四人麻雀DXをやってみた![レビュー/ルール]
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四人麻雀DXをやってみた![レビュー/ルール]

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四人麻雀DXをやってみた!

今回は、初心者も慣れている人もカスタマイズを駆使してじっくり麻雀を楽しめる人気のゲームアプリ、『四人麻雀DX』について解説していきます。

四人麻雀DXとは

四人麻雀DXとは、2013年10月に空想科学株式会社からリリースされた無料麻雀ゲームアプリです。
以前の『四人麻雀 FREE』『四人麻雀』から名称が変更されて現在の『四人麻雀DX』となり、現在100万以上のダウンロード数を誇っています。

完全無料であるにも関わらず、AIの対戦相手が30人以上用意されていたり、ルールのカスタマイズを細かくできたりと内容が充実しており、人気のゲームです。

四人麻雀DXの特徴一覧
対応OSAndroidのみ
課金要素・ガチャなし
広告あり(2パターンから表示方法を選択)
対戦形式フリー戦、勝ち抜き戦
オンライン対戦なし
ローカル役あり(166種)
初心者用設定・モードあり

プラットフォーム

四人麻雀DXは現在Android版のみがリリースされており、 iOSには対応していません。アプリ内のヘルプセンターによると、Android版の実装内容が整った後に対応する予定とのことです。期待大ですね♪

Android版(GooglePlay)のダウンロードURLはこちら。

加えて、四人麻雀シリーズには公式Twitterもあります。

四人麻雀シリーズ公式Twitter

公式Twitterではバージョンアップの案内やバグ情報・修正対応、新機能の紹介などをお知らせしています。ホーム画面にリンクがあるため、すぐに情報を確認することが可能です。

操作性・操作感

続いて、四人麻雀DXの操作性についてご紹介します。

四人麻雀DXの操作性

四人麻雀DXは、画面が固まったりタイムラグがあったりせずサクサクと進められ、操作性はとても良いです。
牌が自動整理されたり、ポン・チー・カンの鳴きも自動表示されたりとゲームも進めやすく、これらの設定が不要な場合は設定変更で消すこともできます。

対戦時間においても、オンライン対戦をするゲームなどとは違って相手が全てAIなため、待たされることなく1局あたり1~2分で終えることが可能です。
また、3Dグラフィックにもこだわっており、テーマを春夏秋冬から選択して綺麗なホーム背景を楽しめます。

テーマ例(春)

対局時の操作には問題ありませんが、合間に流れる広告動画は時折重く、止まることがあります。

打牌方法

麻雀ゲームで重要なのは打牌するときの操作性です。四人麻雀DXでは捨て牌の方法をボタン・ドロップ・タップ・ロングタップの4種類から選択可能。

対局中にも変更できるので、自分に合った打ち方ができます。

  • ボタン:捨てたい牌をタップした後、「捨てる」ボタンを押さないと捨てられない
  • ドロップ:捨て牌を河(画面中央)へフリックする(ボタンも使用可)
  • タップ:1タップ目で牌を選択、2タップ目で捨て牌確定
  • ロングタップ:長押しで捨て牌を確定

対局中に様々な設定変更が可能

四人麻雀DXでは、ホーム画面はもちろんのこと、対局中にも設定を変えることができます。フリー対戦の初期設定では持ち時間が「なし」になっているため、持ち時間を気にすることなくゆっくりと自分に合った設定を考えることが可能です。

サウンドやドラ牌マークの有無、持ち点の表示方法など、自分の見やすい表示にカスタマイズして、よりストレスなく麻雀をすることができます。

料金・コスパ

次は四人麻雀DXの課金要素や広告について解説します。

完全無料版で課金要素はなし

四人麻雀DXは完全無料のゲームアプリであり、一切の課金要素がありません。中には広告が無い有料版を求める声もあるようですが、2022年3月時点では課金要素を追加する予定はないようです。

広告は入るが、2種類の表示方法が選択可能

完全無料で運営している代わりに、このゲームには度々広告が入ります。広告表示をどのようにするかは、以下の2タイプをホーム画面から選択することが可能です。

  1. Aタイプ:常に画面上部にバナー広告が表示され、かつ1試合終わるごとに広告は入る
  2. Bタイプ:一局対戦するごとに5~15秒ほどの広告が入る

Aタイプの広告バナーの大きさはこの程度。そこまで対局画面が小さくなるわけではないので、1局終わる度に広告で中断されるのがストレスに感じる方はAタイプがおすすめです。

段位システム

四人麻雀DXには、オンライン対戦がなく、段位システムも特にありません。その代わり、フリー対戦ではAIの対戦相手として30人以上の戦国武将が登場します。各武将に自分と比較した際のレートがつくため、誰に勝ちやすくて誰によく負けているのかが一目で分かるようになっています。

