
スペインプロサッカーチームの半数が国外スポーツブックに合意
一部サッカーチームがスペイン国外のスポーツベットに合意
スペイン一部リーグ「ラ・リーガ」に所属する半分のチームが、アジアやラテンアメリカなどのスペイン国外のスポーツベットオペレーターたちに合意した。スペインメディア「Palco 23」によると、ラ・リーガに所属する20チームの内、10チームがスポーツベットに合意し、セビリアを本拠地にするレアル・ベティスは、Olybet, RB88, Vwin、そして最近RojaBetと、最も多くの契約を結んだ。
このRojaBetとの契約について、レアル・ベティスは「我々はラテンアメリカマーケットでの地位と感心を強め、この動きはこの地域にとって、多くのファンと選手の結束を強めていくことになる。」と簡潔な声明を発表した。あるスポーツベットオペレーターは、「大きな楽しみと興奮をもって、レアル・ベティスはをRojaBetファミリーに迎えたい。我々は、"キャプテン"ブラーボと"エンジニア"ペレグリーニと共に、ヨーロッパでも最も大きなクラブの一員になれることを誇りに思う。」とチリ代表のゴールキーパーと監督について言及しながら話している。
アジアのスポーツベットも多くのスペインチームと契約
同じく、Palco 23はアジアのオペレーター「Wolf777」がRCDマジョルカ、ヘタフェFC、レアル・バリャドリード、セルタ・デ・ビーゴ、といったチームと契約を結んだことに言及し、つまりこの会社はこれらのチームのイメージをアジアで使用することができる。そして、Palco 23はレアル・マドリードがSportybetとCodereといったスポーツベットと契約し、FCバルセロナが1XBetというスポーツベットと契約したことについても触れた。
そして、アトレティコ・マドリードが中国のブックメーカーAyxと地域同盟を結び、CAオサスナ似た同盟をBet365と結び、ビジャレアルCFはFifo 88と契約した。
しかし、スペイン国外のブックメーカーとの契約を禁止する動きもあり
Palco 23によると「いくつかの大きなチームは、彼らの知識と国外の名声によって、利益を得ることができるが、その他多くのチームは、十分な利益を得ることはできないだろう」と言及している。そうしている間に、こういったスペイン国外のブックメーカーとの契約が、勅令によってスポーツブックの広告か、ゴールデンタイムの試合のテレビ放送を禁止にする、というニュースも伝えている。
ラ・リーガによると、このスポーツブックがサッカーチームのスポンサーになることを禁止する法令は、9,000万ユーロ(約125億8千万円)の損失になり、いくつかのチームはメインスポンサーがいない最後のシーズントーナメントを迎えることになる、と指摘している。