カンボジア首都プノンペンで2,000件の違法ギャンブルが摘発

カンボジア首都プノンペンで2,000件の違法ギャンブルが摘発

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カンボジアで違法ギャンブル摘発強化

カンボジアの首都プノンペンとカンダル州で警察は152名を逮捕した

プノンペン警察は2,000件の違法ギャンブルが行われているとみなしており、厳重な取り締まりの結果、152名の逮捕者を出した。現地新聞紙クメールタイムズによると、フン・セン首相はカンダル州では700か所、プノンペンでは1,000か所のギャンブル施設が当局によって特定されている、と話している。

フン・セン首相は、もし許可のない宝くじ会社が運営を続けるなら、運営を辞めるべきだと話しており、首相はそれらの会社を特定するように命令しており、その結果彼らは摘発され逮捕された。また、この働きは人身売買の減少、地域の安全の強化や社会秩序の維持につながると、首相は話している。

プノンペン
プノンペンとはカンボジアの首都であり、行政、文化、経済の中心地。カンボジア最大の空港、プノンペン国際空港があり、成田国際空港-プノンペン国際空港間で1日1往復直行便が出ている。1991年に内戦が終息してから、日本企業も積極的に進出しており、2014年にイオンモールプノンペン、2015年東横プノンペンがオープンした
カンダル州
カンダル州とは、11の群で構成されているカンボジアの州の一つで、カンボジア南部に位置しており、州都はタクマウ。カンダル州はブノンペンの周りを取り囲んでいるが、ブノンペンは独立した地方行政区画である。

カンボジアの違法ギャンブル取り締まりの現状

カンボジアの財務省ギャンブル運営員会事務総長であるロス・ペールンは、カフェや店舗で行われている違法ギャンブルをシャットダウンするように促している。ベールン氏は、これらの違法ギャンブルは、カンボジアギャンブル規制委員会(the Cambodian Gambling Regulatory Committee, CEC)のライセンスを取得していない、と話している。

そしてペールン氏は、国内でわずか60カ所のカジノがゲーミングライセンスを取得しているが、140カ所運営しており、これはいかに違法ギャンブルが成長しているかを示している、と語っている。また、取締機関は様々なタイプの違法ギャンブルを確認しており、関係省庁や地方自治体は、より取り締まりを強化するとも話している。

内務省のスポークスマンであるキュー・ソペアック将軍(General Khieu Sopheak)は、「私は違法ギャンブルは地域社会レベルで行われていると考えている。もし人々が協力し、当局への通報やその地域で行われている違法ギャンブルの情報を提供して頂ければ、我々は違法ギャンブルを摘発することが出来る」と話している。

カンボジアは9月、中国との国境を越えたギャンブルについての協定を更新した。最初の協定が2019年3月に結ばれたときに、カンボジアはオンラインギャンブルを禁止した。そしてまた、オンラインギャンブル問題への取り組みに関する合意文章をタイと交わした。

参照元:Focus Asia Pacific

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