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フィリピン地方裁判所、岡田和生氏と関係者の逮捕を命令
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フィリピン地方裁判所、岡田和生氏と関係者の逮捕を命令

岡田氏と関係者を窃盗の容疑で逮捕命令

オカダマニラが発表した声明によると、フィリピンのパラニャーケ地方裁判所は、昨年、統合型リゾート"オカダマニラ"を強制的に運営権を奪い取った際に、資金を吸い上げたとして、岡田和生氏とその関係者たちの逮捕を命じました。

地域裁判裁判所第274支部Regina Paz A. Ramos-Chavez裁判長は、岡田和生氏、アントニオ・コファンコ(Antonio O. Cojuangco)氏、ディンド・エスペラータ(Dindo Espeleta)氏など10人を「適格窃盗(qualified theft)」の容疑で逮捕状の発行を命じたとオカダマニラは述べています。

フィリピン改正刑法第310条の規定に基づき、「適格窃盗」は重大で悪質な窃盗罪であり、他の形態の窃盗よりも高い刑罰が科されます。

オカダマニラの発表した声明によると、この窃盗は、「2022年のオカダマニラのカジノケージ(チップから現金に両替する場所)から合計約5億ペソ(約12億7,000万円)を奪い取った」述べました。

またこの声明では、ラモス=チャベス判事が被告人全員に対する刑事手続きの一時停止または延期の申し立てを却下したと主張し、司法省長官に対する上訴は、上訴に関する国家検察庁規則に従い、公判廷での手続きを保留するものではないと説明しました。

そして、「パラニャーケ地方裁判所は、被告人全員に対して逮捕状を発行する相当な理由がある。被告人の反訴は、証拠としての性質上、本格的な裁判の中で徹底的に洗い出されるのが最善である」と、岡田氏側からの申し出を却下し、裁判を続行することを決定しました。

2022年5月にオカダマニラの経営権を奪還したことが発端

フィリピンの最高裁判所が「Status Quo Ante Order(SQAO)」(=論争前の状況を確保するために課す、という意味)を発令し、オカダマニラの運営会社のタイガー・リゾート・レジャー&エンターテインメント社(Tiger Resorts, Leisure and Entertainment Inc、略称TRLEI)の経営陣を、2017年に岡田和生氏が追放される以前の状態に一時的に戻すよう命じたことに応じて、岡田和生氏の代理人は、2022年5月31日にオカダマニラを襲撃し、この施設のコントロールを強制的に奪いました。

岡田氏のグループはオカダマニラを三か月間占拠しましたが、司法局はこのSQAOは岡田氏に支配権を与えるものではないとし、2022年9月上旬、TRLEIの親会社であるタイガー・リゾート・アジア(Tiger Resort Asia、略称TRAL)が支持する運営陣に、支配権が戻りました。

その後、TRALが支持する経営陣が訴えた告発状によると、岡田和生氏のメンバーである、アントニオ"トニーボーイ"コアンコ(Antonio “Tonyboy” Cojuangco)氏、ディンド・エスペラータ(Dindo Espeleta)氏、弁護士のフロレンティーノ"ビンキー"エレーラ(Florentino “Binky” Herrera)は、最高裁判所の承認がないにも関わらず、オカダマニラの運営陣のメンバーに違法に就任したと記されています。

昨年の7月、TRALが支持する経営陣は、岡田和生氏の代理人がオカダマニラのカジノケージから直接資金をまき散らし、それによって銀行口座が凍結したと告発していました。

10月には、フィリピンの司法局の検察官は、岡田氏と関係者数名をカジノ施設の占拠に関連した「直接暴行」、「重大な強要」、「軽度の身体的傷害」、「不当な侮辱」の疑いで起訴しました。

まとめ

岡田和生氏はユニバーサルエンターテイメント社の創業者であり、オカダマニラのオープン当時のオーナーで、オカダマニラの名前も岡田氏の名前を取って名付けられた施設ですが、現在は息子を中心とした家族により、会社からもオカダマニラの経営からも追い出されることになってしまいました。それ以降、オカダマニラを巡り騒動が起きていましたが、この裁判により新たな展開を迎えることになるか、今後の動向に注目です。

参照元:Inside Asian Gaming

ここでご紹介している内容は情報の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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