【裸単騎(ハダカタンキ)】とは(麻雀用語辞典)
【裸単騎(ハダカタンキ)】『待ち系用語』
裸単騎とは聴牌の際の待ちの形を指す用語です。裸単騎はポン、チー、カン、などによってすべての面子(メンツ)を晒している状態でアタマの残り1枚を待っている状態となる待ちの形を指します。単騎待ちは雀頭(ジャントウ=アタマ)が1枚しかなく、もう1枚来れば対子(トイツ)が完成し和了(ホーラ=アガり)となる待ちの形を指します。
裸単騎(ハダカタンキ)
ポン、チー、カン、などによってすべての 面子(メンツ)を晒している状態で アタマの残り1枚を待っている状態。
鳴けるだけ鳴いた最後の待ちが裸単騎です。この形は防御力0なのでおすすめできません。
単騎待ち(タンキ待ち)
意外とアガれると噂!?の単騎待ち(タンキ待ち)とはどのような待ちなのでしょうか。
テンパイの際、アタマが1枚しかなく、もう1枚来れば対子(トイツ)となる1枚待ち。
発が来ればアガりですね!このように、4つの面子は完成していて、残りの雀頭(ジャントウ=アタマ)を待っている状態を単騎待ちと呼びます。
他家(ターチャ)も含めた捨牌に注意!!
単騎待ちで構える場合、他家も含めた捨牌や場に見えている牌(ポン・チー・カンやドラ表示牌)に気を配ろう!場に全く見えていない場合、生牌(ションパイ)と呼びます。上記の例で発が場にすでに2枚見えている場合は残り1枚しかありません。
捨牌に発はありません。ドラ表字牌にも発がない場合、王牌か牌山か他家の手牌にあります。それであればツモやロンする可能性があります。
生牌(ションパイ)
1枚も場に出ていない牌のことを生牌(ションパイ)と呼びます。これは戦略を立てる上でとても重要なことです。待ち牌が生牌なのか、1枚2枚切れなのかの確認するようにしましょう!
字牌単騎待ちは結構有利!
字牌は序盤~中盤にかけて他家から切り出される可能性が高い牌です。中盤までに字牌単騎待ちで構えることができればアガる確立も上昇します!
地獄待ち
地獄待ちとは、場に2枚見えている(捨てられている)状態で、その牌で単騎待ちに構えた状態のことです。つまり、残り1枚を待っている状態です。もちろん残りの牌が王牌にあったらアガれません笑!
発は他家がすでに2枚捨ててしまっています。自分で1枚持っているので残るは1枚です。牌山にあるかもしれないし、王牌にあるかもしれません。王牌にあったらなかなかアガれません!
地獄待ちの呼び名
もともと地獄待ちというのは、「西」の単騎待ちで、すでに場に2枚出ている状態のことを指して呼んでいました。西だけです。昔、西は縁起が悪い方角なので、よくない方角でアガりを待つことを「地獄待ち」と呼んでいました。しかし、近年はもう少し解釈が広がって、場に2枚出ている状態の牌を単騎待ちすることと変わっていったようです。
しかし、あまりアガりやすい形ではありません。リーチの前には他家の捨牌をよく確認するように!!
その他の待ちの形
待ちの形は合計6種類あります。
待ち の種類 | ||
リャンメン待ち (両面待ち) | 0符 | [3・4]の[2・5]待ち |
シャンポン(シャボ)待ち (双碰待ち) | 0符 | [2・2][4・4]の[2・4]待ち [西・西][東・東]の[西・東]待ち |
ペンチャン待ち (辺張待ち) | 2符 | [1・2]の[3]待ち |
カンチャン待ち (嵌張待ち) | 2符 | [1・3]の[2]待ち |
タンキ待ち (単騎待ち) | 2符 | [2]の単騎待ち [東]の単騎待ち |
ノベタン | 2符 | [1・2・3・4]の[1・4]待ち |
単騎待ち(タンキマチ)の詳しい説明はこちら↓
『単騎待ち(タンキ待ち)』
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