ゲームモード

四人麻雀DXのゲームモードには2種類あります。初めは30人の武将AIと自由に対戦できるフリー対戦モードのみがあり、フリー対戦で戦績に残る試合(※)を3回行うと、「勝ち抜き戦モード」を追加することができます。
※オープンモードやリトライプレイなど、設定によっては戦績に残らない試合があり、これは3戦のうちには入りません。

戦績に残るフリー対戦を3試合すると、画面左上のルールブックの箇所から勝ち抜き戦モードを追加できます。

フリー対戦

対戦相手を自由に選んで対局できるモード。30人の戦国武将の中から好きな相手、もしくはランダムで対局相手を選べます。また、試合をすると自分と対戦相手のレートが表示され、レートが赤い相手、つまり自分が勝ちやすい相手を優先して対戦することもできます。

また、フリー対戦モードでは試合途中のデータを保存することができ、続きから始めることも可能です(保存したデータを破棄して新しく対局することもできる)。

対局ルールを自由にカスタマイズできるので、麻雀初心者がルールを覚えていくために特におすすめなモードとなっています。

勝ち抜き戦

勝ち抜き戦はその名の通り1位を取り続ける連勝記録を争う対戦方式です。最大100連勝まで勝ち抜き戦専用の戦績に記録を残すことができます。フリー対戦で初期の武将30人と全て対戦した後勝ち抜き戦に挑むと、新たな武将が出現します。

勝ち抜き戦では「オープンモード」(後述)は使えず、リトライも不可能です。最初の1試合行うと、勝ち向きの条件を「2位以内」にすることができます。

ルールや機能

四人麻雀DXは設定できるルールや機能が豊富です。他の麻雀ゲームでは珍しいルール・機能も設定できるので、いくつかご紹介します。

主なルール一覧

まずは、細かく設定できる主なルールについて以下にまとめました。
一般ルールだけでなく特殊設定でプレイできるのは楽しいですよ♪

一般設定試合長/持ち点/チップ/割れ目/2翻縛り/符計算/二家和/責任払い/親流れ/延長戦/アガリ止め/トビ終了(ドボン)/焼き鳥/ウマ
詳細設定時間制限/場決め/親決め/喰い替え/喰い直し/振聴設定/満貫以上の設定/アリス/積み符/供託/途中流局/聴牌/天辺
特殊設定特殊回し/開門位置/1翻縛り/親の配牌での和了/自摸和了時の発声/和了点数計算/精算方式

特殊ルール

続いて、四人麻雀DXならではのあまり他のゲームにはない変わったルール・機能も紹介します。

割れ目

親が振ったサイコロにより開門の位置となったプレイヤーが、もらえる点数・支払う点数ともに2倍になるルールです。

アリス

対局で和了した人は、ドラ横の牌をめくり、手牌にめくった牌と同じ牌があればあるほど点数(翻やチップ)が加算されるルールです。立直したときのみに設定することもでき、迂闊に鳴けなくなるため他家の手が読みづらく、通常と違った打ち方が楽しめます。

リトライ機能

対局終了後、牌山を同じにして再度プレイできます(山を新しくすることも可能)。捨て牌をミスした、作る型の選択を誤ったと感じたときなど、どうすればより良い点数を稼げたのかじっくり考え直すことができます。

