サマーソニックの運営会社社長 清水直樹氏 は麻雀歴30年以上!
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サマーソニックの運営会社社長 清水直樹氏 は麻雀歴30年以上!

日本最大規模の都市型音楽フェス SUMMER SONIC(サマーソニック)2017 が今年もいよいよ秒読み段階です。実は、サマーソニック運営会社 クリエイティブマンプロダクション の代表取締役社長 清水直樹氏 は麻雀歴30年以上の筋金入り雀士なのです!さらに、趣味が興じてサマソニ東京アトラクション ソニックベガス に麻雀エリアが開設されることになり、既に誕生から10年以上続いています。音楽フェスのトップブランドであるサマーソニックを運営する清水氏、今回は、氏に麻雀の顔を見せて頂きたく、麻雀豆腐と麻雀王国さんでインタビューをしてきました!
[2017年8月3日(木) 株式会社クリエイティブマンプロダクションでインタビュー]

今回、2017年のソニックベガスを 麻雀豆腐 と 麻雀王国さん で共同取材致します!

麻雀王国 - 麻雀と雀荘ライフをサポート

また、イベントスタート時から参加されている 渡辺洋香(わたなべ ようこ)プロ にインタビューを行いました。インタビュー内容も掲載しているので是非ご覧ください

  • 清水 直樹 (しみず なおき)氏
  • 株式会社クリエイティブマンプロダクション 代表取締役社長
  • 1965年-静岡県生まれ-
  • 1987年-グローバル・エンタープライズに入社-
  • 1990年-クリエイティブマン・プロダクションの立ち上げに参加-
  • 1997年-代表取締役に就任-
  • 2000年-日本初2大都市同時開催フェスのサマーソニックをスタート-
  • 2012年-外資最大手のプロモーター「LIVE NATION」とLIVE NATION JAPAN合弁会社を設立-
  • 延べ1500以上の海外アーティストを招聘する実績を持つ。

サマソニとは?


サマソニとは、2000年8月からスタートした都市型音楽フェスティバルSUMMER SONIC(サマーソニック)という大規模音楽イベントのことです。東京と大阪で2日間~3日間にかけて同時開催され、出演アーティストが総入れ替えという画期的な形式が注目されています。これまで、ベック、マリリン・マンソン、バンド、ガンズ・アンド・ローゼズ、レディオヘッド、グリーン・デイ、ビースティ・ボーイズ、オアシス、ナイン・インチ・ネイルズ、ディープ・パープル、メタリカ、リンキンパーク、などなど海外のトップアーティストが出演しています。近年では日本からも驚くような大物を筆頭に多くのアーティストが出演しています。
過去のライブ情報:2000~2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

