ステーションカジノがラスベガス郊外に新たなリゾート施設を建設
ステーションカジノは新施設のために4エーカーの土地を購入
ステーション・カジノ社は、ウエスト・ヘンダーソンエリアに600室のホテルとカジノの建設を目指し、ラスベガス・バレーでの事業拡大を目指しています。市議会は12月13日、Bicentennial ParkwayとVia Inspiradaにある4エーカーの市の所有地を約200万ドル(約2億7,341万)で売却することを承認した。
ステーションカジノ社は、ラスベガスにあるレッド・ロック・カジノ&リゾート(Red Rock Casino Resort & Spa)とグリーン・ヴァレイ・ランジ・リゾート・スパ・カシノ(Green Valley Ranch Resort Spa)に似た"インスピラーダ・ステーション(Inspirada Station)"という名前の施設の建設を計画している。売買契約はステーションカジノの親会社の関連会社であるNP Inspirada LLCと結ばれた。
このリゾート施設は80,000平方フィートの広さのカジノ、600室の客室を持つホテル、4つのレストラン、11店舗のフードホール、ボーリング場、映画館を備えているのが特徴です。ステーションカジノは3つのフェーズでこのリゾート施設を建設する予定です。工事は2024年1月より始まり、2025年3月にオープンする予定です。
地元メディアKSNV News 3 Las Vegasは、ステーションカジノ社は既に50エーカーの土地をこのプロジェクトのために所有しており、将来的に駐車場を建設する可能性があるため、市有地が必要であると語ったと報じている。
ステーションカジノは、サウスウエスト・バレーに来年オープン予定の新たなリゾート施設デュランゴ(Durango)を建設しています。経営陣は2030年までに資産を二倍にしたいと語っていますが、デュランゴが完成し稼働するまで、新たな施設を建設しない予定です。
ヘンダーソン市の協力
このヘンダーソンの二大プロジェクトは、市議会の議決を経て前進することになった。市有地売却に加え、ヘンダーソン市はLake Mead parkwayの外れ、現在は取り壊されているフィエスタ・ヘンダーソン・カジノ・アンド・ホテル(Fiesta Henderson Casino and Hotel)があった土地を購入しました。
市議会は、ステーション・カジノと35エーカーの土地の取引を成立させるために、3200万ドル(約43億7,457万)を使用することを承認した。市は、青少年スポーツのための屋内マルチスポーツ施設を建設する計画である。
ヘンダーソンの経済開発観光ディレクターであるジャレッド・スミス(Jared Smith)氏は、市はこれから計画プロセスに入り、この施設がどのような見た目で、どのような雰囲気になるか"ほかに何がこの施設に必要になるか"を決める手助けになると語っている。
スミス氏は、このプロジェクトでは、フィエスタが閉鎖されたときに失われた快適な環境のいくつかを取り戻したいと考えている、と語った。「レストランやショッピング施設の看板をこのスポーツ施設にいる人々だけでなく、ダウンタウンやイーストサイドの住人が見ることが出来たらとっても喜ばしいことです。」と語っている。
まとめ
ヘンダーソン市は、ラスベガスの中でもカジノが多く集まる"ラスベガス・ストリップ"から少し離れた郊外に位置します。ステーションカジノ社の建設しているインスピラーダ・ステーションは、ラスベガス郊外の新たな観光地となるかもしれません。
参照元：YOGONET GAMING NEWS
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