
ラスベガスのカジノ、ポーカールームが少し変わった形で続々と再開され、大盛況のようです!
複数テーブル利用のトーナメントを早速再開するベネチアンのポーカールーム
ベネチアンのポーカールームは、カジノ再開後、早速ラスベガスで初めて複数テーブルを使ったトーナメントを開催しました。
シュートアウト形式、$250バイインで80人定員のトーナメント
ベネチアンでは、金曜日と土曜日の午前11時10分に、シュートアウト形式で250ドルのバイイントーナメントを開催しました。
トーナメント参加者の上限は80人までで、16台の5人用テーブルを利用。(通常は9人から10人掛けですので、参加者を最高160人にできるのですが、、、)
このシュートアウト形式では、次のラウンドに進む為に同じテーブルの全員を倒す必要があります。
80人プレーヤー参加の5人用のテーブル形式では、次のラウンドに残るのは、各テーブルたった一人ずつの16人の勝者のみとなります。
第2ラウンドに残った16名は、4台の4人掛けテーブルでプレーします。
そして、第2ラウンドでの4人の勝者がファイナルテーブルに進むことができます。
ラスベガスのポーカー・ゲームは、ネバダ州のゲーミング監査委員会によるソーシャルディスタンスのガイドラインにより、テーブルごとに5人のプレーヤーに制限されています。
ベネチアン、ゴールデンナゲット、オーリンズ、サウスポイントのポーカールームは、新型コロナウイルスの影響でのカジノ閉鎖が解除されてから最初に営業再開したカジノです。
キャッシュゲームアクションは、この4つの場所すべてで安定した客入りをしています。
ベネチアン、$230シングル・テーブル・トーナメントも開催中
ベネチアンでは、火曜日から木曜日の午前10時から午後4時まで、$230シングル・テーブル・トーナメントも開催しています。これらのトーナメントは、5人のプレイヤーが登録されるとすぐに開始されます。
サウスポイントでもシングル・テーブル・トーナメントを開催しています。
6月18日からは、サハラ・ラスベガスでもポーカールームが再開しています。
2月に新装グランドオープンしたばかりのサハラ・ラスベガス内のポーカールームは、ノーリミット・テキサス・ホールデム、リミット・ホールデム、ポット・リミット・オマハ、7カード・スタッド、および様々なミックス・ゲームを含むゲームメニューで再開しました。
サハラのポーカールームには、7つのテーブル、16 x 9フィート(4.8x2.7メートル)のLEDビデオウォール、施設全体に5つの追加スクリーンがあります。テーブルは5人に制限されており、毎日午後6時から午前2時まで営業しています。プレイヤーはオンラインで座席を予約する必要があるそうです。
サハラ、新規テーブルゲームの座席予約システム導入
ここサハラ・ラスベガスでは、ソーシャルディスタンスを促進するため、新しいテーブルゲーム予約システムを導入することも発表しました。
報道によりますと、ブラックジャック、ルーレット、バカラテーブルのグループ予約は、ラスベガスで初めての「Take a Seat(席に着いて)」プログラムを通じて利用できるそうです。
このシステムにより、プレーヤーは最大72時間前にオンラインでテーブルを予約できます。
知り合い同士が同じテーブルに参加できるようになっています。
他のゲームも近い将来、追加される予定です。
ベラージオ、シーザーズパレスのポーカールームも18日に開きました。
ベラージオ、プラスチックの仕切り板設置で6人用テーブルを使用可能に
ベラージオは、ポーカーテーブルでプラスチック板の仕切りを設置した6人用テーブルの使用許可をゲーミング規制委員会から得ました。マスク着用は推奨されていますが、必須ではありません。
幾つかのポーカールームと違い、ベラージオでは24時間年中無休で開かれます。
ベラージオは、トーナメントではなく、当面はキャッシュゲームのみです。
ポーカールームへのプレイヤー以外の立ち入りは禁止されています。
また、プレーヤーはその中で食事をすることもできません。
ベラージオのポーカールームは、芸能人やWSOPでも常連のプロなどを見かけることもザラで、ラスベガスの看板ポーカールームとも言えます。
元MGMリゾーツ・インターナショナルの重役で、1978年のワールド・シリーズ・オブ・ポーカーのチャンピオン、ボビー・ボールドウィン氏を記念して「ボビーの部屋」と呼ばれるそのハイステークスルームでは、世界最高峰のポーカーの達人たちによるゲームが幾度となく開かれてきました。
ベラージオが設置したプラスチック仕切り板は、全てのポーカールームにも!とは行かないようです。
プレイヤー間にプラスチック板の仕切りを設置したことで、6人掛けのテーブル使用を承認され、ベラージオはラスベガスで再開している他のポーカールームに勝っているように見えます。
