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フィリピン、ミマロパ地方の違法ギャンブル一掃へ
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フィリピン、ミマロパ地方の違法ギャンブル一掃へ

ミマロパ地方のクリーンアップへ

フィリピンのシドニーハリス准将は、ミマロパ地方の警察幹部たちへ違法ギャンブルを一掃できなければ解雇すると警告した。ミマロパ地方では、1月から1,261人もの違法ギャンブルの逮捕者を出したにも関わらずの警告だった。その結果、この地域管理部門の発表では、違法ギャンブル摘発活動は去年より18.7パーセント増加を記録し、逮捕者も去年より22.08パーセント増加した。直近では、9月12日から18日の間で、158名の拘束者を出している。5つの州警察と1つの自治体警察は41通りの作戦を実行し、結果、42,760フィリピンペソの罰金を賭け金に科している。

ミマロパ地方
ミマロパ地方とは、フィリピン西部の地方で、ミンドロ(Mindoro)・マリンドゥク(Marinduque)・ロンブロン(Romblon)・パラワン(Palawan)の4つの州の頭文字をとりミマロパ(Mimaropa)と呼ばれる。かつてはカラバルソン地方と共に南タガログ地方と呼ばれていたが、2002年5月17日に2つに分割された。

フィリピンでギャンブル取り締まり強化の動き

フィリピンはフィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーター(POGPs)の今後につていの議論へも配慮している。すべてのオンラインゲームを禁止する議論もあるが、その動きが経済に深刻な打撃を与えるのではないかという心配もある。
Leechiu Property ConsultantsのCEOデイビッド・リチュウ氏はオンラインゲームを禁止することは、フィリピンのオフィス、家賃、所得税、光熱費、賃金などに一年間で2000億フィリピンペソの負担をかけることになるだろうと語っていた。リチュウ氏はまた、政府はおおよそ58億フィリピンペソ(約142億円)の損失を負うことになり、またフィリピンアミューズメントゲーミングコーポレーション(PAGCOR)は、52億5千万フィリピンペソ(約128億5千万円)の収益を失うことになり、そして、もし残っているフィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーター (POGOs)が撤退したら、34万7千人の労働者は職を失う事になるだろう、と話している。

フィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーター (POGOs)
フィリピン・オフショア・ゲーミング・オペレーターとは、フィリピン国内で運営されている、オンラインカジノなどのオンライン賭博ゲームをフィリピン国外に提供する事業者のことで、「Philippine Offshore Gaming Operators」の頭文字を取って「POGOs」とも呼ばれる。
フィリピンアミューズメントゲーミングコーポレーション(PAGCOR)
フィリピンアミューズメントゲーミングコーポレーション(PAGCOR)はフィリピン政府が運営する、ゲーミング管理公社で、「the Philippine Amusement and Gaming Corporation」の頭文字を取って「PAGCOR」とも呼ばれる。POGOsはPAGCORからライセンスを取得し、運営する必要がある。

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