福山理子 初代ミニスカポリスは女流麻雀プロ
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福山理子 初代ミニスカポリスは女流麻雀プロ

福山理子プロはテレビ東京で放送されていた深夜番組『出勤!ミニスカポリス』に出演して、初代ミニスカポリスとして知られているタレントであり、日本プロ麻雀協会に所属する麻雀プロです。タレントが話題作りで麻雀プロになった、という軽いノリではなく、女流リーグにも出場し、タイトルを獲得をした経験のある、れっきとした麻雀プロなのです。多彩な活動をしている、福山理子プロについてご紹介します。

目次

 


1.福山理子について

福山理子(ふくやま りこ)プロは初代ミニスカポリスとして知られているタレントであり、日本プロ麻雀協会に所属する麻雀プロでもある人物です。

プロフィール

  • 生年月日:1975年11月6日
  • 出身地:東京都台東区
  • 血液型:AB型
  • スリーサイズ:B85 W57 H83
  • 身長:167センチ
  • 趣味:オートバイ、釣り、格闘技、スポーツ、モトクロス、スキー
  • 資格:大型二輪免許、、剣道二段、占い師、心理相談員、綱引き審判員、温泉ソムリエ
  • 麻雀プロとしての所属:日本プロ麻雀協会
  • タレントとしての所属:トンボエンターテイメント

今まで、麻雀豆腐では多くの麻雀プロを紹介してきました。その中でも、麻雀以外にも特技や趣味、麻雀プロ以外の活動を行っているプロもいましたが、おそらく最も多彩な活動、趣味を持っているのが福山理子プロです。

「初代ミニスカポリス」として、さとう珠緒さんと一緒にテレビ出演していたことで知られていて、タレントとしての活動以外にも、ライダーとしてオートバイク関連の活動もしますし、格闘技も得意としていて、プロレス、総合格闘技、キャットファイト、キックボクシング、といったリングで戦ったこともあります。ライダーであり、格闘家でもあり、タレントでもある、プロ雀士。多才という言葉がふさわしい活躍です。

どれも中途半端な活動ではなく、麻雀プロとしては、日本プロ麻雀協会の女流リーグに参加し、トップリーグのAリーグで戦っています。

日本プロ麻雀協会が協力しているオンライン麻雀ゲーム「MJ」にも参戦しており、福山理子プロの紹介ページでキャッチフレーズは「ワルキューレ」と紹介されています。由来は「全てのことに全身全霊で戦う女神から」とされています。

大きく分類すると、主にタレント、格闘家、麻雀プロとして多岐にわたるジャンルで活躍している福山理子プロですが、心理相談員、占い師、綱引き審判員、温泉ソムリエ、といった様々な資格も持っています。

タレントとしての福山理子プロ

1996年にテレビ東京系列で放送されていた深夜番組「出勤!ミニスカポリス」に出演しタレントとして人気になりました。後に長者番組になるミニスカポリスの「初代ミニスカポリス」として知られています。さとう珠緒さんもミニスカポリスの同期です。

写真集、イメージビデオを多数出していて、グラビア活動も行い、レースクイーンやラウンドガールも務めるモデル的な活動を行っています。また、バラエティ番組やラジオ番組にも出演します。多彩な趣味、特技を持ち、それが仕事に生きているような印象です。

女優として、ドラマや映画、Vシネマにも出演することがあり、最近では2014年に麻雀を題材とした、セクシー女優・つぼみさん主演のVシネマ『天和飛翔伝 神業の指を持つ女』に出演しました。そして尾崎豊さんのオマージュ映画『シェリー』に出演し、同じシーンの共演はありませんでしたが、さとう珠緒さんと約17年ぶりに共演、久しぶりの「ミニスカ共演」として話題になりました。↓
初代ミニスカポリス・さとう珠緒&福山理子が“17年ぶり”ミニスカ共演

さとう珠緒さんとはプライベートでの交流は現在でもあり、たまたまメディア上で共演する場面が約17年なかったそうです。そう考えると、二人共長い経歴を持っているのですね・・・。

