ニューヨークのカジノ、スロットの44億円の当たりは「無効」、代わりにステーキを御馳走され?!
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ニューヨークのカジノ、スロットの44億円の当たりは「無効」、代わりにステーキを御馳走され?!

【画像はCNN.CO.JP
米ニューヨーク市クイーンズにあるリゾートワールドカジノで、カトリーナ・ブックマンさんはスロットマシンをプレイ中、4294万9672ドル(約44億円)のジャックポットを出したとして、そのディスプレーの前でセルフィー(自撮り)を記念にパシャリ。しかしながら、金額の表示は機械の不具合によるもので、結果は無効だと告げられる憂き目に遭っていたそうです。女性には代わりに同カジノからステーキのディナーがごちそうされたそうです。

このジャックポットの金額は米国のスロットマシンによる賞金としては史上最高額となるはずだったんですが、、、、、

ブックマンさんが翌日、正確な賞金額を確かめるためにカジノに戻ったところ、残念この上ない言葉がカジノ側から告げられました。賞金内容について尋ねると、「1銭も獲得してません」との返答が帰ってきたそうで、マシンにより印字された実際の獲得金額はたったの2.25ドル。カジノ側は、これしか支払えないと言ってるそうです。

ニューヨーク州の賭博規制当局によると、ブックマンさんが使っていたスロットマシンは機械の不具合を起こして、このマシンには同カジノ内の他のものと同様、機械の不具合の場合は獲得賞金やプレー結果が無効になるとのただし書きが添えられていました。

ブックマンさんはCNN系列局WABCの取材に、「今の気持ちをどう表現していいかわかんない、身体全体から力が抜けてしまったわ~」と声を震わせながら答えたそうです。

ブックマンさんは里親の家庭で育ち、シングルマザーとして4人の子どもを育てているそうです。

  • 今回、スロットの不具合となってしまった理由とは。米国のカジノでは、同種類で複数の台数が米国中の同じスロットマシンで繋がっている、プログレッシブ・ジャックポットと呼ばれている、賭けの一部をジャックポット分としてプールして、そのジャックポットの額は誰かが当たるまでどんどん増えていく(プログレッシブ)ものがあります。ジャックポットが何十億円にもなる有名な「メガ・バックス」や、ゲームショーの名前からとった「ホイール・オブ・フォーチュン」などがその類いです。しかしながら、このブックマンさんがプレイしていたスロットはそのような機械ではなく、最高額が$6,500までのスロットマシンだったそうですよ。

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