色々な麻雀ルール〜赤あり編〜
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色々な麻雀ルール〜赤あり編〜

麻雀のルールは今では一発・裏あり・赤ありが主流ですが、古くはリーチやドラがないルールで遊ばれていましたし、麻雀プロ団体では一発・裏はあっても赤がない、一発や裏もないルールなど多種多様です。

このコラムでは巷にある麻雀の、特殊なルールやその魅力についてご紹介します!

目次

赤あり麻雀とは

ネット麻雀やフリーの麻雀店で採用されている、現代で最もポピュラーなルールが赤あり麻雀です。

マンズ、ピンズ、ソウズの「5」に各1枚ずつ赤文字で書かれた牌が入っており、この牌が手牌の中にある状態でアガるとドラと同じで1翻アップします。

フリー雀荘では「祝儀」というものを採用している所がほとんどで、赤牌が手牌の中にある状態でアガると他家から祝儀としてチップがもらえます。

フリー雀荘では赤に加えレインボーといった色を採用するところもあり、その場合は赤牌よりもさらに多くの祝儀がもらえる仕組みになっています。

また、白ポッチという、白の麻雀牌に赤い点がついているものを採用している雀荘もあり、これはリーチして一発目に白ポッチの牌をツモるとオールマイティー牌になります。

赤あり麻雀の特徴

赤が入っているとドラが7枚あるようなものなので、打点のインフレが起こりやすくなります。その結果、手役を作る必要がなくなりスピード勝負で副露率も高くなります。

また、赤牌を大切にするため、チャンタなど赤牌が使えない手役を狙う人は少なくなります。

赤あり麻雀はどこで遊べる?

赤あり麻雀は「天鳳」や「MJ」などオンラインやスマホアプリの他、「麻雀格闘倶楽部」といったゲームセンターでも遊べます。

また、全国にある麻雀店でのほとんどが赤あり麻雀を採用しています。赤はあっても祝儀がない「せんてんぼー」、祝儀もレートもない麻雀店では「オクタゴン」「MLスタジアム」「しぶとん」など都内には数店存在します。

赤あり麻雀の対局を観るなら

赤ありの麻雀といえば、2018年10月に開幕した麻雀のナショナルプロリーグ「Mリーグ」です。AbemaTVで10月〜3月まで、80試合が放送されています。

オンライン麻雀「天鳳」において、年間を通して行われるタイトル戦です。毎年、天鳳位を始めとする天鳳の強者と強豪プロ雀士計12名が参戦し、天鳳名人位を競います。対局は麻雀スリアロチャンネルにおいて生配信されています。

赤あり麻雀の大会

麻雀プロ団体RMUのスプリントカップで、年数回赤あり(Cルール)のワンデー大会が開催されます。

また、日本プロ麻雀協会でもチャンピオンロードといい、年に8回ほど開かれる赤ありのワンデー大会が開催されています。

赤あり麻雀の戦術本

石井一馬プロ

石井一馬プロは最高位戦日本プロ麻雀協会に所属しており、20代でビックタイトルを3つ獲得しています。普段は麻雀店で勤務しており、今まで出した著書もフリーの赤あり麻雀での戦術に特化しています。

フリー雀荘で得するのはどっち!?

フリー雀荘で得するのはどっち!?

  • 作者:石井一馬
  • 出版社:竹書房
  • 発売日: 2017年01月