余談ですが、現在の所属事務所「トンボエンターテイメント」には、ビートたけしさんの相方、ビートきよしさんが所属している事務所です。
株式会社 トンボエンターテイメント 公式サイト

公式サイトのトップに福山理子プロが登場し、看板タレントのような存在のようです。

福山理子プロのタレントとしての詳しい経歴は所属事務所の紹介ページをご覧下さい↓
トンボエンターテイメント公式サイト 福山理子プロフィール

ライダーとしての福山理子プロ

福山理子プロは大型二輪免許を取得していて、バイクをこよなく愛しており、バイク関係の番組やイベントなどに出演し、バイク雑誌に連載を持っています。愛車は「DUCATI ハイパーモタード796」、「EV100」、「スネークモータース77」、「KYMCO150」

静岡県が行う伊豆スカイライン・ライダー事故・ゼロ作戦にも積極的に参加する他、「ポイ捨て」などのマナー違反を嫌い、自ら啓蒙用のステッカーを作って配るなどのマナーアップ活動も行っているそうです。(所属事務所公式サイトより抜粋。

2012年8月19日(バイクの日)に、「大型免許を持った大人の女性ユニット」として「JETCOASTER GIAL (ジェットコースターガール)」というユニットを結成。福山理子プロがバイク業界をもっと盛り上げたいという想いで「身長165cm以上、大型自動二輪車免許の所有、そして30歳以上。バイクをこよなく愛する大人の女性のみで結成したグループ」というコンセプトでメンバーを募り設立されたユニットなのです。

初代メンバーは「S(exy)」[W(ild)」「E(legant)] 「Q(uestion)」「C(ute)」「K(ick)」の6名で結成されました。メンバーのコードネームは英字一文字でつけられ、それぞれの個性を現すものとなっています。女性スタントマン・ファッションモデル・キックボクサー等々の職業をしているバイクを愛する大人な女性で結成し、そして、2013年3月16日にデビューミニアルバム「JETCOASTER GIAL 1」を発売しました。

その後二代目新メンバーも加入しましたが、ファーストアルバム発売後、メンバー全員が多忙なこともあり、数回のイベント出演をした以外に音楽活動ができていない状況でした。しかし、テレビ埼玉で放送されている「ミライメイカーズ」というクラウドファンディングで出演者の夢を叶えるという番組に出演、見事目標金額に届き、新楽曲制作が決定しました。新メンバーも募集し、今回はハードルを下げ、バイクが好きで、バイク業界を盛り上げたいという女性という条件となりました。

JETCOASTER GIALの今後の活動も楽しみです。JETCOASTER GIALの活動については、是非フェイスブックやブログをご覧下さい↓

ミライメーカーズ
JETCOASTER GIAL フェイスブック
JETCOASTER GIALのブログ

JETCOASTER GIAL以外にも、所ジョージさんの番組「世田谷ベース」から生まれたバイクブランド「SNAKE MOTORS(スネークモーターズ)」のイメージガールグループ「CLIP」のメンバーとしても活動。麻雀業界だけでなく、バイク業界でも活躍している福山理子プロです。スネークモーターズの福山理子プロのブログです。↓
スネークモーターズ 福山理子のブログ

格闘家としての福山理子プロ

福山理子プロはキックボクシングをやっていて、格闘技を得意としています。それが、仕事にも生きていて、プロレスや女性同士で戦う「キャットファイト」のリングで戦っています。2014年には総合格闘技にも初挑戦しました。

主に、2001年に旗揚げされた、日本で唯一のキャッツファイト団体の「CPE」の興業に参戦して、得意技はローキックに卍固め、スリーパーです。女子プロレスラー、キャットファイターとして、現在も活躍しています。また、キックボクシングのリングにも上がった経験もあり、麻雀プロであり、タレントでもあり、格闘家でもあるのです。

福山理子プロがキックボクシングの舞台に上がったきっかけを作ったのは、リングアナウンサーの山本雅俊(やまもと まさとし)氏であると福山理子プロのブログで書かれています。福山理子ブログ ヤマモさん。

