出題されています。実戦とほぼ同じ流れなので点数計算が苦手な方には嬉しい問題集です♪

南1局

この局では配牌から見切りをつける役が出てきます。3巡目にも手役がうっすら見える牌をツモりますが、これも見切ります。

そう、この局は手役が見える局面で狙うか・外すかを問う何切る問題が出てきます。

初心者〜初級者だと手役を狙って打点を高くしようという考えに陥りがちですが、見合う/見合わないを冷静に判断する練習になります!

初心者脱出のポイント
最初は単純に何切る問題を何周も解いて、慣れてきたら「●●だから▲の牌を切る」と理由付けを言葉に表す練習をしましょう。そして、その理由が解説と同じか・どこが違ったか確認すると理解がより深まります。

南2局

南2局では「安全牌の考え方」をテーマに、どの段階で安全牌を持つかが問われる何切る問題が出ます。

他にも、ターツを落とす際に危険度の低いものから切るなど、守備を意識しながらの手牌進行を学べます!

南3局

南3局では「打点意識」をテーマとした何切る問題が出ます。どの牌で副露して何を切るか?といった問題や、テンパイした後に準備しておくことについても触れられています。

ここがちょっとね

南3局なので、点棒状況を加味して打点を意識するか、スピードを意識するかの選択肢を迫る構成があっても良さそうです。ただ、本書のメインターゲットは初心者〜初級者向けと考えるとこの難易度が丁度良いでしょう。

南4局

南4局は「配牌からの構想」を意識した何切る問題が出ます。オーラスは特に、点棒状況によって必要なアガり点数に合った手役を意識する必要があります。1,000点のアガりでトップが獲れるのに満貫の手を狙う必要はありませんし、逆に跳満ツモが必要なのに2,000点の手作りをしても意味がありません。

本書は点棒状況は書かれていませんが、配牌で狙えそうな役・分岐点で何を選択するかが問題として出ているので必要な点数をアガるための構想を練る練習にもってこいです。

まとめ

業界初の新システム、配牌からアガリまでの1巡1巡が、すべて何切る問題になっているので、自分が麻雀を打ちながら誰かに教わっているような感覚で学ぶことができます。

東1局から南4局までの8局分が何切る問題として収録されていますが、1局ごとに「5ブロック理論」「筋8枚損」「2ヘッド理論」などの麻雀理論が用意されているので、何切るを解きながら自然に麻雀理論を身につけることができます。

上段と下段に分かれており、初心者〜初級者はまず上段を繰り返し解いてから下段の何切る問題を解くことで実力アップを図りましょう!

サクサク問題を解いて何周も繰り返すことを目的としているので、解説は簡潔ですがとても分かりやすいです。

初心者〜初級者の方で麻雀を教えてくれる人が周りにいないのであれば是非こちらの本を使って何切る問題を解いてみてください。

著作紹介

  1. タイトル:ウザク式麻雀学習 はじめの書
  2. G・ウザク(著)
  3. 出版社:三才ブックス
  4. 発売日:2021/2/20
  5. ページ数:160ページ
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