清水直樹氏へのインタビュー

麻雀王国:サマーソニックを始められたきっかけはどういったものだったのでしょうか?
清水氏:うちは、クリエイティブマンプロダクションという海外のアーティストを呼ぶ洋楽プロモーターなんですよ。それが、1990年に始まったんです。
それから、10年経って、その頃から海外ではロックフェスってゆうものが圧倒的に支持されるような時代になったんです。
日本でもフジロックという、みんなが知っているフェスが1997年に始まって、それを追いかけるように僕らが2000年にサマーソニックをスタートしたんです。
麻雀王国:当時、ロックフェスは時代の大きな潮流だったんですね。
麻雀王国:フジロックというのは、当時から成功していたフェスだったんでしょうか?
清水氏:うん、そうだね。
麻雀王国:日本でも大型のフェスが成立すると考えられたのでしょうか?
清水氏:フジロックはキャンプフェスと言って、田舎でやるフェスなんです。フェスって必ずそういったものと、あと、都市近郊でやる、もっと行きやすくて泊まらなくても楽しめるフェスの2つの選択肢あり、ファンがいるんです。僕はどちらかというと、都市近郊でやるフェスというものに魅力を感じたんですよ。当時それは無かったし、需要があると思ってスタートしたんです。
麻雀王国:都市型の大規模フェスは当時は無かったんですね。そこから毎年開催され今年で18年も続くことになるんですね。
麻雀王国:ソニックベガスはフェススタート時からあったのでしょうか?
清水氏:いやいや(笑) 流石に1回目の時はまだね、音楽以外に何か催しがあるスタートではなくて、音楽ステージも2つでしたよ。
フェスというのは、ただ単に音楽だけを楽しむだけじゃなくて、みなが楽しめるようなものを生み出さなくてはならないんです。
開催を重ねる度に色々話題のステージが出来たりして、そうゆう中の1つとして、ソニックベガスもスタートしました。
2007年から始まって今年で11回目です。
麻雀王国:ソニックベガスはカジノエリアと麻雀エリアが併設されていますが、清水社長が考案されたのですか?
清水氏:そうだね。普通、ベガスと言ったらカジノやカジノゲームを連想するよね。フジロックにもカジノエリアがあって、ちょっと飲みながらルーレットなんかで遊んだりする場所はあるんです。
ただ、そういったカジノエリアに「麻雀もある」というのは他にはなかなかないと思っていて、だったら麻雀も入れるぜ!(笑)となったんです。
自分の趣味が興じて、初回からソニックベガスに麻雀エリアも導入したんですよ。
※清水社長は麻雀が非常に好きなんです。そのお話しは後半です。
麻雀王国:麻雀エリアの反響はどうでしたか?
清水氏:麻雀エリアのコンセプトとして女流プロ雀士と対局する、というのを当時から打ち出していました。
今でこそ女流雀士の認知度はどんどん上昇し、モデルの女性(岡田紗佳さん)までもがプロ雀士となる時代ですが、その頃はまだまだ現在のような状況ではなかったんです。
女流雀士と対局しようと思ったら雀荘に行くしかなく、オープンな場で女流雀士と対局する機会はありそうでなかった。
ソニックベガスでは、誰でも女流雀士と打てる、そうゆうオープンな場を作ったんです。
麻雀王国:当時、清水社長は女流雀士というものを認識はされていましたか?
清水氏:認識はしていました。ただ、麻雀は友達同士で遊ぶことがほとんどで、雀荘へ行くことは滅多になかった。意外にそうゆう人は多いと思うんです。
つまり、女流雀士と麻雀を打つ機会がほとんどないんです。そうゆう時代の中で、女流雀士とオープンな場でゲーム性を持った麻雀を打てるというのは、なかなか面白いと思ったんです。
麻雀王国:今でこそ女流雀士が多く誕生していますが、当時は気軽に打てる機会もなかなかないですよね。
麻雀王国:カジノエリアも ソニックベガス スタート時から併設されていたのでしょうか?
清水氏:そうですね。実はカジノも好きなんです(笑)。ラスベガスやマカオにも行きましたし、オーストラリアのゴールドコーストに行った時には毎日カジノで遊んでいましたよ。
麻雀王国:そうなんですね(笑)カジノゲームだったらどの種目が好きですか?
清水氏:カジノだったらブラックジャックとバカラですね。カードゲームだね。
両方とも好きだから、そうゆう意味では麻雀もカジノも僕の中では1つなんですよ。
麻雀王国:清水社長自身の麻雀との関わりは何時からでしょうか?
清水氏:中学の時からみんなでワイワイやってたかな。受験勉強をするという理由で友達の家に集まって、実は麻雀やってたこともありましたよ(笑)。
そんなことをやりつつ、高校時代には、たしか雀荘をやってた友達がいて、その人の家は雀荘をやらなくなってしまったんですが、元雀荘ということで卓が2、3台あって、卓と言ってもまだ手摘みの時代ですよ。
それで、学校が終わってからみんなでその人の家に行ってジャラジャラやったりだとかしてましたね。
そのまま、東京に来てからも、麻雀が好きな人や地元の友達とかもいて、雀友が4、5人いたんです。彼らと会う理由に麻雀やろう、ということもあって、良く集まってた。