山本雅俊氏は1986年にジャパン女子プロレスに旗揚げに参加、ジャパン女子崩壊後は、JWP女子プロレスを設立し、JWPの一時活動停止を機に退社。その頃に旗揚げされたWJプロレス広報部長兼リングアナ、女子プロレス興行会社「エキサイティングボックス」代表取締役を経て、フリーになった人物です。現在は、キックボクシング「J-NETWORK」オフィシャル・リングアナウンサーを務め、女子部門「J-GIRLS」ではスーパーバイザーも兼任している関係もあり、それが福山理子プロをキックボクシングの舞台へ導いた経緯なのではないでしょうか。(一部ウィキペディアより抜粋

リングの上で戦い、大型バイクに乗り、女優としても歌手としてもモデルとしても活動するマルチタレントでもある、麻雀プロ、それが福山理子プロなのです。いろんな舞台で多岐にわたる活躍をしており、そんな姿に憧れるファンも少なくありません。

ブログ・ツイッター

福山理子プロはブログ、ツイッターアカウントを持っていて、ほぼ毎日のように更新されています。多岐に渡る活動をしている福山理子プロの動向を随時知ることができます。

ブログ→福山理子のブログ - livedoor Blog
ツイッター→福山理子(@rikofukuyama)さん | Twitter


2.麻雀プロとしての実績

タレントとして知られている福山理子さんですが、日本プロ麻雀協会に所属する、れっきとした麻雀プロなのです。たくさん持っている資格のうちの一つ、といったわけでなく、麻雀プロとして現役で活動しています。「麻雀プロ」としての福山理子プロについてご紹介したいと思います。

経歴

現在は日本プロ麻雀協会に所属していますが、それ以前は、「日本プロ麻雀棋士会」に所属していました。2007年に日本プロ麻雀協会に移籍しました。日本プロ麻雀協会には第6期前期入会です。

日本プロ麻雀棋士会は1997年に「日本麻雀愛好クラブ」が前身となり、「固定概念にとらわれず、若い打ち手による麻雀理論の発展を目指す」という理念の元設立された団体で、会長は高橋純子プロが勤めています。かつては、鈴木たろうプロも所属していた団体ですが、現在はあまり活発に活動していない様子です。

福山理子プロは高橋純子会長を慕っていて、女子の理事長をつとめる日本プロ麻雀棋士会の中心人物でした。しかし、現在はあまり活発に活動していないことからわかるように、日本プロ麻雀棋士会は小規模な団体で、より強い相手と戦いたいという想いで、福山理子プロは日本プロ麻雀協会へ移籍しました。

日本プロ麻雀協会に移籍後、女流リーグはBリーグからスタートし、移籍した年にAリーグに昇格、それ以来Aリーグの常連として活躍しています。協会に移籍した時点のプロフィールで麻雀歴15年という長い雀歴を持っています。「麻雀たぬ」や「新宿スリーファイブ」といった雀荘でゲスト勤務する日もあり、麻雀プロとして積極的に活動しています。

日本プロ麻雀棋士会時代には、PSP用ゲーム「本格四人打プロ麻雀 麻雀王 PORTABLE」に出演し、日本プロ麻雀協会が協力しているオンライン麻雀ゲーム「MJ5 EVOLUTION」に参戦中です。

獲得タイトル

  • 第1期 女流愛翔位

タレントとして活躍している福山理子プロですが、麻雀プロとしてタイトルを獲得した経験もあります。前所属団体である日本麻雀愛好クラブの女流リーグで優勝しました。タレントとして様々な活動を行っている福山理子プロですが、麻雀プロとしても確かな実績を持っているのです。たとえ実力があっても、プロ歴が長くても、どうしてもタイトルが遠いという人もいる中で、どんな大会、リーグ戦でも優勝した経験があるというのは、やはり麻雀プロとして大きな実績だと思います。

