国士無双(コクシムソウ) [ 役満 ]

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国士無双(コクシムソウ) [ 役満 ]

目次
  1. 役の作り方
  2. アガるポイント
  3. 役の複合を狙う
  4. ローカルルール
  5. まとめ

誰でも一度は聞いたことがあるような気がする役、国士無双。役満御三家とも言われる、出やすい役満の中の1つです。一九字牌を駆使した究極の役、それが国士無双なのです!国士無双を出して場を無双してやりましょう!

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役の作り方

国士無双(コクシムソウ)
一九字牌を1枚ずつ揃える
雀頭
役満 門前役 出現率:0.04%

一九字牌を1枚ずつ全て揃えて、更にその中のどれでも良いので1種類だけ2枚揃える。

ご覧のとおり、バラバラに集まっている手ですね、そう、国士無双は麻雀のアガりの基本の「4面子+1雀頭」という法則から外れている役なのです!

萬子、索子、筒子の1と9、東、南、西、北、白、發、中、これを集めて成立するのが国士無双です。それが国士無双です。それさえ覚えちゃーバッチリです!
そして、一枚ずつ集めて成立するので、もちろん鳴くことは出来ないです。

国士無双の特別ルール。暗槓でロン

槍槓(チャンカン)という役があります。それは、加槓(カカン=事前にポンしている状態で同じ種類の牌を手にして槓をすること)した牌をロンすることが出来る、という役です。しかし槍槓は加槓のみに対して効力があって、暗槓には宣言できないのです。

が、しかし!

国士無双のみは暗槓の場合でもロンを宣言することが出来るのです!これは知って得するお得な情報。国士無双でテンパイしていて、このチャンスを逃すのはもったいない、この特別ルール、しっかり覚えておきましょう。

アガるポイント

九種九牌で流すか否か

九種九牌といって、配牌時に一九字牌が九種類以上手牌にあるときに、流局を宣言できるというルールがあります。

親が九種九牌の場合

親の場合=配牌時の14枚の手牌の中に一九字牌が9種類以上ある場合、手牌をさらし流局を宣言することが出来る。

子が九種九牌の場合

子の場合=自分の第一ツモした後の14枚の手牌の中に一九字牌が9種類以上ある場合、手牌をさらし流局を宣言することが出来る。*ただし、自分のツモより前にポン、カン、チーをされた場合は無効

九種九牌

そう、つまり、国士狙いor流局か、その選択になるのです。

国士無双を狙うか否かの判断、それは配牌時にどれくらい一九字牌があるかどうか、になるわけです。そして九種九牌あるときに流局なのか国士狙いなのかの選択を迫られるわけです。もちろん、無理して役満を狙う必要性がなければ手堅く流してしまった方が良いですが、トップとの差があるとき、または国士無双というロマンを追いかけたい時、国士無双へ突っ走るべきです。

しかし、九種からの国士狙いは最低ラインで、手堅く11種11牌ぐらいからの国士狙いという意見も存在します。

役の複合を狙う

通常の面子を作らない形で作る役なので、他の役との複合はありえません。

ローカルルール

純正国士無双=国士無双十三面待ち

国士無双の本来の姿、それが十三面待ちの国士無双なのです。その国士無双十三面待ち別名・純正国士無双と呼び、ダブル役満にするローカルルールがあります。

つまり・・・

国士無双十三面待ち

この状態でテンパイした場合、13種全ての牌が当たり牌になります。これが純正国士無双です。

十三面待ちのテンパイをあえて作らざる得ないので、このテンパイ状態に持っていくことが容易ではありません。テンパイしても捨て牌から国士を狙っている雰囲気はもろわかりです。難しい、だからこその、ダブル役満、そう理解していただければと思います。

*ダブル役満=役満が2つ複合することをありとするルール。通常では得点は役満止まり。親の場合96000点 子の場合64000点にするというローカルルール。

まとめ

国士無双は役満の中でも出やすい部類です。が、やはり、役満なので難しいです。一九字牌で手牌が偏ってしまった時に、破れかぶれで追いかける浪漫、それが国士無双なのです!

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