緑一色(リュウイーソー) [ 役満 ]

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緑一色(リュウイーソー) [ 役満 ]

目次
  1. 役の作り方
    • 使用できる牌・できない牌
  2. アガるポイント
  3. 役の複合を狙う
  4. ローカルルール
    • 發の有り無し
    • 紅孔雀(ベニクジャク)
    • 紅一点(コウイッテン)
  5. まとめ

アメリカ生まれの役満、緑の牌一色で染めた手牌、それが緑一色!滅多にお目にかかることは出来ない伝説の超レア役、だからって知らないと損をするかもしれません。いつの日か、自分で緑一色を出してアガるためにも、しっかり覚えておきましょう。

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役の作り方

使用できる牌・できない牌

『 使用出来る牌 』
2索 3索 4索 6索 8索 發

これらの緑色の牌を使って成立するのが緑一色だと覚えておいてください。決して、索子で成立する役ではありません。

索子には赤い部分がある牌があります。それらの牌は緑一色には使えません。

『 使用出来ない牌 』
1索 5索 7索 9索

緑の牌のみを使って作るのが緑一色!それさえ覚えてたらバッチリです。

アガるポイント

あくまでも目安ですが、緑一色を狙う価値がある、と判断していい配牌は、こんな感じです↓
配牌時

『 緑一色を狙える配牌 』
2索3索3索4索6索6索8索8索

緑一色で使用出来る牌は全部で6種類。その中でも順子になるのは「二索」「三索」「四索」のパターンしかなく、それ以外の「六索」「八索」「發」は刻子にしなければなりません。この条件を考慮すると、配牌から序盤の段階で「六索」「八索」「發」中で、最低でも2種類の対子は欲しいところです。それに加えて、「二索」「三索」「四索」の中で更に2種類の対子または塔子(ターツ)があれば、緑一色を狙っても良いかと思います。

テンパイしたら

緑一色は使える牌に制限があるが故、待ちが必然的に両面待ちにすることは出来ないのです。

『 緑一色テンパイの例1 』

2索3索4索3索4索6索6索6索8索8索8索發發2索5索待ち

この場合、2索 は緑一色になりますが、5索 では混一色になります。
あくまでも緑一色狙いなら 5索 を見逃すのもありだけど、その後フリテンとなりロンアガりは出来なくなってしまいます。
はたして役満を目指すべきなのか、混一色で妥協するのか、その判断を誤らないように気を付けましょう。

役の複合を狙う

緑一色は役満なので、基本的には複合はしません。
が、
ダブル役満ありなのであれば複合する可能性があるのです!!
更に、ダブル役満の上のトリプル役満の可能性もあります。

『 緑一色四暗刻単騎 』

2索2索2索4索4索4索6索6索6索8索8索8索發發待ち

トリプル役満門前のみ単騎待ち
「 四暗刻 」4つの面子を全て暗刻で揃える。役満。「 四暗刻単騎 」四暗刻を単騎待ちでアガる。ダブル役満とするルールがある。

四暗刻は単騎待ちにするとダブル役満にするルールがあります。緑一色と四暗刻の複合を単騎待ちにすれば、なななんと、トリプル役満になるかもしれないのです!まぁ、不可能と言ってしまえば元も子もないのですが、こういった可能性もあるわけです。点数としては、親144000点/子96000点になります。恐ろしいですね。

ローカルルール

發の有り無し

緑一色はもともとは發を含まないものが緑一色でした。なので、發が入っていると緑一色と認めない、というローカルルールがあります。
また、發のない緑一色は難易度が上がるため、ダブル役満(子64000点/親96000点)とする場合もあります。

紅孔雀(ベニクジャク)

索子の1,5,7,9と中を使った役。つまり、緑一色で使わない索子と中で成立する役。鳴いても可。緑一色と違い、刻子でしか作れないので、さらに難易度が高くなる。

1索1索1索5索5索5索7索7索7索9索9索9索中中

名前からして、中国由来の役のような雰囲気を持っていまけど、ただ単に緑一色に対抗して日本で考案された役なのです。

紅一点(コウイッテン)

緑一色の發を中で作ったバージョン。緑の中に赤い牌の中があるため、紅一点。中が赤いから紅一点。

2索2索2索4索4索8索8索8索中中中6索6索6索

まとめ

実は緑一色はアメリカ西海岸生まれの役で、潜水艦が潜航する時に点灯する緑色の蛍光灯を見たアメリカ水兵が思いつき、西海岸の中国人社会を通して広まったっつー風に言われてます。本当かどうかは、まぁ、定かではないですが、ちょっと他の役とは異質な役ですよね。滅多にお目にかかることは出来ない幻の役ですが、チャンスを逃さないためにもしっかり覚えておきましょう!

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