そうゆう感じで、やったりやらなくなったりした時期も含めてこれまで麻雀に関わってきたかな。
麻雀王国:どのくらいのペースで麻雀を打っていられたのですか?
清水氏:東京に来て音楽業界に入った22歳当時はそれほど多くはなかったです。今ほど麻雀が上手でもなかったしね(笑)
やったりやらなかったりする時期が続きました。熱が戻ってきたのはここ10年くらいかな。
業界で凄い麻雀が好きな人に出会ったり、業界の麻雀大会みたいなのがあって、それに参加してみたりで、そのあたりからまた火がついた感じです。
そうゆう流れも含めて自分の中で麻雀ブームが来ましたね。ソニックベガスもここ10年くらいで始めたので、この流れとリンクしてますね。
麻雀王国:音楽業界の麻雀大会はどなたが主催されているのですか?
清水氏:レコード会社やマネージメントや音楽出版社の麻雀好きが集まって開催していました。ただ、僕が参加したのは最後の方で、最後2回くらい参加して恒例麻雀大会は終わってしまったです。
今はその残党とやってますよ(笑)。
麻雀王国:残党(笑)
麻雀王国:麻雀は業界ごとにローカルルールがあると聞きますが、音楽業界特有なルールなどはございますか?
清水氏:音楽業界は割れ目とかチップが多かったりとか、芸能界寄りかな。東風戦がメインです。せっかちな人が多いんですよ(笑)。
麻雀王国:アーティストの方で麻雀好きな方をご存知ですか?
清水氏:麻雀好きな人はポロポロいるらしく、そうゆう話を聞きますが、意外とアーティストとやることは少ないです。以前に何度かロックバンドのメンバーや女性アーティストと打ったことはありますが、雀友の中にはいませんね。
麻雀王国:麻雀熱はまだ現在も持続しているでしょうか?
清水氏:続いてるね。人が集まったりして隙あらばやりますね(笑)。
麻雀王国:競馬やパチンコなどはやりますか?
清水氏:競馬競輪はやらないです。自分がプレイするものしかやらないので、そうゆう意味では時間が空けば偶にパチンコなんかもやったりすることがありますよ。
麻雀王国:麻雀をやってて仕事に活かせることなどありますか?
清水氏:そうだな、経営者という立場から見ると、活かされてはいると思うんだよね。
麻雀は最終的にちゃんと計算が出来ないとだめだし、ある程度、最終形としての落しどころも考えなきゃいけない。
そうゆう意味での、押し引きもあり、人の性格もいろいろ出るし、様々な要素を考える必要があるからね。
参考にはなると思う。
麻雀王国:社員同士で麻雀はやりますか?
清水氏:社員ではいませんね。社員を連れまわすのはあまり好きじゃないので。そのあたりは分けています。
麻雀王国:スマホなどでオンライン麻雀はやりますか?
清水氏:たまに子供とゲームセンターに遊びに行って、子供が遊んでる間に少し麻雀ゲームで遊んだりする程度ですね。やっぱり人と対面して対局するのが好きです。
麻雀王国:麻雀のどんなところが一番好きですか?楽しいさや醍醐味を感じる瞬間はどこでしょうか?
清水氏:麻雀は自分の中でゲームとしてパーフェクトです。ある程度の複雑さがあり、対人心理を読んだり、牌山という不確定要素があり、深いゲームだと思う。これ以上面白いゲームには巡り合ってないな。他に何十年もハマるゲームはないです。
齢を取って老齢になったら、今度はボケ対策でやり続けようかなーと思ってますよ(笑)
麻雀王国:他の業界でも、名前が知られている方にお話し伺ってみると、麻雀というゲーム性に対しての評価は高く、欠けている要素がないと言われる方が多いです。
清水氏:特にIT業界と頻繁に仕事するけど、サイバー、ミクシー、GMO、みんな麻雀チームがあったり、対抗戦やったりしているね。そのあたりの人たちは、仕事の中でも活かせるくらいの気持ちでやってるんだと思います。
麻雀王国:博報堂さとかも、麻雀部があって、顧問もいるらしいですよ。
清水氏:顧問が教えるの?すごいね!
麻雀王国:麻雀は若い層にとって、怖いかったり一部ではダサいというイメージがあるみたいです。若い層や未経験者により普及させるためには「もっとオシャレにかっこよくなってほしい」という方もいらっしゃいます。
清水氏:世の中における「かっこいい!」と言われるような仕事をしている人が「麻雀ってこんなに楽しいんだよ」って啓蒙的なことをすると、かなりイメージが変わると思う。
イメージを変えるためには、麻雀をプレイする場がもっと洗練される必要もあると思います。僕らもそうゆう意味では、サマーソニックっという音楽フェスとしてはトップブランドの場で麻雀エリアを展開することで貢献していると思うよ(笑)。
最近は女性プレイヤーがすごく増えているし、麻雀アニメなども出てきているしね。これから一気に麻雀がブームになったりするかもしれませんよ!

麻雀は非常に魅力のあるゲームです。日本や中国はもちろん、東・東南アジア各国、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパでも楽しまれています。麻雀ブーム到来は直ぐそこまで来てると思います!

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