【洗牌(シーパイ)】とは(麻雀用語辞典)
【洗牌(シーパイ)】『牌系の用語』
洗牌とは牌山を積む前にプレイヤー全員で牌をよく混ぜる事です。対局を開始する前に牌山が積まれる際、牌が偏らないようにシャッフルをします。その行為を洗牌(シーパイ)と言います。洗牌はこの意味の他にも、洗牌(センパイ)と読む事で違った意味になる場合があります。センパイと読む場合は牌を洗ったり磨いたりする行為を指します。シーパイもセンパイも気持ちよく麻雀を打つために大切なことだと言えます。
洗牌(シーパイ)
シーパイはいわゆる混ぜる行為で、牌をジャラジャラと混ぜる行為そのことを指します。牌山を並べるまえにシャッフルすることです。トランプを混ぜることにたとえられたりしますね。トランプもよく混ぜなければ偏るように、麻雀牌もよく混ぜなければどんどん偏ってきます。
洗牌(シーパイ)中 |
洗牌(シーパイ)とは上の写真のようにジャラジャラ混ぜることです。一昔前の雀荘や家での麻雀ではよく見かける光景です。
ただし、現代の雀荘ではほとんどが全自動麻雀卓になっていますので、このシーパイ自体をすることはあまりなくなってきています。
洗牌(シーパイ)とは・・・
各 局 のゲーム開始時、牌 をプレイヤー全員で良く混ぜる行為。
続いて洗牌から配牌までの簡単な流れをご紹介します。
①洗牌(シーパイ)
牌を裏側にしてよく混ぜ合わせる。
必ず牌を裏にしてから平行に混ぜるようにする
このとき他家(ターチャ)がイカサマをしていないかもしっかり確認する
↓
②砌牌(チーパイ)
手元に17枚×2をそろえ2段に重ねて牌山をつくる
このときも他家(ターチャ)がイカサマをしていないかもしっかり確認する
↓
③4方向すべての牌山が出来たところで準備完了!
↓
④開門(カイメン)
東家のプレイヤーが2つのサイコロを振って対局開始!!
対局開始までの流れはこのようになっています。
また、上述した牌山をみてみましょう。
17枚の牌を2段に重ねた状態の牌を牌山と呼びます。壁牌(ピーパイ)とも呼びます。俗に山とも呼ばれます。
壁牌(ピーパイ) |
上下2段に重ねた2枚の牌を幢(トン)と呼びます。 |
洗牌(センパイ)
シーパイと同じ漢字をもつセンパイを紹介しましょう。
センパイと呼ぶときは主に牌を磨いたり綺麗にすることを指します。洗車や洗顔と一緒ですね。牌を綺麗にしておかないと、全自動麻雀卓の攪拌能力が下がるといわれています。
雀荘の方の華麗なるセンパイの動画をご紹介します。
■プロの洗牌
■スーパー高速洗牌
とても華麗な動きですね。
このような縁の下の力持ちのおかげで気持ちよく麻雀が打てるのです。感謝です。
シーパイは対局中に牌を混ぜること、センパイは牌の掃除と覚えておきましょう。
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