そして、上位まで残った大会の実績というと、

  • 第11期 女流名人戦3位
  • 第10期 女流雀王戦3位
  • 第13期 女流雀王戦3位

といった実績を残しています。

女流名人戦は現在は廃刊になっている雑誌「月間プロ麻雀」が主催していた、各団体プロやアマチュアの参加する大会で、2006年に開かれた第11期大会で福山理子プロは決勝まで残り、惜しくも三位。その後、日本プロ麻雀協会所属の女流雀士が参加するリーグ戦で2011年、2014年は上位3人に残り、その年のリーグ戦の上位三位までと前年度の優勝者の四人で争われる「女流雀王戦」に進出し、優勝は逃してしまいましたが、残念ながら三位という結果に終わっています。

日本プロ麻雀協会に移籍し、ストレートでAリーグ(日本プロ麻雀協会の女流リーグはA、B、Cと三つのクラスに分かれている)まで昇格し、Aリーグの常連となっています。

そう、福山理子プロは麻雀プロとしても真剣なのです。

麻雀が好きで片手間で麻雀プロをやっているだけなら、Aリーグにいることはできないですし、ましてや上位三位までに残ることは難しいはずです。前団体では、リーグ戦で優勝した経験もあり、麻雀プロとしての実績と経歴は他の女流プロにひけを取らないキャリアを持っています。

福山理子プロの打ち筋は、過去に出演したバラエティ番組で「運が9割」という話をしたことがあり、運や感を信じていて、どちらかというと麻雀はオカルトよりだそうです。しかし、デジタルの方が確率的に強いので、デジタルも勉強中と自信のブログで話しています。

ちなみに、当サイトでも漫画を掲載してくださっている、麻雀漫画界の巨匠、片山まさゆき先生の「スーパーズガン」で育ち、「オバカミーコ」を教科書としていたそうです。多くの麻雀ファン、麻雀プロに影響を与えてる「スーパーズガン」と「オバカミーコ」だと思いました。実は筆者も大好きです。


3.福山理子動画特集

youtubeで見ることが出来る福山理子プロの動画を紹介します。

沖ヒカル改造計画 最高位への道Vol.6

人気パチンコパチスロライターであり、最高位戦日本プロ麻雀協会所属の麻雀プロである、沖ヒカル氏が所属団体の最高位戦の頂点を目指すために修行する、という企画で、ニコニコ動画の麻雀スリアロチャンネルで放送される「沖ヒカル改造計画 最高位への道」といった番組に福山理子プロが出演した回がYoutubeで見ることができます。

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映画「シェリー」

福山理子プロが出演した映画「シェリー」の予告編です。

JETCOASTER GIRL

結成当時の初代メンバーの紹介映像です。

さんふらわあで行くサザキヒロシ・福山理子のおんせん県おおいた やまなみハイウェイツーリング

地方番組のツーリング番組に出演した時の映像です。温泉で有名な大分へツーリングへ旅をします。温泉ソムリエでバイク好きの福山理子プロらしい番組です。

北海道をツーリングする福山理子プロ

オートバイ全国宅配サービスの海道ツーリング専門事業部である「EZORIDER」が制作した福山理子プロの動画です。JETCOASTER GIRLの曲に乗せ、北海道をツーリングするイメージ映像です。

キックボクシング

キックボクシングの試合に出場する福山理子プロです。エキシビジョン的な出場ですが、いくらアマチュア同士とはいえ、痛そうなキックです・・・。

キャットファイト

対戦相手の春山ちえりさんは後に範田紗々の名でブレイクするセクシーアイドルです。初代ミニスカポリス・福山理子プロが対戦相手ということで、ミニスカポリスの衣装を着て戦います。

森藤美帆さんとの一戦。こちらの試合はよりプロレス的なキャットファイトです。


4.まとめ

初代ミニスカポリスとして知られ、女優業にモデル業といったタレント活動、バイク関連の番組やイベントや雑誌などに出演、時にはキャットファイターとしてリングにあがる、麻雀プロ、というなんだかすっごい肩書きを持った女性なのです。芸能界にもいろんな人がいるでしょうが、唯一無二の存在、それが福山理子プロなのです。カッコイイ女性、そんな言葉がぴったりな方だと思います。麻雀プロとしても安定のある実績を残しているプロです。女流雀王を手にするチャンスも何度かありました。麻雀プロとしての活躍にも今後目が離せません。

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