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不聴罰符（ノーテンバップ）

不聴罰符（ノーテンバップ）はあなどると痛い目にあいます！最高3000点支払うこともあるのです。軽い役に振り込んでしまった支払いよりも重くなる場合があります！まずは聴牌（テンパイ）目指して不聴罰符の支払いを回避しましょう！

• 1. 不聴罰符（ノーテンバップ）とは
• 2. 形式テンパイ
• 3. その他の罰符
• 4. まとめ

1. 不聴罰符（ノーテンバップ）

不聴罰符（ノーテンバップ）とは、誰もアガらずにその局が終了（流局）した場合、テンパイしているプレイヤーにノーテンのプレイヤーが罰符を支払うルールです。これがなかなか痛い場合があるんです！

上記のようにテンパイにならないまま流局してテンパイのプレイヤーがいた場合、不聴罰符となります！なぜ痛いかというと、、、罰符なので点数を支払うことになるのです。

●1人テンパイ　3人ノーテン　テンパイ者に1000点ずつ払う　合計3000点
●2人テンパイ　2人ノーテン　テンパイ者にノーテン者が1500点払う　合計3000点
●3人テンパイ　1人ノーテン　3人のテンパイ者に1000点ずつ払う　合計3000点

上記のように動く点数の合計がかならず3000点になるように割り振ります。

2. 形式テンパイ

毎回テンパイできるとは限りません！ノーテン罰符を回避する方法もあるのです！形式テンパイの形にして回避する方法です。形式と言う通りアガることができないテンパイの状態です。この形式テンパイの状態にすることでノーテン罰符を回避することができます。

• アガれる見込みがない場合形式的にテンパイを作ること
• ノーテン罰符や親流れを防ぐために作る

形式テンパイの例

例えで見てみましょう！

手牌が以下の状態で残りのツモ数が1回の状態の場合。

この状態で上家（カミチャ）が を打牌しました。ここで鳴いてしまうとチャンタの役（1・9・字牌絡みの面子で作成すると成立する役）は成立しません。

役なしテンパイの形にはなりました。この状態で仮に南をツモしたとしてもアガることは出来ません。このようなテンパイを形式テンパイと言います。

しかし、あくまで形式上のテンパイなので、積極的に狙うことは避けましょう。積極的に狙ってもアガれません！

3. その他の罰符

罰符にはノーテン罰符以外にも罰符があります。その罰符を見てみましょう！満貫分の支払いにするのが一般的で、満貫罰符（マンガンバップ）とも言います。

①誤ロン・誤ツモ（罰則：罰符）

アガれない状態でロンやツモを宣言すると、誤ロン・誤ツモとしてチョンボとなります。他家を含めその1局を台無しにする重大なチョンボなので、重い罰則となります。二人同時のロンでどっちかのロンが誤ロンだった場合、正しいロンは認められ誤ロンの方はチョンボ扱いにはなりません！

②ノーテンリーチ（罰則：罰符）

聴牌(テンパイ)していないのにリーチを宣言し流局した場合、手牌公開で発覚するとノーテンリーチとしてチョンボとなります。他家がアガって流局せず発覚しなかった場合は罰則はありません！

③フリテンロン（罰則：罰符）

フリテンの状態でロンを宣言することです。ツモであればアガれるので、リーチする場合は捨牌をよく確認しましょう。

④役無し和了（ホーラ＝アガり）（罰則：罰符）

役が無いのにツモやロンを宣言すること。牌を倒さなければアガり放棄となる場合もあります。

⑤多牌（ターハイ）[罰則：罰符]

通常手牌は13枚となります。牌山からツモした時点で14枚となり、打牌して13枚に戻ります。手牌が13枚以上（ツモした時点では14枚以上）ある場合に多牌でチョンボとなります。イカサマが出来る状態にあるので重い罰則となります。

4. まとめ

ノーテン罰符は点数が拮抗している状況などではかなり痛い支払いとなってきます。しかし、ノーテン罰符ばかり気にしてもいられません。終盤で通常のテンパイにはできなさそうと判断できる場合は形式テンパイに変えて考えることも必要になってきます。場の状況をよく確認してノーテン罰符を回避しましょう！

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