ローカルルール

四人麻雀DXには166種類(2022年3月時点)のローカルルールが存在します。以下の表にまとめたので、ぜひ一度試してみてください。

ローカル役一覧

一翻燕返し/欠牌和/金鶏奪食/報知/四丁使い/奇数七対子/偶数七対子/三色同対/槓振り/五心通貫/十二落抬/開門風/裏風/暗中模索/小三風/紅白饅頭/青春に悔いあり/三字刻/パンダ/木綿豆腐/絶一門/二暗刻/二槓子/二連刻/二連槓/二色同順/二色同刻/二色同槓/小老頭/連六/老少副/赤牌/赤五筒/オールスター/赤ドラ三色/見立てドラ/花牌/白ポッチ牌/アリス/槓子補正
二翻三色通貫/三色異同対/三連刻/三風刻/四字刻/二同刻/小タテ/三色連刻/頂三刻/筋牌刻/跳牌刻/オープン立直/スーパー立直/連開花/五筒開花/二索槍槓/一筒摸月/九筒撈魚/金鶏独立/独釣寒江雪/鏡同和/青春に悔いなし/雪月花/混連環套/雑連環套/清連環套/西廂待月/火山爆発(A)
三翻一色三順/客風三刻/三元七対子/四喜七対子/三色二同対/単竜/断紅和/混断紅/一気通貫全帯么九/三連開花/アメリカン七対子/ハイパー立直/全帯五/大老頭/双連頭刻
四翻双竜争珠/純一気通貫全帯么九
五翻五門斉/清盃口
六翻清断紅/オールワン/オールナイン
満貫流し満貫/真似満
役満四花和/頭槓和/十三不塔/十三無靠/七星無靠/セブンアップ/緑一色輪/大車輪/小車輪/中車輪/大竹林/小竹林/中竹林/大数隣/小数隣/中数隣/紅孔雀/紅一点/黒一色/風花雪月/花鳥風月/青函トンネル/青函連絡船/上越新幹線あさひ/上越新幹線とき/東北新幹線/東北新幹線グリーン車/東北自動車道/青ノ洞門/大七星/宝紅開花/白有り緑一色/松竹梅/中原逐鹿/五龍鳴動/連順和/白一色/大草原/南大草原/純木綿豆腐/世界一/清海湖/四連刻/一色四順/四連開花/四跳牌刻/百万石/紀州五十五万石/水戸三十五万石/南北戦争/金門橋/人和/石の上にも三年/三色同槓/三連槓/火山爆発(B)・(C)/八連荘/破回八連荘
ダブル役満四暗刻単騎/純正国士無双/純正九蓮宝燈/四連槓/十四連嵌/加賀百万石/四節高/超三元/發無し緑一色/鳴門大橋
トリプル役満十三龍門/超四喜

ゲームの始め方

四人麻雀DXは、特にログインや情報登録は必要ありません。インストールすればそのままトップ画面になり、すぐにゲームを始めることができます。

キャラクター紹介

四人麻雀DXには戦国武将のAIが30人以上登場します。その一部について特徴などをご紹介します。

織田信長 技術力★★★ 立直度★★

高い技術を持ち、用意周到な戦術をとる。総合力でも上位に位置する実力者。

伊達政宗 技術力★★★ 立直度★★★

安定した力を持つ実力者。駆引きに強く、強引な一面もある。

武田信玄 技術力★★★ 立直度★★

総合力で1、2を争う実力を持つ。高い技術で常に上位に顔を出すつわもの。
※各人物紹介はアプリ内より引用

初心者に嬉しい!便利機能を紹介

四人麻雀DXは、豊富なローカル役のカスタマイズなど長く麻雀を楽しんでいる方にも楽しめますが、反対に初心者を助けてくれる設定も多いです。その中でも特に役立つものをご紹介します。

対局ガイド

場の状況やドラは何かなどを教えてくれるガイドです。まだどのように捨て牌を決めたら良いのかわからない場合は、右側の「おまかせ」「攻める」「降りる」を選ぶことでガイドが打牌を進めてくれます。

加えて、現段階では未実装ですが、他家の動向や自分の打ち方が相手にどう見えているのか、具体的に何をしたらいいのかなどを教えてくれる機能も今後つくようです。

対局ガイドを使用した試合は戦績には記録されないので注意が必要ですが、まずはどのように対局を進めていったらいいのか、流れを掴むにはとても便利な機能です。

アシストモード

アシストモードをONにすると、手牌の上側にそれぞれ赤い3つの目盛りと、下側に緑や黄色の印が表示されます。また、手牌の左上にどのような形式で上がれるか、「一般型」「七対子型」といった表示がされるので、上がり形式を把握することが可能です。

赤い目盛り

上家・対面・下家それぞれに対して安全牌でない牌を表す。全員に対して安全な牌は表示なし

緑の印

その牌を捨てると手が戻ってしまうという重要な牌を表す

黄色の印

緑の印以外で孤立していない牌を表す

ピンクのフィルター

当たり牌表示。他家の振聴でないオープン立直の待ち牌

オープンモード

対戦相手の手牌を見た状態でプレイできるモードです。戦績には残りませんが、相手がどのように上がりを作っていくのかを見ながら研究できるモードとなっています。

総合評価

初心者も慣れている人も、自分の熟練度に合わせてカスタマイズできる四人麻雀DX。ゆったりフリー対戦を楽しむことも、勝ち抜き戦で自分の力を楽しむこともできるので、幅広い層に使いやすいゲームだと言えるでしょう。
良かったと感じた点は、自分でルールを確認しながらカスタマイズしていけるのでより麻雀についての理解を深められることと、短時間で終えられるのでスキマ時間にサクッと1局打てること。反対に、勝ち抜き戦以外のやり込み要素はないので単調なアプリではあるかなと感じました。
オンライン対戦ができないことと三人麻雀が打てないことはデメリットではありますが、四人麻雀の一人練習用アプリとしては優秀です。

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