
ブラックジャックのアクション(ハンドシグナル)を覚える!
ブラックジャックのアクション
ブラックジャックでは、プレイヤーは配られたカードに対して、カードの追加や、カード追加の終了、降参、など様々な選択をしてゲームを進行させます。そして、これらの行為をアクションと呼びます。
プレイヤーは自身が選択したアクションをディーラーに対して明確に伝えなければなりません。そのために、発声と共にハンドシグナルを用いて意思表示を行います。
アクション一覧
- ヒット(Hit)
- スタンド(Stand)
- スプリット(Split)
- サレンダー(Surrender)
- ダブルダウン(Double Down)
- インシュアランス(Insurance)
- イーブンマネー(Even Money)
オンラインカジノではボタンをクリックすれば済みますが、ランドカジノでプレイする場合、これらアクションのハンドシグナルを覚えることが必須となります。
各アクションとハンドシグナル
続いて、各アクションの内容とハンドシグナルの仕方をご紹介します。
ヒット(Hit)
ヒットとは、ブラックジャックの基本中の基本のアクションとなります。
プレイヤーに配られたカードにもう1枚カードを追加することをヒットといいます。ブラックジャックでは、ハンド(手持ちのカードの合計)が21を超えない限り好きなだけヒットを行うことが可能です。
ヒットのハンドシグナル
ヒットを選択する場合、人差し指と中指でテーブルを2回叩きます。これにより、ハンドにカード1枚が追加されます。
※人差し指1本でもOKです。
スタンド(Stand)
スタンドはヒットと同じく基本中の基本アクションですが、ヒットとは逆に、これ以上手持ちのカードに追加せず、ハンドを確定するというアクションです。プレイヤーはスタンドを宣言した時点でのハンドでディーラーと勝負することになります。
スタンドのハンドシグナル
手の平を下に向けた状態で、1度または2度左右に手を振ります。
これにより、スタンドを宣言しハンドを確定させることができます。
スプリット(Split)
最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった場合に、配られた2枚のカードを2つに分け、別々のハンドとしてプレイを続行することができます。ただし、最初に賭けた金額と同額の賭け金が必要となります。
また、スプリットを宣言すると自動的に1枚づつヒットとなりますが、1枚しかヒットできない場合もあるので注意が必要です。
スプリットのハンドシグナル
人差し指と中指をテーブルに置き、人差し指を左に、中指を右に動かし広げます。
配られた2枚のカードが同数だった場合、ディーラーが「スプリット?」と聞いてきます。その時にスプリットのハンドシグナルを行いつつ賭け金と同額のチップをテーブルに置きましょう。そしてディーラーがカードを2つに分けた時点でスプリット完了です。
サレンダー(Surrender)
サレンダーとは直訳すると降参・降伏と言う意味で、ブラックジャックでは、賭けた金額の半分の金額を支払ってゲームを降りることをサレンダーと呼びます。プレイヤーすべてに2枚づつカードを配り、ディーラーのアップカードとホールカードが揃った時点でサレンダーにするかどうか選択します。手持ちの2枚のカードとディーラーのアップカードを確認し、明らかにプレイヤーが不利な場合はサレンダーすることも考慮しましょう。
サレンダーのハンドシグナル
プレイヤー・ディーラーすべてのカードが配り終わった時点でサレンダーするかどうか選択します。サレンダーは、人差し指をテーブルに置いて左から右に動かします。これにより、サレンダーとなり、賭けた金額の半分を没収されゲームを降りることになります。
ダブルダウン(Double Down)
最初に配られた2枚のカードに、賭けた金額と同額を追加して1枚だけカードを追加するオプションです。
例えば、最初のカードの合計値が11となった場合、10のカードが来ることに賭けてダブルダウンを選択することができます。
ダブルダウンのハンドシグナル
ダブルダウンにはハンドシグナルはありません。では、どのように宣言するのでしょうか。
ダブルダウンを選択したい場合は、ベットエリアに最初に賭けた金額と同額のチップを置くことで成立します。
インシュアランス(Insurance)
インシュランスとはディーラーがブラックジャックかどうかについて保険を賭けるオプションです。追加で掛け金の半額を掛けて(保険として)ゲームを進めることができます。
ディーラーがブラックジャックとなると、インシュアランス的中となり、最初の掛け金の半額の倍、つまり掛け金額と同等の配当を獲得できます。
インシュランスのハンドシグナル
インシュランスにはハンドシグナルがありません。インシュランスを行いたい時は、メインとなる掛け金の半額を所定の場所に置きます。
イーブンマネー(Even Money)
イーブンマネーとは、自分のハンドが最初の2枚でブラックジャック(合計が21)となっていて、なおかつディーラーのアップカードがA(エース)であった場合にのみ選択できるアクションで、ブラックジャック成立時の配当である1.5倍を放棄して通常の1倍の配当を受け取ります。ディーラーもブラックジャックを成立させて引き分けとなると配当を受け取ることが出来ないので、配当を減らしてでも確実に受け取ることを選択します。
イーブンマネーのハンドシグナル
イーブンマネーにはハンドシグナルがありません。「イーブンマネー?」のように、ディーラーが聞いてくるので、その都度「イエス」「ノー」といったように言葉で意思を示しましょう。
ディーラーのハンドシグナル
プッシュ(Push)
プレイヤーが行うハンドシグナルではありませんが、ディーラーにも独特のハンドシグナルのようなジェスチャーがあります。それは、ディーラー・プレイヤーのハンドが同数になり、プッシュとなった場面です。
それぞれの勝敗が確定しチップを配る際、プッシュの場合、ディーラーはテーブルを拳で1~2回ほど叩き「プッシュ」と宣言します。これにより引き分けが確定します。もちろん引き分けですので、チップのやり取りは発生しません。
完璧を目指さず気軽にチャレンジ!
ご紹介したアクションとハンドシグナルは、リアルカジノでプレイするために是非覚えてください。しかし、これらを全て完璧に覚えなければプレイが出来ないわけではありません。
まずは、基本となるヒット、スタンド、サレンダーだけでも覚えれば、初心者なら十分プレイできるでしょう。
また、場所によることはありますが、初心者でもディーラーがハンドシグナルを教えてくれる場合があります。すべて完璧に覚えておかなくても気軽にプレイできるので、勇気をもってチャレンジしてください!