他のカジノのポーカールームではプレーヤーはマスク着用が必須となっていますが、ベラージオでは、このプラスチック仕切り板のお陰で、マスク着用は推奨されるだけで、必須ではないことになっています。
各カジノによって、ポーカーテーブルに何人のプレーヤーが座るかに関係なく、どこのポーカールームも週末を通して多くのプレイヤーが集まり、十分なアクションがありました。
「私たちは再開できたことを本当に嬉しく思います」とポーカー・オペレーションのディレクターであるマイク・ウィリアムズ氏は言いました。
「間違いなくプラスの反応がありました。」。
ポーカールームでは、土曜日の一日を通して、少なくとも15のテーブルが稼働していて、時には20テーブルを超える事もありました。
ここは24時間オープンです。
ベラージオのポーカールームのハイステークスエリアである「ボビーの部屋」は、土曜日は空だったようです。
ウィリアムズ氏は、またこの「ボビーの部屋」にビッグゲームが戻ってくることを望んでおり、もしプレイヤーたちがこの週末に来ていたとしても、直ぐにその大きなゲームをホストできるよう、準備は十分できていたそうです。
シーザーズパレスもポーカールームを再開
シーザーズパレスでは、5人用テーブルを使用し、プレイヤーはマスクを着用する必要があります。
ポーカールームは木曜日から日曜日の午前10時から午前2時まで営業しています。
シーザーズパレスでは、「初手を引っ込めない」ようです。ポーカールームを運営している幹部のライアン・ビショップ氏は、仕切りを設置する必要はないと見ています。
「それなしでも、沢山のビジネスを得ています」と彼は言ってました。
「プレイヤーたちはハッピーですよ」。
シーザーズは土曜日の一日を通して10から15ゲームを行っていました。
シーザーズパレスのポーカールームは、木曜日から日曜日の午前10時から午前2時まで開いています。
ロスアンジェルス郊外のコマース・カジノも6月17日から再開しました
世界最大のポーカールームがあるロサンゼルス郊外のコマース・カジノは、6月17日、水曜日の午前6時に再開されました。
ゲームは8人掛けテーブルでプレイされますが、マスク着用が必須で、プレイヤー間にプラスチック板の仕切りがあるそうです。
オーリンズ
6月4日に再開したオーリンズでは、ベラージオと同じように、プラスチック板設置を準備しています。ポーカールーム・マネージャーのギャレット・オカハラ氏は、ポーカールームがすでに板を注文していて、木曜日または金曜日までにはインストールして6人プレイのテーブルの準備ができていることを望んでいる、とメールで言った。
オーリンズは土曜日の午後から夜までの長い間、20以上のテーブルが動いていました。毎日午前8時から午前4時まで営業しています。
「開業時の需要は滞るだろうと思っていたが、今のところ、予想をはるかに上回っている」とオカハラ氏。 「6人掛けテーブルが入れば、もっと良くなりますよ!」
サウスポイントの場合
サウスポイントは、衝立なしで6人掛けテーブルと考えています。
ポーカールーム・マネージャーのジェイソン・サンボーン氏は、カジノが6人掛けのテーブルの許可を要求している、とし、以前は推奨のみであったマスク着用を、着用必須に変更すれば、プラスチック板仕切りの必要性はないのではないかと述べています。
「ゲーミング委員会は、新しいガイドラインにおいて、マスクがプラスチック板の役割に等しいことを示したので、それらを使わずに6人掛けにしても良いと思います」と彼は言っています。
サウスポイントは土曜日のほとんどの間15ゲーム以上をやっていました。
ここは、24時間営業です。
「今までやっていたトーナメントはまだスケジュールに追加されていませんが、既にポーカーの需要は非常に高くなってます」とサンボーン氏。
ベネチアンのポーカールームのトーナメントは
最初に出てきたベネチアンのポーカールームでのトーナメント。
先週の金曜と土曜に、$ 250バイインの80人シュートアウトイベントを開催しましたが、両日ともトーナメントが始まる前に80席が売り切れました。ベネチアンはツイッターで、来週の金曜日と土曜日に同じフォーマットのトーナメントの開催し、バイインが$ 300(まだ最大80プレイヤー)に引き上げられると発表しました。
ベネチアンはプラスチック板設置を検討しているか否かを発表していませんが、この土曜日はずっと20ゲームを行っていました。
ベネチアンのポーカールームは毎日午前9時から午前1時までポーカールームが開いています。
ゴールデンナゲットはダウンタウンの老舗
6月6日から再開しているゴールデン・ナゲットのポーカールームですが、土曜日はほぼ一日中8ゲームを行っていました。
ここは 24時間営業です。
関連情報
LVレビュージャーナルより