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オカダマニラ、ナスダック上場が中止になる
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オカダマニラ、ナスダック上場が中止になる

ユニバーサルエンターテイメント社が26 Capital Acquisition Corpとの取引を終了

ユニバーサルエンターテイメント社は、米国上場の特別目的買収会社(SPAC)である26 Capital Acquisition Corpとの取引を終了しました。

ユニバーサルエンターテイメント社は26 Capital Acquisition Corpとの合弁契約を終了することを発表しました。この動きは、アメリカに上場しているフィリピンのカジノリゾート、オカダマニラに関連しています。

また、ユニバーサルエンターテイメント社は、26 Capitalによる契約違反を主張し、7月10日に裁判を予定しています。26 Capitalはこの申し出を根拠がないものだとし、この訴訟には意味がないと主張しました。

2021年10月に発表された合弁契約は、ユニバーサルのナスダック上場と、2022年9月にオカダ・マニラの経営権を取り戻したフィリピンの子会社のタイガー・リゾート・アジアとの統合を意図したものだった。

しかしながら、ユニバーサルエンターテイメントは26 Capitalが米国証券取引委員会の証券取引法規を無視し、投資家を欺いたとし、契約の中止を求めました。本来は2022年6月に契約が結ばれる予定でしたが、その後、2023年9月30日へと変更が決まっていました。

26 Capitalは、「取引を完了させ、合併会社のコーポレート・ガバナンスを改善することに引き続き全力を尽くす」と述べました。

2023年2月に26 Capitalはアメリカのデラウェア州でユニバーサルエンターテイメント社を提訴しました。26 Capitalはユニバーサルエンターテインメントグループの対応が手続きの遅れを引き起こしていると非難、約束していた手続きを速やかに完了するよう命じてほしいと訴えを起こしていました。

オカダマニラとユニバーサルエンターテイメント社について

オカダマニラはフィリピンにある統合型リゾートです。2016年にオープンし、オカダマニラを創業したユニバーサルエンターテインメント社の当時の会長、岡田和生氏の名前を取り、「オカダマニラ」という世界唯一の日本人の名前が付いたカジノホテルです。

ユニバーサルエンターテイメント社は、パチンコ・パチスロ機器の開発販売を行う日本企業であり、統合型リゾート開発に関わる数少ない日本企業でもあります。

オカダマニラの名前となった岡田和生氏は、現在ユニバーサルエンターテイメント社の経営から退いており、そして岡田氏とオカダマニラの経営についてはゴタゴタとした騒動が続いています。

岡田和生氏は2017年に自信の息子が中心となったクーデターにより、ユニバーサルエンターテインメント取締役会長を解任されました。

その後2022年5月に、岡田氏は元取締役らと共謀してオカダマニラを占拠し、運営会社「TIGER RESORT,LEISURE AND ENTERTAINMENT,INC」の役員強制退去、従業員の不当解雇行い、映画のようなオカダマニラ奪回ともいえる行動を起こします

数か月間、岡田派がオカダマニラの運営を行いましたが、フィリピンのカジノ運営公社「PAGCOR」が2022年9月に岡田氏の運営を認めないことを決定。ユニバーサルエンターテインメントグループが、フィリピン国家警察の支援を受け運営権を奪還しました。オカダマニラを巡って、元運営側といえる岡田派と現運営のユニバーサル派の争いが起きています。現状は、ユニバーサル派が優勢と言えるでしょう。

まとめ

オカダマニラのアメリカ上場は2021年に発表され、話題になっていましたが、とうとう実現しませんでした。オカダマニラの業績自体は好調だという報道を目にしますが、経営権の争いなど問題が続いている印象もあります。

参照元:Focus Asia Pacific

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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